本の虫、中毒日記

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Fujisaki

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コンビニでは、なぜ8月におでんを売り始めたのか/石川勝敏
表題につられて手にとってしまいました。
最近はコンビニのビジネスモデルというのが、とても興味深いので…気がつけば、結構コンビニ関係の記事も増えてしまいましたが、日用品を幅広く扱っているコンビニというのは、一般の顧客が何をどう求めているのか…の縮図になってきているのではないでしょうか。

□ 先入観を捨てること
少し前によくセブンイレブンに冠する著作を読んでいた時期があったのですが、その時に良く登場した商品のラインナップを決める要素となるのは心理学でした。
この時に読んだ内容によると、『冷暖房が効いた事務所などで仕事をする人など、需要は意外とあるそうです。しかもちょっと用意している店舗よりも品数を充実させている店舗で売れているそうです』(自分のブログ記事より)とありました。
今回の著作もこうした考え方のように、商品に対する先入観ではなく、お客様の心理面から何が求められているのか、何を提示すれば売れるのか…という事を追及していきます。
著者は気象情報の会社を設立されている方で、ここでの考え方も大義の心理学ではなく、気象が及ぼす心理学的な影響、そしてその結果として欲しいと思うものを見つけようというものです。

□ 8月のおでんを気象的に考える
なので表題にもあるコンビニが8月からおでんを売り始める理由も、先の記述とは少し違うところから判断しています。(ちなみに今年は8月の上旬くらいから売り始めていたそうです)
まず大前提として『おでんは「寒さを感じたときに売上が伸びる」』商品です。詳しくは本文を読んでいただくとして、これは普通の感覚からしても余り疑問は無いはずです。
では寒さを感じるはずの無い8月が発売時期となるのは何故か?
8月下旬というのは最高気温が緩む日が出てくる時期で、体感的に涼しくなったという事を感じます。
おでんを食べたいという心の契機としては、この体感的な部分だけで充分なのです。
だから寒い冬に久し振りに10度まで温度が上がった日は、アイスが売れたという事実があるのです。
販売で気象というとすぐに雨具やらを考えてしまいがちですが、なるほどこういう影響もあるんだなぁと納得してしまいました。

□ 勿論、それ以外にも。
温度が上がっている(昇温期)時と、下がっている(降温期)の違い等、結構深く追求されています。
僕は頭がよくないので基礎代謝のような小難しい言葉は判らないのですが、読めば読むほど「そういえばそう感じる」と納得できる部分が多いのに驚きです。
商売は十人十色にいかに上手く対応していくか、若しくは一人一色に絞っていくのか…なんて浅く考えていた部分があるのですが、この本を読んでいると人間が人間である限り共通した意識というものがあり続けるということが判ってきたような気がします。
それを判りやすく解説したのが本書で、自分たちの商売のスタイルに合わせて作り上げていくのが僕たちの仕事というわけですね。
…頑張ります。



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