本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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半鐘の怪(半七捕物帳6)/岡本綺堂
半七捕物帳より、僕の大好きな作品である『半鐘の怪』を読んでみました。

この作品は、なんていうかオーギュストな感じなわけですよ。
初めて読んだ際には思わずポーっとしつつ、思考してしまいました。
半七捕物帳は場所が日本で江戸時代という舞台設定などから雰囲気は大きく違えど、ホームズの影響を強く受けた作品です。
…が、この作品を読むと岡本綺堂さんが古今東西の色々な作品に目を通していることがよく判ってきます。
ところでタイトルにもなっている『半鐘』ですが、江戸の町で火事を知らせるために使われていたものです。
江戸は木造建築ばかりが並び、更に当時の世界を見てもかなり人口の密集した町でした。
なので火事の発生は最も迅速に対処しなければならない出来事だったそうです。
ちなみに彼らには毎日入浴する習慣が既にあったものの、火事の恐れから、相当大きな屋敷にならないと家にお風呂はなかったそうです。

舞台は江戸の下町。
ある場所で夜な夜な町内の半鐘が鳴らされると言う悪戯が続いていた。
しかし火事かもしれない可能性を考えると無視できないということで、それを見張り始めると今度は洗濯物や女性に悪戯の矛先が向けられたのである。
しかしその犯人と言うのが、人間なのかそれ以外の何かなのかがよく判らない。
そこで半七が調べに出てくることになったのだが…?


ネタバレ等は続き以降で。


なんていうか、コレですよね。

前作から、動物の動きに風情のある理由を付けてくるなぁとシミジミと思うのでした。

ポーのモルグ街の殺人は狒々に殺人をさせていますが、日本版の猿なら悪戯くらいがちょうど良いのでしょう。
贔屓目かもしれませんが、猿が悪戯をしたというところまでに留めておいたほうがリアリティはあると思いますし。

それにしても『わたし』と半七老人が会う頻度って意外と低めなんですね。
前回が2月に会ってから忙しかったから…という理由で6月にご無沙汰で、今回も再び久し振りで11月。
もう少し頻度は上がらないものでしょうか(笑)。




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