本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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とある魔術の禁書目録3/鎌池 和馬
いつの間にか禁書目録(インデックス)が前座の漫談のようなキャラクターになってきたなぁ…と思いつつ、第三巻も読んでみました。

この作品で取り上げられるのは、初回からずっと登場してきた学園内でも屈指の能力者である御坂美琴がようやくヒロイン役として登場します。実際に幼いんだけど、好きだから構うっていう、幼い思想を不意に思い出して、ちょっと苦笑いをしてしまいました。
こういう単純な感情との再会って、オッサンになると照れてしまいますね。

そしてもう一人登場するのは学園最強能力者である「一方通行」と呼ばれる少年です。
あらゆる攻撃を反射してしまう彼、そして御坂美琴そっくりの御坂妹が繰り広げる、ちょっとシリアスな物語です。

それにしても、最近のライトノベルというのは独特の文体の物が多いんだなぁと、シミジミ。
個性的というか、何気ない文章だけで作者が判るような癖がありますね。
少し前に流行した携帯電話向けサイトから登場したケータイ小説も、文章の書き方が良くも悪くも話題になっていましたが、今時の若者たちにはこういう癖のある文章の方が好まれるのでしょうか…なんて事をぼんやりと考えてしまいました。

ネタバレ等は続き以降で。


クローンの問題と人間単位で向き合ったのは興味深いですね。
御坂妹と言うのは主人公の当麻は目を背けていたのか、本当に気づかなかったのか一個の人間として扱っていますが、基本的には御坂美琴のクローンであり、余り美しくない表現で言うと、それ故に劣化した個体です。
自分の存在を割り切り、作られた意義どおりに死んでいくだけの存在。

クローンという技術が発達して、例えば人間のクローンが本当に作り出せるような時代になった時、そのクローンと言うのはどういう意義で生まれてくるのでしょうか。
例えば医療の為の技術であるとか、色々な理由はあるのでしょうが、結局人の面白いところっていうのは理由も無く生まれてきて、生きていく中で自分の命に理由を付けていく事なんだと思うんです。
それが最初から理由が決まっている。
そんな人生って面白いのかい?っていう、凄く単純な疑問が生じてきますよね。

今回の物語はそちらではなく、生まれてきた理由と学園最強の能力者である『一方通行』との関係が中心になる物語です。
シリアスで、少し物悲しい物語に仕上がっています。




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