本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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ホームズ探偵学序説/水野雅士
ちょっと変わった形のホームズのパスティッシュ作品を読んでみました。

正典中でホームズがその作業をほのめかしていた、探偵としての知識などを纏めた物が、実在したのではないか?という形で描かれています。
ワトソンが公表しなかった事件の記録をまとめていると言うブリキの箱から出てきた!という設定の作品は多々見られますが、手法としては同様の物です。著者も99%は偽者だとしつつも、もしやの可能性で…と、謙虚な書き方をしています(笑)。

そういった設定に基づいているので、ホームズの一人称によって書かれています。
簡単に内容を設定すると、ホームズの推理をなす演繹法/帰納法や推理自体やその後の検証などについて、かなり論理的に書かれています。
そういった点ではホームズ関連書にたまに見られる、論理学などを駆使したホームズの推理法の分析を行った本であると見られます。
ホームズの一人称で書かれている事、他の関連書と比べて正典からの引用が多くて、難しい解説においても会話や実例から、解説している内容を補足しています。
なので、非常に読みやすい形で作られていると思います。
難易度も僕が読んでそれなりに理解できるので、かなり低めだと言っていいでしょう。(卑下するわけではなくて、解説が本格的な関連書を途中で挫折したことがあるくらいなのです、僕)

ただ読み物として面白いのか?というと、少し微妙かも知れません。
演繹法と帰納法とは?とか、ホームズがそれをどのように応用しているのか?という事を知りたい人であれば楽しめると思うのですが、純粋に推理小説として楽しめればいいというのであれば、少し重たいかもしれません。

ただし、そんな人にもこの本は楽しみを提供してくれます。
我輩はバスカヴィル家の犬である』です。
著者がバスカヴィル家の魔犬の名誉のために書き下ろした作品で、バスカヴィル家の犬で登場したあの犬の一人称で事件を洗いなおします。
そして犬の潔白を証明するという、非常に面白い作品です。

ただ…なんていうか…。
犬が探偵のホームズ物って…。
名探偵ホームズやんっ!という突込みが、ずーっと頭の中で回っていました。


※ちなみに、ここで言う名探偵ホームズは上の右側の犬の名探偵です。アニメの初期に宮崎 駿さんが監督をされたことで有名な作品ですね。


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