本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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平凡なんてありえない/原田宗典
いまやベストセラー作家の一人。
本屋の店には彼の名前がずらりと並ぶ…そんな作家、原田宗典さん。

小説家として、そして劇作家として活躍しますが、やはり彼の仕事で外せないのがエッセー。
平凡なんてありえない』は、そんな原田宗典さんの書くエッセーを端的にあらわしている作品だなぁと思います。

内容は特段哲学的なわけでも、自らの人生が非平凡だと主張するわけでもなく、普通の生活の中にある話し…例えば、かつてのアルバイト遍歴を振り返り、作業着で銀座の町を闊歩した事や、肉体労働で稼いだお金はやたら甲斐性を感じたと振り返ったり、ごくごく普通といえそうな生活の一場面。
誰もが一度は通ってきたような、そんな道。

原田宗典さんがそれを『平凡なんてありえない』と名付けたのは、普通に生きている毎日が、『平凡』ではありえないという意思表示なのではないでしょうか。

若気の至りの項目の中へタイトルにもなった『平凡なんてありえない』というエッセーがあります。
その中で原田宗典さんは平凡という言葉を、平凡ではない状態しか存在しないのに、その対立概念として数字の『0』のような有名無実の『平凡』という言葉が生まれただけであり、実体はないし、それを説明できる人もいないと記します。

原田宗典さんのエッセーは読んでいて、面白さや懐かしさや、ほろ苦さ…色々な感情を含んでいますが、その内容自体は彼しか体験していないような出来事は殆どありません。
どんな人のどんな人生も表現の仕方が違うだけで、原田宗典の歩んできた人生よりも平凡という事は決してないはずです。
それはだからこそ、読んでいて楽しいという事なのかもしれません。



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