本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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"文学少女"と穢名の天使(アンジュ)/野村美月
文学少女シリーズの続編を読んでみました。

今回のテーマとなるのは、シリーズに登場してきた中でも名作中の名作、『オペラ座の怪人』です。
この作品もファントムを中心に色々な解釈が行われる作品ですね。
物語の中に登場する人物と、ファントムへの解釈が数パターン混ぜてあります。
この作品を読む前後どちらでも構わないと思うので、作品に目を通して、著者のギミックを楽しむのもありかと思います。

今回の作品で中心にやってくるのは、今まで判り易いツンデレキャラを演じ続けてきた琴吹ななせです。
作品は順調にクリスマスシーズンへ進んでいく為、天野遠子は受験に専念する為に文芸部を休止させてしまうので、物語の中盤までは余り登場することがありません。
主人公の井上心葉に冷たく、しかし熱烈に接してきた彼女にある事件が起こります。

親友で音楽の勉強を続けていた夕歌が行方不明になってしまったのである。
彼女を心の支えにしていた琴吹ななせは、井上心葉と一緒に彼女を探すことになる。
しかし彼女の身辺を調べていく内に、いくつかの不穏な事実に行き着く。
家族の心中と、彼女がしていた危険なアルバイトとは…?
そして彼女が失踪してしまった本当の理由とは…。


琴吹ななせに関してはツンデレがデレデレになってしまいますね。
規定路線というか。
前作で中学校の頃の井上心葉、そして彼が見つめていた少女を知っていると告白した彼女。
その思い出が明らかになると同時に、美羽に関してもかなり詳細な情報が出てきます。
ただしその多くは前作でも結構出てきた情報で、今作はあくまでも物語を核心部へ進めていく前に、井上心葉&琴吹ななせという関係を固めておく為に作られたものみたいです。

この作品の中で井上心葉は二人の自分と良く似た人間と出会います。
一人は失われた才能を狂おしく求める人、そしてもう一人は手にした才能から逃げようとする人。
幻のはずだった井上ミウの第二作目が、どのような形に進んでいくのか…。
進展が気になる終わり方です。





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