本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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崩れる鬼影/海野十三
帆村荘六シリーズを再び読んでみました。

今回の主人公は帆村荘六の弟です!
へぇ~、弟なんていたんだ。
以下、弟の目から客観的に見た帆村荘六像です。

・兄は理学士だが、教職にはつかなかった。
・毎日洋書を読んだり、切抜きしたり、もしくはぼんやり考え事をしている。
・末は地球上に一度も現れたことの無い名探偵になると言っている。


…何故だろう、帆村荘六がひどく危ない人に思えてくる。
ちなみに帆村荘六というのは『探偵名』としており、本名ではないのかも知れません。
シチュエーションは判りませんが、弟と二人で箱根に来ていたそうです。
そして月を愛でていると、どこからか助けを求める声が聞こえてきた。
慌てて駆けつけてみると、白い服を着た男がフワフワと空中を飛んでいくのです!
声がした建物を訪れてみると、老婦人が『家の中には、まだ恐ろしい魔物が居るに決まっています』というではないか。
帆村荘六はこの事件に挑むことに決めたのだった…。


謎の力で倒れてしまった帆村荘六に変わり、事件に挑んでいく弟君(民彌か民夫)の姿が描かれます。
意外と理知的で、お兄さんとは違って正統派の推理を見せてくれます。

…まぁ、なんだか期待させてくれるようなタイトルを大いに裏切ってくれる、帆村荘六シリーズらしい結末なんですけどね。
ネタバレ等は…読んでください。
ヒントはルナ・アミーバーです。


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