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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
香水心中/横溝正史
香水心中を読んでみました。

金田一耕助シリーズとしては、名作と名高い『百日紅の下にて』や、収録されている短編集の表題作となる『殺人鬼』などの影で、ちょっと印象の薄い作品ですね。

金田一耕助は有名な香水メーカーの社長に請われて、等々力警部を連れてある事件の調査に赴いていた。
遠路はるばる目的地へやってきた金田一耕助だったが、そこで依頼を取り下げられてしまう。
しかし用意された宿はあるし、旅行を楽しもうと気持ちを切り替えたところへ、再びやはりお願いしたいという知らせが飛び込む。
香水メーカーの跡継ぎ候補だった男性の一人が、なんと心中しているのを発見されたのである。
その心中へ不審を抱き、せっかく金田一耕助がきているのだから…と、依頼へ訪れたのだった。
遺体へかけられた夥しい香水の香り、そして心中のはずなのに先に死んだと思われた女性の死亡時刻が噛み合わない事…個の二つの疑問点から、事件は意外な展開を見せる。


夥しい香水にむせ返る殺人現場。
そして食い違う死亡時刻…。
更に後半は犯人の独白に、犯人の自殺。

すっごく王道の金田一耕助作品です。
一番短くて一番横溝正史さんらしい作品はどれ?と聞かれれば、僕はこの作品を挙げたいくらいです。
等々力さんと金田一耕助の短い憩いの時も楽しそうですしね♪



テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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