本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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メアリ女王の宝石/ウィリアム・O・フラー(シャーロック・ホームズの災難)
探偵:シャーロック・ホームズ
語手:ワトソン

この方も初めて見かけるお名前でしたと思ったら、解説によるとアマチュア作家のようです。
自費出版のような形で多少は公開していたようですが、一般に発表されるのはここが初めてのようです。
今でこそネット上などでの公開の場もあるのですが、この作品のように広く知られないままに消えていった作品も数多くあるんだろうなぁと思いました。

ホームズの元へアメリカ人二人連れの依頼人が訪れた。
彼らは土産として宝石を買い求めようと検討していた物があったのだが、その日宿を訪れた店主の使いが訪れ、品物を預けるのでよく見て考えてほしいと、置いて帰っていったのだった。
彼らはそれを怪しみ、服の中へ隠して紛失しないように気を配っていた。
しかし就寝している間に、それを盗まれてしまったのである。
犯人の服から千切ったボタンが遺留品として残されていた。

ホームズらしいという点では芝居がかったやり方で事件を解決しているシーンなどがあります。
ファンだからこそ、自分の好きなホームズを描くという部分はあると思うのです。
僕はこのシャーロック・ホームズの災難と同時進行で、同じく贋作ホームズの作品集である「シャーロック。ホームズの新冒険」を読んでいたのですが、企画物として立ち上げられた新冒険は豪華な顔触れであるものの、そういった愛着の点では災難に一歩譲る部分があるような気がします。
細かい点ではあるのですが、昼食で落ち合う約束をしていたホームズが大幅に遅刻をして、謝りもしないというシーンがあります。
これは正典ではよく登場するシーンですが、ホームズの印象として挙げられる事がない部分ですよね。
そういう細やかな部分で、著者の方は凄く原作を読み込んでいるんだろうなと感じました。

作品として、完成度が高いとまでは思わないし、読んでいて、なんとなく唐突感や無理やりな感じがする部分もない訳ではないのですが、それでも楽しく読めるのは、お互いにシャーロッキアンだからなのかも知れませんね♪


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