本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

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白雪姫/グリム
子供のころに聞いたお伽話に登場するお姫様と言えば白雪姫でしょう。

ということで、今回は白雪姫を読んでみました。
青空文庫さんで戦後間もない時期に翻訳された作品を見つけて読んでみたのですが、随分と印象の違う作品でした。

まず白雪姫の人生には、父である王の二人の妻が大きくかかわってきます。
最初の王女、つまり白雪姫の実母となる女性は「わたしは、雪のようにからだが白く、血のように赤いうつくしいほっぺたをもち、このこくたんのわくのように黒い髪をした子がほしい」と望み、まさに願ったままの娘を産みますが、間もなく亡くなってしまいます。
その後妻として登場したのが白雪姫の命をねらうあの有名なお母さんです。

このお母さんは実際にとても美しく、問いかけに対して真実のみを返すという不思議な鏡に問いかけても、
彼女が一番美しいと答えるほどでした。
しかし徐々に白雪姫が育ち始めるとそれも変わってきます。
白雪姫の方が、千ばいもうつくしいと答えるようになったのです。

そこで狩人に森へつれ去って殺すように命じるのですが、可愛らしい子供に手を上げられなかった彼は、森の中を彷徨っていれば、いつか死んでしまうだろうと、自ら手をかけることはしなかったのです。
しかしそんなことも真実を見破る鏡には筒抜けで、再び白雪姫の方が美しいと答えてしまうのです。

ネタばれ等は続き以降で。


さて、こうなると王女は自分の手で姫を殺そうと決めます。

まず最初に物売りに化けて姫に接触します。
なんと最初に選んだ殺害方法は絞殺です。
あみ紐で髪を結って上げるふりをして首を絞めて殺そうとしたのです。
必殺!仕事人の世界ですね。
二回目は毒をつけたクシを売り付けて、髪を梳いて上げるふりをして殺害しようとします。
王女様の残酷さにも呆れますが、人里離れた小屋で二度も同じ手にかかる白雪姫もどうかと思います

結局三度目の毒リンゴで確実に殺す訳ですが、ここからがよく聞いた白雪姫とは異なります。
白雪姫の遺体はとても美しいままで、小人たちは土葬するのは忍びなく思い、透明な柩で自分たちが墓守をして過ごしました。
結構長期間に渡って死んでいた白雪姫。
王子様のキスでよみがえるのかと思いきや、その遺体に一目ぼれした王子が柩ごと譲り受けることとなったので、家来たちが運んでいる途中でその中の一人が躓いた衝撃で白雪姫の喉に詰まっていた毒リンゴが飛び出し、生き返ったのです!
そう、白雪姫の命の恩人はおっちょこちょいな家来の一人だったのです!
が、それでも王子様とくっつくんだから世の中金ですね。

ちなみに王女様は復讐なのか、石炭で熱せられた鉄の靴を無理やりはかされ、倒れて死ぬまで踊り続けさせられたそうです。
結構、こわい物語だったんですね。
結局のところ、王女を殺そうとしたのが誰なのかは明記されていないのですが…、やっぱり白雪姫自身なのでしょうか。





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