本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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文学少女2-“文学少女”と飢え渇く幽霊/野村美月
色々なクラシカルな作品をモチーフとしたライトノベル、続編の『“文学少女”と飢え渇く幽霊』を読んでみました。

本作でモチーフとなるのはエミリー・ブロンテの『嵐が丘』です。
エミリー・ブロンテはブロンテ姉妹としても著名な、芸術家三姉妹の真ん中に当たる方ですね。
嵐が丘は彼女の没後に人気を博したと言う、彼女にとって唯一の長編小説になる作品です。

本作では文芸部が掲げているポストへ入れられる謎の手紙、そして夜の校舎を歩き回る謎の少女…という設定と、嵐が丘の設定をたくみに重ねながら物語が進んでいきます。
前作に引き続き、嵐が丘のような実在の物語に重ねられるのは主要登場人物であると同時に、主人公である井上心葉自身でもあります。
特に謎の作家として中学生にしてデビューし、そのトラウマから小説を書くという事をやめてしまった彼と、若くして他界してしまった為に嵐が丘の次の作品が発表されることの無かった著者のエミリー・ブロンテとを重ねる描写は面白いものがあります。

世の中にはお亡くなりになってしまった方や、一作のみで表舞台から去った方、ただただ寡作な方もおられますが、『たられば話』で、続編があれば…という想像を、僕たちはしてしまいます。
その想像を、今回は井上心葉自身もするんですね。
自分がもし次の作品を書いていたら…?
彼自身の心境の変化と言うのも、今後期待して読んでいきたいですね♪

他にも登場人物のキャラクターが前作と比べると色濃く描かれています。
有名な文学作品も登場することですし、ライトノベルを普段は読まないという方にもお勧めしたい作品です。




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