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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
自信をつける心理学/加藤諦三

自分に対してコンプレックスがある人に、一度読んでみてもらいたい一冊です。

この本で最も象徴的な事は、劣等感の原因を全て自分の中へ集約させている事です。
第1章『なぜラクに生きられないのか』にはこんな言葉が登場します。

太っているから劣等感を持つのではなく、劣等感が深刻だから太っていることが気になるのである

そしてこの劣等感に根拠はないのです。
それを決めるのは自分自身であり、自分自身が変わらない限り周囲からそれを認められても、例えば上記の例で言えば太っていないと言われたとしても、それは何の慰めにもならないのです。
心をその呪縛から解き放つのは、自分自身を認めることであったり、周囲の特定の誰か(著者の例で言えば、自分を馬鹿だといい続けた父親)にそれを認めてもらうしかないのです。
ただ後者の場合、その『誰か』から離れて、客観的に自分を見直すという環境の変化も有効だそうです。

この本では他にも色々なパターンの、劣等感を持つ人が登場します。
もしかすると、この本を読む中で『もしかして自分は劣等感を持っているのではないか』と感じる人もいるかもしれません。
例えば自己顕示欲が強い人は、自分を強く、良く見せたいという意欲がありますが、それは内面で誰かに認めてもらわないと不安で仕方が無い弱い自分がいる為です。
その端的な行動が自慢であり、その事が結局周囲から冷たい目を集めてしまいます。
人が思うほど、他人は他人のことを気にしていないのが世の常だと思いますが、その割り切りを思い切ってしてしまわないと、本当に誰からも愛されていない自分を創ってしまうのかもしれません。
自分の劣等感で夢中な人は周囲が見えなくなっていく傾向にあるという解説は、心に留めて気をつけてみようと思います。
自慢をやめること、そして周囲を良く観察して利他を心がけること…もしかすると、劣等感に苛まされている方でも、この二つを積極的に実践してみると、周囲の中にいる自分を客観的に観察することが出来るようになるのかもしれません。

そういえば面白いたとえが後半に出ていたので紹介します。
かの有名なウサギと亀の話しです。
ウサギは足の速い同族との戦いではなく、足の遅い亀との勝負を選んでおり自己肯定、他者否定の傾向が見られます。自分より明らかに劣るものとの比較で、自分の優越感を満たしたかったのでしょう。
この物語では通常、亀は地道な努力で勝利を収める…という教訓になるのですが、著者は『このカメのように生きてはいけません』とします。
なぜなら、カメは自分がウサギと違うことを受け入れ、自分には重い甲羅がある事の価値を誇ればよかったのですから。

劣等感というものが実際には存在しない自己との戦いであるとした論調は興味深かったです。
確かに他人が気にしないような事に気を取られている人は間々居られます。
字がコンプレックスで人前で字を掛けない人、髪型の少しの乱れに心を奪われて鏡ばかり見る人…。
そんな事、大したことないのに…。
周囲のそんな目で、自分自身を見れるようになれば、随分と気楽に生きていけるようになるのではないでしょうか。


テーマ:こんな本を読んだ - ジャンル:本・雑誌


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