本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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お前たちの中に鬼がいる /梅原 涼
表紙を見ただけでウヒャー!と思ってしまいそうな作品を読んでみました。

 あらすじ
お前たちの中に鬼がいる

主人公が目を覚ますと、建物の中に監禁された状態になっていました。
地下室の中にいるのは、男性の主人公と、同じように気が付くと監禁状態に落とされていた若い女性が他に5名いました。
この5人の監禁はただの監禁ではなく、超常現象のような奇妙な規則が存在しました。

一定時間経過、又は特定の行動を取るまでの間、1人のみ自由に行動できる。

その1人は監禁されている状態こそ変わらないものの、拘束はされておらず、また他の5人を自由にする為の鍵も持っています。
その時は自分ひとりで、または自由な判断で一緒に行動するメンバーを選んで監禁された建物の内外を移動する事が出来ますが、建物から出て遠くへ行こうとするか、一定時間が経過すると、再び監禁状態がリセットされ、最初に目覚めた下手に戻されます。

彼らは二つの派閥に別れながら、地下室や、近くにある同じ境遇に置かれ、死んでしまった人のいる別の建物を調査しながら、脱出を試みます。

ヒントは『お前たちの中に鬼がいる』という言葉のみです…。

 感想
クローズドサークルの謎解きが好きな人なら、いいかもしれません。
昨今、携帯電話のゲームで人気の『脱出ゲーム』っぽい雰囲気を味わう事が出来ます。
本の表紙だけを見ているとホラーっぽい作品かと思いきや、実際は先に脱出できたと思われる人たちの残したメモなどを見ながら進んでいくもので、残酷な描写は少なめで、サスペンスっぽい感じの方が強いです。

ただ最後はロジカルというよりはSFチックな雰囲気で終わってしまうので、ちょっと拍子抜けな部分もありますが、分厚い割には、スッと読めて、それなりに楽しめました。




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はまべのいす/山下明生
不意に思い出して検索して見つけた一冊です。
この『はまべのいす』は、教科書に出てきた作品でした。
購入は出来なかったのですが、どうにか本を見つけることが出来たので、読んでみました。

□ あらすじ
作品は病気の少年が浜辺においてある椅子を眺めているものです。
朝昼晩、そしてその椅子を使う人…。
様々な表情を見せる椅子に、自分が出て行くことが出来ない世界を夢見る少年。
小さな世界から、大きな夢を膨らませる事が出来る子供の心を、一脚の椅子で表現した作品です。

□ 感想
どうしてこの作品を思い出したのか、自分自身でも判らないのですが、久し振りに読みました。
一脚の椅子を通して見える世界。
それは子供の想像力の世界なんだなと思います。
子供の頃はどうしても小さな世界にいますよね。
でも、だからといってそれを感じることは余り無かったと思います。
小さな川で年中遊べたし、絵画一つでもあれば想像の旅行へ行く事が出来た。

そんな幼い頃の想像力と、再び出会えたような気がしました。

しかし、今になって思うと、ちょっと切ない内容だったんですね…。
多分、教科書で読んだ際には余り意識していなくて、熱か何かで休んでいる子…くらいの解釈でいたのですが、今になって思って見ると、海の砂浜がすぐそばに見えるような立地で病気で寝込んでいて、その椅子と遊ぶ事を夢見る子供…なんて、重篤な病気と闘っている子供のような気がしてきます。

あぁ、せっかく取り戻した想像力が妙な方向に働いてしまう…
大人って、夢が無いですねぇ…。




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