本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事☆

本棚

カレンダー


02月 | 2012年03月 | 04月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

道士郎でござる/西森博之
アメリカ育ちの侍が日本へやってきて…という、コメディタッチなさ久品を読んでみました。

著者は『今日から俺は!!』などの作品で知られる方ですね。
ちょうど、世代だったので懐かしくて手に取ってみました。

アメリカで育ちながら、古い日本の文化をそのままに侍として育てられた桐柳道士郎は日本に帰り、高校生活を送るようになった。
正義を愛し、卑怯者を許さない彼の信念に、やがて周囲の人々も変わり始めていた。
特にごく普通の高校生だった小坂健助は、彼の影響で悪へと立ち向かう勇敢さを手に入れ始めていた。
そして『今日から俺は!!』にも登場していた開久高校に、変化の時が訪れようとしていた…。


ネットで評判を調べていたところ、打ち切りになったという噂も流れているように唐突な終了をした作品だそうですが、他のシリーズに勝るとも劣らない面白さです。
現在に侍がいたらどうなるのか!?というテーマの作品は色々とあると思いますが、それをここまでユニークに描くのはさすがです。
前述の通り、途中から舞台となる学校が『今日から俺は!!』にも登場した悪の巣窟のような開久高校に変わります。
一般人のつもりだった小坂健助の成長も微笑ましい作品です。

一つ欲を言えば、開久高校が出るなら『今日から俺は!!』関係のキャラクターが見たかったです(笑)。

ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
おかやま街歩きノオト 1号/福田 忍
久し振りに本屋さんへ行ってきました。

…というのも、長らくamazonさんや楽天ブックスさんでの買い物や、PDABOOK.JPさんでの電子書籍ばかりで店舗を構えている本屋さんへ行く機会がなかったからです。
久し振りに行った本屋の紙の匂いは、望郷の想いに似ています。
…ちなみに実家から10分そこいらの場所に住んでいますが。

閑話休題。

久し振りに行ったのは『わたしの小さな古本屋~倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』という本の著者の方がされている倉敷の蟲文庫さんでした。
また本の紹介も兼ねてご紹介させていただければと思うのですが、そこの店頭でこんな本を見つけました。

『おかやま街歩きノート』。
岡山県在住の著者が実際に歩いて岡山の今や歴史に触れてきた記録を、手作りで発刊されている本だそうです。
ネットでの通販や、喫茶店などの店舗においてある事もあるようですが、実際に本屋においてあるのを見かけるのは初めてでした。

僕も郷土史に関しては人並み以上に関心を持っている方だと思いますし、街を歩き回るのは好きなのですが、福田 忍さんという著者の方はより掘り下げて見て回っています。
特に免許を持っていないそうで、まさに実際に歩いてきた経験なんですね。
なるほど、車で行き来するのでは見えない視点というのは確かにあるようです。

例えば、この1号でのテーマに上げられるまこも川なんて、車で通っていると、川だとさえ思わなかったかも知れません。
側溝だとろう、と。
そういった小さな視点から岡山を探訪する著者は、きっと普段の散歩から充実しているんだろうなと羨ましく思いました。
…ただただ羨ましく思ってないで、実践すればいい。
そんな風に自分を奮い立たせてくれる一冊でした。

この1号では他に、香川県ではあるものの、殆ど岡山県の一部のような直島、縁結びでも知られる岡山神社の周辺、そして、CoMAというお店の紹介がされています。

興味がある方はネットで検索してもいくらか購入できるのと、蟲文庫さん(倉敷市)にはまだ幾分かの在庫があるようでしたよ♪


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
両さんと歩く下町-『こち亀』の扉絵で綴る東京情景/秋本 治
ずっと買おう買おうと思いながら、買えないままだった一冊を、ようやく読んでみました。

それがこの『両さんと歩く下町』です。
これは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場した景色を辿る、著者によるエッセイです。
この手の本にある文字だけの解説ではなく、実際の漫画のイラストを用いているのも嬉しいですね♪
反面、地方に住む僕としてはなかなか現在のリアルな風景が判らないのですが、それはいつか機会を見つけて、実際に見に行ってみたいですね(^ー^* )

タイトルに『扉絵で綴る』とありますが、こちら葛飾区亀有公園前派出所(以下、こち亀)の扉絵には、その時代ごとの東京の下町の風景が刻まれ続けてきました。
これはあとがきによると、著者が風景を描くのに人の家などがある場所は制限があるので有名な場所などを描き始めたのがきっかけだったそうですが、情緒ある風景は、東京とは何の縁もない僕でも何故か懐かしく感じられるところがあり、楽しみに見ていました。
そう思っていたのは僕だけではなかったようで、このように扉絵をテーマにしたエッセイが発売されていたのでしょう。
この本は漫画に登場した風景を著者が解説したり、自身の思い出話を織り交ぜたりしながら、徐々に歩いていく本です。
機会がある方は、実際に東京の下町を歩いてみてもいいかもしれません。

亀有~千住、浅草~隅田川~上野~神田

これはエッセイの流れであるのですが、同時にこち亀の広がりでも有ります。
こういう広がりを見せたのも、著者の事情もあったり、描きたいものの広がりであったり…。
そういう読み物としても面白いし、時代の流れを感じるのも面白い。

僕はちょうど上野辺りで少年誌を読んでいたのでしょう。
だから神田は知らない…。
全く知らないわけではないのですが、作風の転向期でもあったので離れてしまいました。
ただ著者の言葉で『擬宝珠家』を登場させた理由…作品のメディアミックスの展開が行われていた時期に、舞台もキャラクターも幅広く補強していく必要があったという事も理解できましたし、家族を持った両さんという描写も興味が湧いてきました。
さすがにもう30歳にもなるので、少年誌の最新号を手に取るのは憚られますが、ちょっと読んでみたいなと思いました。

後、映画監督の山田洋二さんとの対談は本当に面白い。
実写と漫画の違いはあれど、描いてきたものの共通点、そして下町の人情の温かさを知り尽くした二人の会話は見ていて微笑ましく、もし機会があれば二人なにか作って欲しいな…なんて、そんな贅沢な夢を思い浮かべましたよ♪




もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
警視庁特別調査課 マーダーファイル 津山30人殺しを追え!
八つ墓村のモデルになったとも言われている、津山事件を取り上げた映像作品を観てみました。

古書店で見かけて購入した作品ですが、監督は田川幹太さんです。
ノンフィクションのホラー作品などを多く手がけている方ですね。
この方のドキュメンタリーは真剣なのか、笑いを取りに来ているのか、視る側も真剣に悩みながら楽しめる作品が多いですね。

閑話休題。
実際の津山事件を扱った作品ですが、基本的にはドラマ仕立てになっています。
過去に起こった事件の再調査を行う為の部署、特別調査課において新たな題材として再調査が行われた…という設定で、津山事件へスポットを当てます。
事件を0からきちんと説明していますし、新たな仮説の提案や、犯人とされる方の親族からのインタビューが行われていたり、見ごたえたっぷりの作品になっています。
30名が殺された凄惨な事件では有りますが、殺人に関する描写は控えめに、そこに至るまでの経緯へスポットを当てているので、幾分か見やすい内容に仕上がっています。
個人的には八つ墓村の方が重く感じたくらいです。

購入後に知ったのですが、そもそもはシリーズ展開を睨んで作られた作品だったそうです。
結局、現在までに発表された作品はこの一作のみですが、なかなかキャラクターの設定にも手が込んでいます。
カップラーメンをこよなく愛すものの、プライベートは一切不明の主人公に、それぞれ個性的な脇役達もいい味を出しています。
続編があれば是非手にとってみたいです。

インタビューに関しては、色々な意見があると思うので観てみて下さい。

※アマゾンではR18のアダルト商品に指定されているので、リンクは貼りませんがレンタル用のDVDが中古品で販売されているようです。


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
松山着18時15分の死者/津村秀介
久し振りにがっつりと推理小説を読みたい!と思い立ち、津村秀介さんのミステリーを読んでみました。

作品としては浦上伸介シリーズです。
物語の舞台となるのが四国なので、親近感もあり、また実際に行ったことがある場所も多かったので、非常に楽しめました。
込み入ったトリックの作品だと、土地勘があるだけでも読みやすく感じるのは僕だけでしょうか?
大御所の皆様、もっと中四国を舞台にしてください!
…これって、中四国を殺人現場にしてください!っていうお願いになるのか。なんか嫌だなぁ。

□ あらすじ
発端は松山の工場街で起こった殺人事件だった。
レンタカーの中で男女がもみ合い、殺されるまでの一部始終は目撃されていたし、犯人の大体の風貌も判っていた。
なおかつ、車内には犯人のものと疑われる指紋の付いた地図と将棋の駒が残されていた。
更にはそこに名刺まで残されていたのである。
なので容疑者は容易に割り出すことが出来た。
それはルポライターの浦上伸介だった。
珍しく旅行の記事の為に四国を訪れていた浦上伸介は容疑者としてマークされることになったのである。


□ 見知らぬ恨み
どの事件でも浦上伸介は必死に事件を解決するわけですが、今回はより熱を帯びているように思えるのは、自分が犯人と疑われていたからでしょうか。
今回の事件では浦上伸介は自分のあずかり知らぬところで恨まれ、事件に巻き込まれていきます。
誰にでもありそうな身近な恐怖というか、人はどこで恨みを買うか判らないですよね。
この作品でも容疑者の浮上と共に、何の恨みを買っていたのかが判る仕組みです。
その逆に自分を恨んでいそうな人間を容疑者にリストアップしていくということも出来るかもしれませんが、なかなか「あいつは俺を憎んでいるはずだ」と割り出すのは難しいですよね。

□ 感想
最終的には見つけ出した真犯人のアリバイを崩していくという、この手のミステリーとしては王道の展開を進めていきます。
意外な盲点というか、乗り物を使ったアリバイ工作ではあえて無視される可能性ってありますよね。
それは実現不可能だったり、奇想天外すぎるから無しにしていてもいいんじゃない?とか。
推理小説で「実は下水道を通って行ったら近道で、この時間で犯行に及べます」といわれても、それじゃ冒険小説みたいになってしまいますしね。
ただこの作品はそんなタブーギリギリのところにあるような方法を引っ張り出してきます。
もしかしてこれで第三の選択肢を突きつける事が出来る推理小説もあるんじゃないかと(笑)。
そんなトリックや四国旅行、登場人物とのちょっと楽しそうなデートなどを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか♪




もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
ガンダムアサルトサヴァイブ
PSPのガンダムアサルトサヴァイブを遊んでみました。

人気ガンダムシリーズの『○○バトル』シリーズの後継となる新作で、操作性もボタン操作の設定できちんと操作できます。
更に登場する機体の数は圧倒的で、主人公クラスから端役の機体、更に名前の無いパイロット達が登場していた機体まで幅広く選択する事が出来、改良を加えていくことでどの機種も資金をかければそれなりに戦力になります。
その影響か、BGMは歌無しになっていますが、自分で用意した楽曲をメモリーカード中に専用のフォルダ(ちなみに名前はGAS)を作ることで、原曲を設定する事や、自分の好きな楽曲を流すことが可能になります。

ところでこのゲームの最大の極意を一つ。

使わなくてもパイロットは雇用せよ。

以上。
このゲーム、機体の数が多い割りに上位の機種を購入可能な状態にする為には様々な要件を満たす必要が有ります。
簡単な条件ではゲームの攻略を進めるにつれて手に入るというものがあるのですが、原作の中で誰かの専用機になっている機体…例えば主人公の乗るガンダム系などを手に入れる条件として、ゲームの攻略~パイロットを雇用できるようになる~パイロットを雇用する~そのパイロットの専用機が購入できるようになる…といった流れがあります。
僕はパイロットはキャラクターではなく自前の成長するパイロットで充分だと思って、この作業を怠ってゲームを進めていたので、その事実に気がつくまで非常に弱い機種しか入手できませんでした。
またそれ以外の細かい要件を持つ機体も有るので、攻略サイトを見ながら探した方がいいかもしれません。
例えば僕が期待していたF91は最終戦の一つ前までをクリアして、ヘビーガンとGキャノンをそれぞれ5回出撃させるとショップへ登録されるようです。
知らんがな。
シーブックの操るF91を物欲しそうに眺めながらヘビーガンで余裕のクリアでした。

お陰で僕のセーブデータにはマックスまで成長した雑魚キャラが豊富にあります
パッと見、非常にマニアックな選択ですがそういう趣味はありません。

ストーリー(シミュレーションという形を採用しています)は宇宙世紀を主軸としています。
・ファーストガンダム
・Zガンダム
・ガンダムZZ
・逆襲のシャア
・ガンダムF91
・ガンダム0083
上記が中心になって、SEEDやOOがオマケ的な感じで追加されています。
一つのシナリオを二つの立場(1stガンダムなら連邦とジオン)から攻略していきます。

僕がこのゲームを購入した動機にもなるのですが、○○バトルシリーズからようやくF91が本格的に登場します。
…もう、それだけで満足でした。

一つだけ難点を言えば、とにかくお金が掛かるゲームです。
お金といっても勿論ゲーム内で稼ぐポイントのようなものですが、初期は弱い機体しかないのでそれを購入して必死にパラメーターを上げて攻略して、前述の通りいい機種を入手するためにはパイロットの雇用が必要なので高いとは言えないまでも費用をかけて雇用して、その機種も高いですし、そこに行くまでに弱い機体でもそれなりにお金を掛けて育てているので手持ちが無いので、とりあえず従来の機種でお金をためて、強い機種を手に入れて…。
各時代でその作業を繰り返します。
正直、そこそこの機体を最強にしておけばエピソードクリア後に出てくるスペシャルステージ以外はクリアできてしまうので、最新鋭の技術を投入された最強機体が登場するのは全て終わった後…という、切ない作業でも有ります。
もう少し苦労無く使えれば嬉しいのですが、きっと世間の厳しさをゲームを通じて伝えたいという製作側の意図なのでしょう。


Another Century's EpisodeのPSP版はこのアサルトサヴァイブをベースに作られたゲームです。
前作のバトルユニバースからはマクロスが出ていますし、便利なプラットフォームですね。


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
フルメタル・パニック!6 踊るベリー・メリー・クリスマス /賀東招二
本編の続編を読んでみました。

テロに巻き込まれた修学旅行の補填のために、希望者のみを対象としたクルーズ旅行へ行く事になった一行。
その日は千鳥かなめの誕生日でもあったのだが、相良宗介はミスリルのパーティを優先させてしまった為に不参加となった。
そんな折、陣代高校の修学旅行は再びテロの襲撃を受ける事になった。
しかし、かなめはテロリストの中に見慣れた顔を見つける事になるのだった…。


一つの高校が二度も巻き込まれたら、周辺も何かを気付こうよ。

…というひと言に尽きる作品です。

ここまで曖昧に引っ張ってきた恋愛事情にも、一定の決着が付けられる作品です。
はたまた凄まじい勢いで人間的になっていくアーバレストのAI、以前の作品で大暴れしていた艦長の再登場と、見所は多いものの、ASの活躍が控えめという、これまでとは少し違った雰囲気のある作品に仕上がっています。




もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
“文学少女”と繋がれた愚者/野村美月
有名な文学小説になぞらえながら展開していく『文学少女』の続編を読んでみました。

今回のテーマとなるのは武者小路実篤さんの『友情』です。
これは著者の代表作として余りにも有名な、恋愛と失恋を同時に描いた名作です。
自分が良く知っている作品が登場すると、やっぱりテンションが上がります。

さて、その作品へなぞらえながら今回の物語の中心となるのは同級生で作品の最初から登場し続けてきた芥川です。
彼が図書館の本を切り裂こうとしていたこと、そして彼の恋人を自称する少女の出現から物語りは始まります。

ただそれだけではありません。
ここまでの作品では中心人物のすぐそばに居る主人公達という構図でしたが、今回の作品では主人公である心葉も芥川たちと一緒に悩み、苦しみながら成長していきます。
というのも、彼の身辺にぼんやりと登場していた物がはっきりと見えてくるのも、この作品の醍醐味だからです。

それじゃあ心葉くんは、わたしとも、会わないほうがよかったと思う?』という天野遠子の台詞が胸にしみる作品です。
出会いを繰り返せば、辛いことや悲しいこと、失恋だってあるのですが、でも出会いが無ければ…と思ってしまえば、結局素敵なことや嬉しいこと、そして誰かと愛し合うことも同時に失ってしまいます。
このフレーズは作者なりの、『友情』への現在的な答えなのかも知れないですね。

後は学園祭の催しとして、『友情』を劇で演じています。
その際に作品に関する記述が沢山出てくるので、もしかすると普通に読むよりも内容に詳しくなれるかもしれませんよ(笑)。

ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
「脳」整理法/茂木健一郎
この本、タイトルで買いました。

ちょっとタイトルから連想するものと内容が異なるんですね。
単純に頭の中の情報を整理するには…といった本ではありません。
もう少し深く掘り下げている内容で、個人的には科学の領域を開設しつつも哲学的な内容だと思いました。
科学のような絶対的なものと、絶対的ではない現実の社会との中で脳がどのように作用していくのか…。

元々の本を手に取った目的や、基礎的な知識の欠落から、一冊を読みきるのにはやたら体力を使いましたが、出てくる用語に関しては投げっぱなしということはないですし、やっぱり脳ってすげーな!みたいな、そんな事を思わせてくれる一冊でした。
実生活に活かすとか、当初の目的である頭をすっきりさせるには…という点で役に立ってくれると思える本では有りませんでしたが、普段読まないジャンルの本を、こうしてすっきり読めたのは著者の文章や解説が判り易かったからだと思います。

なので…。
脳という物に興味を持ち始めた方にお勧めできる一冊だと思います。



もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
機動戦士ガンダムF91
とても久し振りに機動戦士ガンダムF91を観てみました。
DVDです。

この機動戦士ガンダムF91というのは、僕達の世代にとってのガンダムなんです。
僕達の世代(1990年代前半くらいにガンダムを嗜んでいた世代)にとって、ガンダムといえばSDでした。
その頃、ガンダムは元々の宇宙世紀などの作品からは離れていて、プラモデルもSDが人気で、中でも更に小さなBB戦士の世代で、武者ガンダムや騎士ガンダムといった『ガンダム族』と呼ばれる派生シリーズが隆盛を極めていた時代でした。

なのでガンダムの本来の頭身であるとか、ガンダムの中に人が入るとか、そういった事はあまりよく知らなくて、ガンダムは勝手に動くものだという誤解を抱いている少年も少なく有りませんでした。
そういった世代に久し振りに登場した本編としてのガンダムが、このF91でした。

逆襲のシャアの時代から30年後を描いた作品で、シリーズとしては宇宙世紀の流れに則っているものの、前作までとの関連は一切有りません。

平和な時間の中で再び組織として腐敗を始めた連邦政府を打破せんと出てきた「コスモ貴族主義」
彼らはその目的を達成するために組織したクロスボーン・バンガードによって軍事攻撃に打って出た。
その攻撃の中、非難する住民達の中にシーブック・アノーとセシリー・フェアチャイルドがいた。
シーブックはガンダムF91に搭載されたバイオコンピューターの設計者の息子で、セシリー・フェアチャイルドはコスモ貴族主義を掲げた一派の長の孫娘だった。
やがてシーブックはガンダムF91、そしてセシリーはビギナ・ギナに搭乗して、お互いに対峙する事になるのだった…。


時代が新しいということで、シーブックの服装や髪型は今見ても違和感が無いくらい新しいデザインです。
本来は映画~テレビという流れが想定されていたそうですが、残念ながらテレビでの放送はなされないままでした。
なので物語は完結というより、キリのいいところでの終焉という形になっています。
でも大好きな作品でした。
僕はガンダムを楽しむのには年を取りすぎたのか、最近のガンダムにはついていけませんが、F91は王道のガンダムの匂いをたっぷり残しています。
ガンダム系のゲームでは出てくれば必ずF91を使い、森口博子さんの歌ったEternal Windも大好きな曲でしたし。

そういえばこの作品のテーマは家族なんだそうです。
二つのパターンの家族が出てきますね。
シーブックの方は誤解をきちんと乗り越えて理解する家族の有り方。
そしてセシリーの方は、家族でもきちんとノーを突きつけられる家族の有り方。
…そういうテーマだったのかな、なんて久し振りに観ながら思いました。

あなたはこの作品を通して、家族というテーマにどのような答えを持ちましたか?




もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。

ブログ内検索

amazonさんで探す

本の虫を管理する!

copyright 2007 本の虫、中毒日記 all rights reserved. powered by FC2ブログ.