本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事☆

本棚

カレンダー


07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

われら茨の道を行く ~国産乗用車・攻防戦~ /プロジェクトX
トヨタが乗用車を開発するまでの物語を読んでみました。

トヨタとホンダ、この二社は自動車業界に再編の動きがあるたびに話題に上がります。
両者とも海外の自動車会社と本格的な提携をしない、純粋に独立した日本企業だからでしょう。
今回読んだトヨタは戦後、日産や他の自動車会社が外国と提携しながら乗用車を開発しようとする流れの中であくまでも自社単独での開発を進めてきた経緯があります。
もちろんその為の設備投資などで経営危機に陥った際には労組から叩かれ、トヨタ自動車の創立者である豊田喜一郎さんはリストラを断行すると同時に、その責任を取って自らも辞任するという判断を下します。

その後、戦争に伴う朝鮮特需で体力を回復したトヨタは、その勢いで一気に乗用車の開発を進めます。
今回、この物語の中心となったのは乗用車への進出をかなり早い段階から訴え続けていた中村さんです。

この方はとても勉強家で部下から愛される優れた上司だったそうです。部下を最大限かばい、上からの突き上げや厄介ごとは全て自分で処理する…。
彼の上司としての哲学のようですが、部下に独創的な仕事をさせるためにできるだけ外部の雑音を聞かせないよう努めていたそうです。
更に専門家さえも舌を巻くほどの勉強家なのですから、部下からの信頼は非常に厚かったそうです。
方向性の定まらない乗用車開発の中でも、中村さんにならついていける…そんな想いが大掛かりなプロジェクトを成功に導いたのではないでしょうか。
他の作品を通してプロジェクトXというのは技術者の努力、躍進というものを体験する作品だと思っていたのですが、この作品で最も強調して描かれているのは理想の上司像なのではないかと思います。
自分もそうのようにありたいとさえ思うのです。

さて、そんな中村さんが中心となって生み出した第一号、それがクラウンです。
そして乗用車を作ろうという中村さんやかつての豊田喜一郎さんとは反対側の立場に居た長谷川さんという方がカローラを生み出した方です。

後、余談なのですが中村さんは後にクラウンなど乗用車の開発からは身を引かれ、動力への新たな燃料などを検討する研究を続けていたそうです。
在籍中は大した結果を出すことも、そして評価をされることもなかったそうですが、この時の研究データは後に世界初の量産型ハイブリッドカーであるプリウスに活かされたといいます。

トヨタ自動車にとっての新時代のドアを二度も開いていったのですね。

※この本は電子書籍でおいしくい。ただきました。



もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。












管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL:

ブログ内検索

amazonさんで探す

本の虫を管理する!

copyright 2007 本の虫、中毒日記 all rights reserved. powered by FC2ブログ.