本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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われら九人の戦鬼(中)/柴田鎌三郎
上巻に続いて読んでみました。

上巻ではそれぞれの登場人物が一人で自らの哲学に沿って生きていく様子が描かれていましたが、この中巻では周囲の人間との接触を通して各々が成長していく様子が描かれており、少し雰囲気も変わりつつあります。

多門夜八郎は行程の途中で行き着いた伊吹野の地で再会した天満坊と、旱魃で水を失い枯れ果てた地で苦しむ農民たちを救うために尽力します。
彼らを押さえつけ、たくさんの蓄えを持つ田丸豪太夫から備蓄を奪おうと企てる。
また同時期には伊吹野の前城主の子供である奈良城義太郎も五年ぶりにこの地へ戻ってきていた。
伊吹野を巡る各々の陣営の思惑が交錯するのだった…。

上巻に比べると、夜八郎の雰囲気が大きく変わります。
自分では行きがかり上といいながらも、伊吹野の農民の為に率先して動き、そして沢山の人々を動かすことにも成功しています。
高貴な血の生まれという設定が、ここに来て生きてきた感じでしょうか。
また彼のライバルたる存在だった左近は、大きな傷を負った事から、一匹狼として生きていく道から、集団で居る事の魅力を感じ始めています。

それぞれが徐々に目標を見つけ、動き出していく。

徐々に登場人物を増やしながら、最終目的地へ全員を集わせていく著者の盛り上げ方が、とても魅力的な中巻でした。



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