本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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“文学少女”と神に臨む作家 上/野村美月
最近、ちょっと目が病気がちでブログをお休みしていました。
文字を読むのが辛い、地獄のような毎日でした( ̄∇ ̄;)
ということで、本を読む喜びを堪能しようと文学少女の最終巻を読んでみました。

上下巻の二部作、まずは上巻を読んでみました。

作品の時系列は戻り、受験シーズンになります。
主人公の井上心葉は恋人の琴吹ななせと順調に交際を続けていた。
バレンタインシーズンに二人はお互いの家を行き来するなどの楽しい計画を立てていた。
しかしその一方で、卒業をしていなくなってしまう天野遠子の事もさびしく感じつつあった。
そんな時、天野遠子の弟である流人から井上心葉に小説を書いて欲しいという頼みが持ち込まれる。
遠子の作家である井上心葉に、である。
再び小説を書く事を拒否する心葉に対して、流人は様々な策略を巡らせて彼に小説を書かせようとする。
彼の必死な願いの影には、天野遠子や彼自身が抱える家庭の秘密があるのだった…。


ここまでのシリーズは作品の主要人物の誰かが中心となり、その人が抱える心の重みを文芸部である天野遠子、そして井上心葉が文学小説になぞらえながら解決していくというスタンスを取ってきました。
しかし最終巻でその中心となるのは、天野遠子自身です。

流人の母親と一緒に暮らす彼女の両親、そしてその死や、幼少期…。
今まで触れられなかった遠子のプライベートが見えてきます。
またこれまで微妙な距離を保ったままだった井上心葉への気持ちも。

全てが明らかになるのは下巻ですが、いつになく天野遠子がか弱く見える作品です。
ちなみにテーマになるのはジッドの『狭き門』です。
この本を知っている人なら…、テーマになる作品を知った時点でちょっと結末が見えてしまうような気がするので、もし未読の方は読まずにおいてたほうがいいと思いますよ。
これまでの作品に無いくらい、内容の説明は出てきますから(笑)。




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