About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事

本棚

カレンダー


09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
緋色の研究/A Study in Scarlet
シャーロック・ホームズシリーズの記念すべき第一弾です。
今後、自分が読んだ本の感想を纏めておこうとブログを立ち上げたのですが、思い入れのあるこの作品から読んでみました。

物語の始まりはアフガニスタンの戦争で負傷して帰国したワトソンの自堕落な生活から描かれます。
後には個性豊かなシャーロック・ホームズの影に隠れて、なんとなく生真面目そうな性質に描かれているワトソンですが、最初の設定では結構生活が乱れていたりしていたんですね。
もちろん、それを改善しなければ!という決意をする辺りは、その後も変わらない生真面目な性格ゆえなのでしょう。

そう思ってとりあえず定住する部屋を求めていたところへ、共同生活の相手として出会ったのがシャーロック・ホームズでした。
全く接点の無かった二人ですが、共通の知り合いがおり、ワトソンもホームズも一人で暮らすには家賃が多少ネックだと思っていたところから引き合わされる事になりました。
初対面の瞬間、その後のホームズの定番となり多くの依頼者を驚かせてきた初対面の人物の来歴等々を読み取る観察力を披露してみせています。

そして、二人のベーカー街221Bでの生活が始まります。

共同生活の中で二人で挑んだ最初の事件が、この緋色の研究なのです。
この時には既にグレグスンレストレイドの両警察関係者も登場、後のホームズシリーズの主な登場人物も出揃い、毒殺事件を解決へと導いていきます。

ホームズはまだ経験が少なく名前も知られていなかった為に、ワトソンも含めて周囲の人々からホームズの推理力に疑惑の目が向けられているのが特徴的です。
第一部で事件の解決、そして第二部では小説家としてのドイルの本領発揮、事件に至るまでの犯人の心理を描写するという二部構成の作品です。

四つの署名での大ブレイクまで、なかなか日の目を見る事の無かったと言われる本作。
後のホームズシリーズとの設定の差異も幾つか目立ち、ワトソンの傷の位置、その後登場することの無かったワトソンのペットの存在、そしてワトソンによるホームズの人物評といった設定が見られます。
そういう細かい事を見つけるのも、シャーロッキアンの喜びだったりします。
ネタバレ等は続き以降で。



最初に二人が初めて出会ったのは病院の化学研究室でした。
ホームズが事件調査に用いる為の『血色素以外では絶対に沈殿しない試剤』を発見した瞬間の事で、珍しく興奮気味なホームズの姿があります。
ホームズがその成果を証明する為に千枚通しで自分を刺して新鮮な血を使う…というのが子供心に非常に痛く感じましたが、自分の興味のある事のためなら自らの健康を削ることさえいとわないというホームズらしさが既に発揮されているエピソードでしょう。
また、外から得られる状況だけでその人物の前歴等を当てて見せるというのはホームズシリーズでは定番のシーンの一つですが、緋色の研究の中で手紙を届けに来た男の前歴をホームズが答えた瞬間のワトソンの感想は 「このほらふきめ!」 (訳:延原 謙)でした。
ワトソンの毒吐きキャラも既に決まっていたんですねぇ…。

キャラクター自体は結構初期から余り変わっておらず、少しホームズの特異性が強調されていたり、ワトソンが後の作品で多少丸くなったかな…という程度の違いで、シリーズ第一作目として、なかなか完成度の高い作品になっています。

このブログでは、今後たっぷりと時間をかけながらシャーロック・ホームズ全作品の読書感想文を書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。
進捗具合はカテゴリー『シャーロック・ホームズ』でご確認下さい。


テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://tontonme.blog85.fc2.com/tb.php/1-62d6543a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

緋色の研究/ねもと章子

ねもと章子さんによる、ちょっと少女漫画風のホームズを読んでみました。 漫画家に選ばれた作品は『緋色の研究』。 ホームズがワトソンと...
[2010/03/17 01:14] 本の虫、中毒日記
ブログ内検索

amazonで探す

本の虫を管理する!

ブログマニア

古本の雄、ブックオフ ネットデビュー! ¥1,500以上送料無料

リンク

このブログをリンクに追加する

旅行記