本の虫、中毒日記

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Fujisaki

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岡山の戦災/野村増一
先日読んだ『わたしと岡山大空襲』に引き続き、岡山の戦争の被害に関する本を読んでみました。

タイトルは『岡山の戦災』で、岡山空襲の戦災や岡山市の戦災に限った内容ではありません。
なので水島の軍需工場が受けた空襲、そして玉野市が受けた空襲に関する記述もあります。
ただし、物凄く短い記述です。
冒頭で岡山県が空襲を受ける前の戦局、そして受けるようになった頃の状況、水島の軍需工場の空襲、玉野市の空襲…と続いて、23ページ目から165ページまでが岡山空襲です。
ほぼ岡山空襲に関する内容ですね。
ただし岡山空襲だけがやたら細かく掲載されているのかというとそうでもありません。
被害が大きかった(岡山空襲の被害は全国でも8位の被害だとされます)だけにデータや写真が多くあるのは事実ですが、残りの大半は空襲の被害に遭った方々の手記で占められています。

数字やまとめられた記録はとても大切です。
それなしに何かを学ぼうとしてはいけないと思います。
ただデータだけでは知れない事もある筈です。
戦争と言うものがいかに悲しいものなのかを知るのには、実際に戦争を生きて体験してきた人たちの言葉が大切なのだと思うのです。

また資料としてもデータに表現されない事も多いのです。
例えば西川や防火水槽の中でも沢山の人が死んでいます。
データだけでは空襲で熱くて水の中に入って死んだのか、水の中なら大丈夫だろうと思って入ったら空襲の余りの勢いに川や防火水槽の水さえも熱されてしまっていたのか…。
データから読み取れるのはそういう事なのだと思います。
でも手記を読んでいると第三の選択肢も見えてくるのです。
火で爛れながら死ぬのか、水の中で…少なくとも爛れる事はなく死ぬのか。
その二択で、水の中に入っても死ぬと判っていながら入水していった人もおられるのです。

戦争と言うのは、本当に悲しいものですね。
少しずつでも勉強して、僕自身は戦争を知らない世代でも、次の世代に語り継いでいける事を蓄積したいと思います。




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