本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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尾道・倉敷殺人ルート/西村京太郎
最近、また西村京太郎さんの作品を読み出しました。
三回連続で岡山を舞台とした表題ですが、地元愛だと思って勘弁してください。
多分、県外の人には位置関係がわかりづらいんだろうなと思いつつ…読んでみました。

日下刑事は両親のために旅行をセッティングしていた。
しかしいつまで経っても到着するはずだった倉敷の旅館へ辿り着かないままだった。
不審に思った彼は、旅行会社を訪れてみるのだが、そちらでも状況を把握できていなかった。
たまたま同じように問い合わせに来ていた旅行客の家族と、二人は倉敷へ旅立つことにした。
そして、段々と状況が判ってきた。
バスはジャックされ、一億円の身代金が要求された。
宝石という形で身代金を支払うと、やがてバスは当初の予定通りに倉敷の旅館へ到着するのだった。
彼らはルート変更という形でしか知らされておらず、自分たちがバスジャックされているとさえ思っていなかったのである。
そして事件は犯人たちの事故死で幕を閉じたはずだった。
しかし、事件の関係者が再び謎の死を遂げるのである…。


集団誘拐って好きなのでしょうか。
確か某球団を消したことがあったような…(笑)。
事件の核心部ではないので軽く触れてしまいますが、実現可能かどうかは別として、今回のバスジャックもなかなか面白い手法で行われています。
力で押さえつけるばかりがバスジャックではない、と。

後は日下刑事の恋愛物語ですね。
事件関係者と恋愛に落ちます。
結構ダイレクトな表現で描かれる西村京太郎ロマンス(笑)。
注目かもしれません♪

ネタバレ等は続き以降で。


おそらく細かいことを言い出したら、結構無理のある作品ではあると思います。

例えばバスジャックの件にしても、添乗員もバスガイドも運転手も誰もグルじゃないというのは、やっぱりおかしいと思うのです。
会社への連絡をしていないことや、旅行の途中で客が急に居なくなっているのに対して気に止めないなんて離れ業は普通の感覚では起こりえないはずです。
別に第四の人間…例えば、お金で動くような人間、なにかしら弱みを握られているような人間、はたまた今回の事件の発端である詐欺事件に関連する人間…。
なんでも良かったような気がするのですが、どうなのでしょう。

ただトリックとしては面白いですよね。
さばきにくい宝石を身代金とした、奇妙なバスジャック。
どうしてもバスジャックの謎解きから始めてしまいますが、このバスジャック自体には意味が無いわけで、当然にこんがらがってしまう。
僕も読んでいて、どうしてもバスジャックの意味を考えてしまいました。

細かいことは抜きにして、そういう驚きを楽しみたい作品でした。





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