本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事☆

本棚

カレンダー


05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方/鈴木康之
僕はこのブログで、よく興味を惹いたフレーズを紹介するのですが、今回はその道のプロの作品を読んでみました。

著者はコピーライター界の大家として知られる鈴木康之さん。
ご自身が読んで感動したり、感銘を受けたりしたコピーを紹介し、そのコピーのポイントを解説してくれます。

まず全編を通して判った事が一つあります。
それはコピーライターは凄い事を書いているわけではないんですね。
感覚としては、凄く僕たちのそれに近いことを書いています。
極端に企業側に立つわけでもないし、読み手に媚を売るわけでもない。
ただ普通の慣性で感じたままのことを、ちょっと表現を変えて書いているだけなんですね。

それは著者の例である『雪国』に出てくる『夜の底が白くなった。』という表現に集約されているのだと思います。
単純に『周囲が暗くなり、月明かりを雪が反射していた』という表現で周囲の状況を伝える事は可能なのですが、それを抽象的にさえ思える『夜の底』という言葉に置き換える事で、寧ろより想像力が働いて周囲の状況を思い浮かべることが容易になる。
僕自身、個人的な感想とはいえど開かれた場所へ言葉を置いていく以上、そんな言葉の見つけ方をしてみたいものだと思います。

コピーライターの方というのは短い言葉のプロというイメージがあったのですが、長い言葉のコピーも多いんですね。
広告などで見かける長文はコピーライターのお仕事だとは知らなかったので、ちょっと感動しました。
ちなみにコピーの極意は一行目を二行目を読みたくなるように書く事なんだとか。…僕も見習いたいです。

言葉を尽くして説明したほうが伝わる事もありますし、逆にひと言へ集約したほうが伝わりやすい事もあると思います。
でもどちらにせよ、自分自身の言葉の引き出し、語幹をどんどん増やしていければ…と、猛省させられた一冊でした。



もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。












管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL:

ブログ内検索

amazonさんで探す

本の虫を管理する!

copyright 2007 本の虫、中毒日記 all rights reserved. powered by FC2ブログ.