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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
旗本退屈男第六話 身延に現れた退屈男/佐々木 味津三
この門を外に出でなば斬り棄て御免じゃ。三目月傷も存分に物を言おうぞッ。

前回は穏便に物事を片付けた旗本退屈男、今度は派手に決めてくれます。
やっぱり時代小説はこうでなくっちゃ!な、第六話を読んでみました。

早乙女主水之介は旅路の途中で馬子(馬を引いて人や荷物を運んだ当時のタクシーのような仕事。馬子にも衣装の馬子はこの職業から)たちが喧嘩をして客を争っているのを見つけた。
退屈男は威勢よく喧嘩をする二人に酒を飲ませようと誘うのだが、その旅路の途中で何人もの人間たちが財布をすられている様子を見て、その犯人と目される女スリ師を探し出すために、ある寺院へ辿り着くのだった。


この作品は江戸時代の仏教について勉強になるような気がします。
色々と調べながら読み進めてみました。

ネタバレ等は続き以降で。


物語の舞台となっているのは久遠寺です。
日蓮宗の総本山です。

前回に引き続き、舞台が大きいですね。
当時の仏教の地位がどのようなものだったのかは余り知らないのですが、黒幕に当たる僧侶が『当山当院には旗本風情に指一本触れさせぬ将軍家御允許の寺格がござる。』と言っているように、さすがの退屈男も手が出せません。
だからこそ冒頭の発言になるわけです。
前述の将軍家御允許とやらが通用しなくなる寺の外に出ていれば、もうそこは斬り捨て御免なのでしょう。
最後の最後でも『貫主御僧正(寺院の一番偉い人)が事の吟味遊ばさって、よきにお計らい下さろうぞ』と良いところはきちんと譲っています。

ところで江戸時代は庶民にどこかの寺の檀家となることが義務付けられたり、寺院がそれぞれに繋がりを持つ本末制度が整備されたりと、国の力で仏教を広められていた時代だったそうです。
ちょっと勉強になる作品でした。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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