本の虫、中毒日記

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Fujisaki

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基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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自衛隊救援活動日誌-東北地方太平洋沖地震の現場から/須藤 彰
この一年を振り返ると、EUの経済的な問題や、郷土では地元の大企業である林原の破綻など、色々と有りましたが、やはり忘れられないのは東日本における震災でした。
多くの犠牲者が出ましたし、社会的にも今後の課題となる色々な問題も噴出しました。
しかしそれに負けないくらい、日本人の心の温かさ、強さを感じさせられる出来事でした。

そんな記録として、今回は復興に当たった自衛隊の指揮官補佐として部隊に帯同していた須藤 彰さんの日記を読んでみました。

この日記は、須藤さんご自身のごく私的な日記でした。
それが出版されるようになった経緯は、時の防衛大臣秘書官である方と、須藤さんがお知り合いで、現地スタッフの生の声を聞きたいと言う思いに応える形で日記を渡した事だったそうです。
その内容に感動した秘書官の方が周囲の方に勧めて読んでいる内に、出版と言う運びになったのだそうです。
ちなみに私的な日記がそういった経緯で多くの人に読まれるようになった事に関して、須藤さん自身は『嬉しいような困ったような、複雑な心境』と語り、出版に関しては『ようやく覚悟を決めました』と綴っています。
それくらい、私的な感情をも含む日記なのです。

だからと言って、この本を読む人が、もし自衛隊の方の心境や活動内容だけを読めば充分でしょう?と思うのであれば、それは違うと思います。
多くの人が家族を失ったり、知人と離れ離れになったり…。
そういった環境の中で感じた感情というのは、私的なものも含めて、今回の震災の克明な記録であると同時に、大切な資料そのものだと思います。
例えば日記の初日に綴られる、現地の状況に関する記述で教科書で見た終戦直後の日本の写真と例えるシーンが有りますが、これは恐らくプロのライターさんが書けば、こういう記述はしないと思うのです。
だからこそ、伝わってくるものはあると思います。

自衛隊の中の人であると同時に、リアルタイムで震災と戦った一人の人としての、とても興味深い日記でした。




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