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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
鏡の映像(ピーター卿の事件簿)/ドロシー・L・セイヤーズ
著者の母国では非常に高い人気を誇ると言う、ドロシー・L・セイヤーズさんの作品を読んでみました。
主人公となるのは著者の代表的なキャラクターでもあるピーター卿です。
名門デンヴァー公爵家の次男でもある彼は貴族探偵として、表面上は奇怪としか思えないような事件も、実に論理的に解決してしまうのです。
個人的には推理小説としての破綻の無い海野十三さんのような感じで読んでいます。(ちなみに、海野十三さんは、その華麗なまでの破綻が魅力だと思っています)

『ホームズのライヴァルたち』というシリーズで出ていた短編集を、徐々に読んでみようと思います。

閑話休題。

ピーター・ウィムジイはホテルの談話室で、自らの本を読んでいる男を眺めていた。
彼は四次元について書かれている小説に非常に感銘を受けたようで、こんな話をピーター卿へ話した。
彼は全ての臓器が人とは反対の場所にあった。
ある日、戦争の空襲を受けて気を失ってしまった男性は、意識を失ってしまった。
それからというものの、彼は自分の知らない相手から奇妙な言いがかりを付けられるようになった。
兵士に盗人扱いされたり、知らない女性に問い詰められたり…。
それはまるで小説の四次元の世界を再現したような出来事だった。
そして、この日…最悪の事態が発生した。
彼の写真が殺人犯として新聞に載っていたのである。

この話の中で読んでいたのはThe Plattner Story みたいですね。
僕は未読なので、いつか機会があれば読んで見たいです。

設定は上記のように、かなり奇妙…というよりは、真っ当な推理小説よりもSFか何かの範疇で処理した方が良さそうな内容ですが、なかなか論理的に推理をしてしまいます。

ネタバレ等は続き以降で。
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家を建てるならドラえもんに聞け 家族の夢をかなえる住宅革命/石原宏明
家を建てる際に読んでみたい一冊です。
リフォームの計画さえも無い僕ですが、ドラえもんに惹かれて読んでみました。

基本的には最近テレビで流行っているらしい、創意工夫によって作られる家のアイディア、実例集です。
建てたい家のビジョンはあるけど、それを実現するための予算であったりスペースが無い。
そういった時に、諦めるのではなくて、ドラえもんが道具で色々な不可能を可能にしたように、何か方法があるのではないか?という事を考える本です。

テレビは殆ど見ないのですが、活字でも様々なからくりと言うか、技術でお客様の要望に応えていく建築の技術やアイディアは面白くて、世間の人気も頷ける感じでした。
ただし、ドラえもんの存在意義が見えない

なんていうか、凄く致命的な気がするのですが、ドラえもんが居なくても成り立つコンセプトと内容。
家を建てるなら私に聞け 家族の夢をかなえる住宅革命』でも良い気がしました。

でも、今更ながらに思うのですが押入れをベッドにしたドラえもんのアイディアって、凄いですよね(笑)。



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とある魔術の禁書目録8/鎌池和馬
読んでみました。

外伝的な作品で、主人公は白井黒子。
…改めてみてみると、凄い名前ですね。

かつて御坂美琴と上条当麻が破壊したプロジェクトの再起を狙う組織の物語。
部外者だった白井黒子が、そのエピソードを知る…という感じでしょうか。
白井黒この御坂美琴へ対する歪んだ(?)愛情や、思いを寄せる上条当麻を類人猿呼ばわりしたりと、シリアスな進行の中にも、ユニークな展開も多く含まれていて、面白く読めました。

上条当麻も出てくるのですが、主人公はやはり白井黒子。
そして、先の作品で復活を果たしていた一方通行もなかなか渋い役割を果たしていきます。
結構なダメージを負っていたようで、学園都市最強は引退だそうです。

彼が人間的になっていく様子は見てみたいし、また今後上条当麻との絡みというのも、見れたら面白いな…と思うのでした。

能力者の能力の使い方や、トラウマ等の描写も興味深い一冊です。


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機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-
前作を見てからずいぶんと時間を空けてしまったのですが、続きを見ました。

寧ろこの第三作目が観たくて手に取ったDVDだったというのに…(笑)。


第三勢力として現れたハマーン・カーン率いるアクシズ。
エゥーゴともティターンズとも上手く距離をとりながら、戦線をコントロールしていく。
三つ巴の戦線は混乱を極め、多くの人々が傷つき、死んでいくのだった…。
そして残されたカミーユ、シャア、シロッコ、ハマーンの決戦のときが迫る。


とにかく混戦です。
そして恋愛です。

作品中に登場するわけでもないのに久宝留理子さんの楽曲が頭の中を駆け巡っていきました。
タイトルにもあるのですが、三部作の最後のこの作品では人々の感情が非常にフィーチャーされています。
レコアの動きはとても象徴的ですし、カツ(小林さん)とサラ、そしてもちろんハマーンとシャアに…。
色々な感情が交錯します。

全てが色恋沙汰の愛ではないと思いますが、色々な感情の抱き方や、色々な感情の表現の仕方、そして求め方があるんだなぁと、今更ながらにZガンダムという作品の複雑なつくりを思い知らされたような気がします。

ネタバレ等は続き以降で。

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ガンダムの常識 宇宙世紀モビルスーツ大百科「ジオン軍編」/
コンビニで見つけて衝動買いした一冊です。
ガンダムシリーズから、宇宙世紀に属する物語(0083などのスピンオフ、ユニコーンも含む)に登場したジオン軍のモビルスーツ、モビルアーマーの一覧です。

基本はイラスト、詳細、各種スペックと、一部機種のみライバル機種や兄弟機種との比較表がついています。
そして後のページにそのモビルスーツ、モビルアーマーを操縦した主だったパイロットと、戦歴が紹介されています。

メーカーごとの提携などから、異なるメーカー同士の機体が前身、後継の関係にあったり、特徴面から、どのような働きを期待されていたのかといった解説が行われたりと、なかなかに詳細な一冊です。

多分、王道はガンダムシリーズなどの方なのでしょうが、個人的にガンダムシリーズのモビルスーツ、モビルアーマーで面白いのは敵、特に初期のジオン軍だと思っています。
シャアが愛用機として赤く塗装したジオングのような奇抜なデザインの機種は、主人公側としてはなかなか登場しませんよね。
しかも強い、と(笑)。
ターンA辺りのデザインでも賛否が出てしまうのは、やはり主人公側の立場の難しさなのでしょうが、それだけのジオン側のデザインは面白い。
もちろん奇抜なだけではなくて、グフなんて登場した時はガンダムが霞んで見えるくらいクールだったし(ちなみにこの本によると、皆が言うほどザク2との性能差はないらしいです)、キュベレイみたいに綺麗なモビルスーツはガンダムのデザインでは再現できないだろうなんて思っています。(ちなみに量産型キュベレイは元祖のキュベレイよりも性能がいいらしい。なんか悔しい)


機体自体の面白さもそうですが、こういう一冊を通して読んでみると敵側にも個性的で格好いいパイロットが多かった事に気付かされます。
シャアもそうですし、先日のグフに乗っていたランバ・ラルなんてなかなか教わる相手の居なかったアムロにとってはモビルスーツの白兵戦における間接的な先生のような存在だったのではないでしょうか。

味方ももちろん個性的で魅力的、対する相手も個性的で魅力的。
ガンダムの最大の魅力であるポイントが、的確に詰まった一冊だといえるでしょう。



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シティーハンタースペシャル/ザ・シークレット・サービス
シティハンターのスペシャルを見てみました。
映画ではなくて、テレビのスペシャル版なんですね。

ガイナム国の次期大統領候補マクガイアは、日本へ視察に訪れていた。
その際、シティハンターへ警護の依頼をしたのだ。
しかし彼を狙っているのは、政変の為ではなく、かつてマクガイアが見つけていた宝石を手に入れようとせん人物だった。
ただしその対象となるのはマクガイアではなく、日本の警察がスペシャルサービスとして自身の警備に当たっていた新庄安奈だった。
マクガイア本人ではなく、新庄安奈刑事が狙われた理由とは…?


原作もアニメ版も、シティハンター格好いいですねぇ。
スペシャル版の方が原作に近いというか、過激な感じです。

ただし物語自体は過激というよりは、シティハンター二人の優しさが際立つ作品です。
過激なところは海坊主が担当で、二人は家族の絆の大切さを感じさせてくれるような気がします。
新庄安奈はスペシャル版のみの登場のようですが、もっと活躍して欲しい、なかなかいいキャラクターでしたよ。


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Image Landscape/大東正巳(写真)/平野義久(作曲)/細田真子(ピアノ)
電子書籍を読む動機というのは、いくつかあります。
僕の場合は単純に同時に複数の作品を読む癖があるので、荷物を減らす為です。
今はZAURUSというPDAで読んでいるのですが、これが一つあれば同時進行に読む本が何十冊、何百冊でも対応できるのです。
はたまた、世間で人気があると聞きつつも表紙のイラストやタイトルで購入しづらいもの―、例えば前者はライトノベルなどもありますし、後者には自己啓発系の本があったりもします。

利用している電子書籍サイトの上位を見ると、官能小説があるのは、やはり買いづらいものでもカード決済で店員さんと顔をあわせずに購入できるという事が大きいのではないでしょうか。

さて、そんな中で今回購入したのは電子書籍というプラットフォームだからこそ実現できた本です。

結論から言うと、BGM付きの写真集です。

確かに紙の書籍では表現しきれない部分ですよね。
CD付の本も出ていますが、この写真でこの音楽といった、製作者側の意向通りにするのは難しいでしょうし、DVDなどで映像作品とすると、本を購入したい人の目に付きにくい。
僕もそういったDVDを見ることはあるのですが、写真集を読みたいときの気持ちと、DVDでそういったスライドを見たいという気持ちは別のテンションですし、DVDになるとどうしても写真のような静止画よりも動画のイメージが強いですよね。

その点では、この本はまさに写真集の持つ雰囲気をそのまま活かしています。
『水』、『風』、『光』という三つのテーマに沿って撮影された写真で、それぞれをクリックすると、拡大写真とイメージに合わせたピアノの楽曲を聴くことが出来ます。

それぞれのテーマごとにばら売りされている作品と、三つのテーマを全て掲載した作品の合計四種類が販売されていて、僕が購入したのは二冊分ちょっとの価格で楽しめるお買い得な三部作完結セットです。
それぞれの好みに合わせて、良さそうなものだけを購入するもよし、お買い得なセットにするもよし。
ゆるりと楽しんでください♪

※この本は電子書籍で美味しく頂きました。ちなみに動作が気になったので、今回だけはZAURUSではなくWinのビューワを使いました。

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とある魔術の禁書目録7/鎌池和馬
ライトノベル作品、続きを読んでみました。
今回の作品で最も印象的なのは個人ではなく、組織での行動であるという事でした。

イギリス清教とローマ正教が手を組んで行動することになった。
絶大な力があるといわれながらも解読不能だった『法の書』と、それを解読できると言われる唯一の存在だったシスターが同時に行方不明になったのである。
容疑者は日本の天草式。
彼らはトップだった神裂をなくし、新たなる力を手につけようと画策しているのではないか…という話だった。
本来であればローマ正教の中だけの話だったのだが、この話しが出たのと同時に神裂自身も行方をくらましていた。
かつて所属した組織の為にローマ正教に手を出せば、取り返しのつかない事態に陥ってしまう。
そこでステイルはインデックス、上条当麻、そしてローマ正教と手を組んで天草式へ立ち向かい、早く事態を収拾させるという任務を負ったのであった。


天草式というのは、日本でキリスト教が迫害されていたときの隠れキリシタン、その指導者のお名前から来ているようですね。
なかなかの実力でびっくりしました(笑)。
そのうちに真言式とか、仏教とか出てくるのかな…なんて期待しつつ。

今回の物語では、何にでも首を突っ込みたがる上条当麻の性格を見越して、周囲が周到に裏を固めようとするシーンが描かれています。
それでも行ってしまう上条当麻。
その単純で、判りやすい動機の描写もあるのですが…、結局、僕たちが物語の主人公に求めている動機って、それだと思うんですよね。
小難しいことなんて必要なくて、困っているから助けたい…という。

だから上条当麻は言い切るんですよね。
たぶん、今度○○(ネタバレの為、伏せ。今回の黒幕)が助けてって言ったら俺は助けに行くぞ

これで、充分。

それにしても、今回の作品は日本語がおかしい人(変な意味ではなく、著者の故意で)が多かったなぁ。
登場人物が増えるから、喋り方に判り易い区別でもつけたのでしょうか?
個人的には、少し疲れてしまいました(笑)。
学園の外の物語だったので、いつもの面々が少し違うのも興味深い一冊でした。



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横溝正史読本/小林信彦・編
金田一シリーズで知られる横溝正史さんと、小林信彦さんの対談集です。
以前はかなり貴重な本だったそうですが、文庫本で手軽に手に入るようになっていたのを知って読んでみました。

横溝正史さんと小林信彦さんのお話はとても楽しそうで、作品には重厚な雰囲気がある横溝正史さんがこんなに明るい調子の方だとは存じ上げなくて、凄く新鮮な驚きでした。
金田一シリーズは母が好きで、本棚から何冊か拝借して読んだ事があるだけなので、僕の知識が足りなかったせいもあるのかもしれませんが、凄く印象が変わりました。
今後、またシリーズを読んでいく際にも違った印象が味わえそうで、楽しみに思っています。

閑話休題。
対談は主に四部に分かれています。

□ 第一部・「新青年」編集長時代から喀血まで
横溝正史さんが新青年と言う雑誌の編集長をされていた時代から、ご病気で倒れられるまでのお話しです。
当時の比較的自由だった出版社のお話しがなかなか面白いです。
勤め人だった筈ですが、本当に自由に楽しめていたようです。
また同じように別の雑誌の編集長をされた方の名前などを見ても有名な作家さんが居られて、当時は出版社勤務~デビューと言う流れがあったのかな?と思いつつ読みました。
僕は知らない冊子の方が多かったのですが、当時の裏舞台のお話なども聞けて面白かったです。
対談の相手をされている小林信彦さん自身も同じような経歴を持たれていて、二人の共通の知人も良く出てくるのですが、僕が不勉強なのか、それとも単に二人の知人であると言う域を出ない人々なのか、知らない名前が多かったのですが、なかなか楽しいエピソードが多くて退屈せずに読めました。
第二部以降でも出てくるのですが、編集者時代を通して海外の作品に数多く触れられているのが印象的でした。
原文のままを読んだりされていたそうで、頭のいい方なんだなぁと感心しきりでした。

□ 第二部・自作を語る
多くの人はこの部分が楽しみで読んでいたのではないでしょうか。
作品が書かれた背景なども出てくるのと同時に、結構あけっぴろげに元ネタの話しが出てきます。
第一部の際にも出てくるのですが、横溝正史さんはクリスティを始めとする海外の作家さんからの影響を強く受けています。
横溝正史さんの凄いところはそれを認めてしまう…というか、自分から話しています。
例えば『本陣殺人事件』のトリックについては『ソア橋』ではなく『エンジェル家の殺人』だとしたり、自身の作品以外でも、『不連続殺人事件』に関しては『ABC殺人事件』の複数化と、『スタイルズの事件』と話して居られたり、懐の深さですよね。
勿論両名ともにただトリックを模倣しただけではなくて、それ以上に難解だったり不可解な形に昇華させているわけですから、それが素晴らしいのです。

ちなみに岡山県で起こった実際の事件をモデルとしたと言われる作品についても、肯定していました。
ただリアルタイムでは報道規制がされていたのか知らなかったそうで、後に警察関係者の方とお会いした際に聞き、写真は別の機会にそういった犯罪事件などの写真を展示したイベントで白黒ながらもかなりリアルなお写真を見られたそうです。

□ 第三部・同世代作家の回想
ここで僕のテンションが一番上がりました(笑)。
僕は日本の古い推理小説も好きなので、横溝正史さんが同世代の作家の回想として挙げた名前は非常にヒットしました。
最近の作家さんのエッセイなどを読んだことがないのですが、作家さんの横のつながりと言うのも面白いですね。
横溝正史さんが特別にお付き合いの広い方だったのかは判りませんが、良くお話しもされているし、詳しいです。
江戸川乱歩さんとの交流の深さは、倉敷市にある疎開地へ訪れたこともあって知っていましたが、例えば小栗虫太郎さんとのご関係や、甲賀三郎さん、木下宇陀児さん、坂口安吾さん、海野十三さん、翻訳で著名な延原 謙さんなども登場。
小酒井不木さんに関しては、お亡くなりになった事情に関連している(勿論笑い話として)とも話されていました。
夢野久作さんの『ドグラ・マグラ』も読んでいたそうで、なんと対談の前に読み返していて、感想は『真夜中に気が変になっちゃってね』でした。書庫にあったガラスを割ってしまい、自殺しようとしてしまったとか。
ドグラ・マグラ…さすがの破壊力ですね!
交友の広さも勿論ですが、とにかく詳しい。
話の節々に全集が出ているとか、送られてきて読んだ…とか、この人は本当に推理小説が好きなんだなと感じました。

□ 第四部・クリスティーの死と英米の作家たち
対談の前日(1976年1月12日)にアガサ・クリスティーさんがお亡くなりになったと言うことで、追悼のような対談になっています。
クリスティのファンの方にも興味深い内容ではないでしょうか。
カーテンという作品を持ってポアロを死なせるわけですが、その辺りに対する考察であったり、作品群へ対する話であったり…。
素直に尊敬していることが良く伝わってくる対談です。
ところで横溝正史さんも病院坂の首縊りの家事件で、金田一耕介シリーズに一応の幕引きをしています。
これはもしかしてクリスティのカーテンの手法(クリスティはカーテンという作品を持ってポアロを引退、逝去させた)を模倣したのかな、なんて思うのです。
ただ金田一シリーズには横溝正史さんの死去に伴って消えた構想のみの作品も存在するので、本当のところは闇の中になってしまいましたね。

□ その他
元々の作品には横溝正史さんの日記がついていたそうですが、文庫版では割愛されています。
対談以外で収録されているのは、横溝正史さんの手による推理小説などに関するエッセイ、そして本陣殺人事件へ対する江戸川乱歩さんの書評と、蝶々殺人事件に対する坂口安吾さんの書評、そして2007年までが追加された詳細な年表です。
あとがきは当時のままの小林信彦さんのものがそのまま掲載され、追加の解説は権田萬治さんが書いています。

横溝正史さんご自身の事は勿論、横溝さんが活躍された当時の推理小説やそれに関わる人々の歴史自体を読める、非常に読み応えのある作品でした。
横溝正史さんのファンは勿論、当時の作品群が好きな方にもお勧めしたい、貴重な一冊です。
今の内にゲットしておかないと、また高騰し始めるんじゃないですか、これ(笑)。



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老巡査/夢野久作
夢野久作さんのミステリっぽい作品を読んでみました。

ミステリーな舞台で描かれているだけで、ミステリーではないのかも知れないですね。

物語の主人公となるのは、今で言うところの駐在所のような形で働いている年配の警察官だった。
彼は長く勤めていながらも大きな功労を上げる事も無く、波のない人生を送っていた。
しかし、ある夜…凶悪な強盗殺人を見過ごしてしまい、クビになってしまう。
被害者は普段よりお世話になっていた住民で、更に同時に仕事まで失ってしまった彼は、警備員として余生を過ごすことになった。
しかし、彼はその新しい職場でかつて起こった犯罪の解決の糸口となる事実を耳にするのであった…。


こういった作品では老巡査が実は昼行灯で、いざとなったら凄く活躍をする…というパターンが定番ですが、今回の主人公は良くも悪くも平凡な人間的な人物で、自分の無力さに涙するばかりです。
でも、多くの人はそうなんじゃないかなと思うのです。
無力な自分が嫌で、でも何かをしたいと願っても手が届かない事の方が多くて…。

著者は最初の強盗事件のヒントを見つけながらも、見過ごしてしまう老巡査が気付くかどうかはほんの少しの事だと描きますが、実際には、その少しの事に気付けるかどうかの違いが人生に大きな違いをもたらす事だってあるくらい、難しい事なんですよね。
それは著者自身も良く判っていて書いているんだろうなと言うが、心憎いところです。
誰もが小説に登場する名探偵のように見るのではなく観察することだ…というわけには、なかなかいかないのです。

勿論、物語は少しだけ波乱の展開を見せて終わるのですが、それも英雄譚とは少し違う、とても身近な距離に感じられる終わり方なのです。
でも、心から応援したくなる作品です。

そんな人物を主人公に据えてくるのは、やはり夢野久作さんの凄さだなぁと感じるのです。



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猫ヶ島/相澤京子
僕は実家で猫を飼っていたこともあって、結構な愛猫家です。
彼らの気まぐれな感じが、余りひっつかれたり忠誠心を出されたりするのは面倒…という僕にはちょうど良かったのかもしれません。
お互い、気の向くときだけ構っていれば相手も満足。

そんな猫の写真集ですが、コンセプトは『離島の猫』です。
全国各地の離島に住んでいる猫の写真です。

離島に住んでいるからといって、猫の気性がそれほど大きく変わるとは思えませんが、優雅な島の風景とマイペースな猫というのは、非常にマッチして思えます。
また、猫を例えにしたりしつつ、島のちょっとした情報を挟み込んであるので、ちょっとした離島ガイドブックのような楽しみ方も出来ます。
個人的には、後者の楽しみ方の方が大きかったかもしれません。

老後は離島でのんびりと…。
そんな人生にも憧れる年頃になってきました。

※この本は電子書籍で美味しくいただきました。
PDAのサイズで読むのにも非常に良かったですよ♪


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俘囚/海野十三
もはやミステリーというよりはホラーの色合いを帯びてきた帆村荘六探偵が登場する物語です。

海野十三さんの作品から帆村荘六が登場する物語を探しては読んでいるのですが、基本的に帆村荘六というキャラクターは主人公役だけではなく様々な端役までこなすキャラクターとして扱われているようで、この物語でもラストシーンのオチのような部分で登場して、ネタバレというか、解説を行って去っていくだけの役割です。

ある研究家の妻である魚子は、愛人である若い松永と暮らしていくために夫を井戸に突き落とし、上から石を投げ入れ、更に井戸に重たい蓋を乗せて殺害してしまった。
殺害した事による後ろめたさに苦しみながら過ごしていると、急に松永が置手紙を残して消えてしまう。
なんと鼻と唇を奪われてしまったというではないか。
その犯人とは…?


すっごくミステリー風なあらすじにしてみたけれど、SFですよね。
僕の好みから言うと、少しグロかったかなぁ、と。

ホラーが好きな人には、昭和初期のホラーものとして楽しむこともできるのではないかと思います♪



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故郷へマのつく舵をとれ!/喬林 智
聖砂国編のラストとなる作品を読んでみました。

聖砂国の国王、イェルシーは箱を手に入れて死んだ事を受け入れられずにいた母親を蘇らせようとしていたのだった。
その為に、箱の鍵であると思い込んだ特別な魔族―、魔王であるユーリを欲していた。
ユーリは重傷折っている村田 健と人質を交換するという先方の要望に応じて、聖砂国側へと身柄を預けるのだった…。


ずいぶんとシリアスな展開が続いた聖砂国編もこれで終わりですね。
コンラッドが眞魔国を離れた理由、各種の箱に定められている『鍵』の秘密など、しばらく謎だった部分がようやく判るようになってきます。
はたまた、ユーリとコンラッドが揃うと、雰囲気がギャグになっていくんだということも判りました(笑)。
久しぶりに出たコンラッドの寒いジョークネタも、懐かしいですね。

そうは言っても、まだ気になる部分がいくつか残されたまま続く…なんですね。
でも、本当にすっきりする作品でした。



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尾道・倉敷殺人ルート/西村京太郎
最近、また西村京太郎さんの作品を読み出しました。
三回連続で岡山を舞台とした表題ですが、地元愛だと思って勘弁してください。
多分、県外の人には位置関係がわかりづらいんだろうなと思いつつ…読んでみました。

日下刑事は両親のために旅行をセッティングしていた。
しかしいつまで経っても到着するはずだった倉敷の旅館へ辿り着かないままだった。
不審に思った彼は、旅行会社を訪れてみるのだが、そちらでも状況を把握できていなかった。
たまたま同じように問い合わせに来ていた旅行客の家族と、二人は倉敷へ旅立つことにした。
そして、段々と状況が判ってきた。
バスはジャックされ、一億円の身代金が要求された。
宝石という形で身代金を支払うと、やがてバスは当初の予定通りに倉敷の旅館へ到着するのだった。
彼らはルート変更という形でしか知らされておらず、自分たちがバスジャックされているとさえ思っていなかったのである。
そして事件は犯人たちの事故死で幕を閉じたはずだった。
しかし、事件の関係者が再び謎の死を遂げるのである…。


集団誘拐って好きなのでしょうか。
確か某球団を消したことがあったような…(笑)。
事件の核心部ではないので軽く触れてしまいますが、実現可能かどうかは別として、今回のバスジャックもなかなか面白い手法で行われています。
力で押さえつけるばかりがバスジャックではない、と。

後は日下刑事の恋愛物語ですね。
事件関係者と恋愛に落ちます。
結構ダイレクトな表現で描かれる西村京太郎ロマンス(笑)。
注目かもしれません♪

ネタバレ等は続き以降で。
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砂はマのつく途の先!/喬林 知
更に読み進めてみました。

前作で暗闇の中でお互いに気付かず争ってしまった渋谷有利とヴォルフラム…。

なんだか信じる心のダンジョンを思い出してしまいました。
…が、意外とすんなり展開していきます。

すんなりというか、凄く展開は少なくて…。
なければ無いで進んでいきそうな物語です。
お小遣いが足りないボーイズ&ガールズは飛ばしても…良い訳ないですよね。

ただ本当に展開は少ないんです。
久し振りにヴォルフラムは出てくるけど、ヨザックの音信は判らないし、村田 健の状況も判らない。
コンラッドはまるで元に戻ったように助けてくれるけど、本音はまだみえない。

でも次回で全てすっきりします。
その橋渡しなんです。

ちなみに展開が少ないというのに、同時収録で『恋に落ちて』という作品があります。
これはワイズ・マキシーンの恋愛物語と同時に、スザナ・ジュリアとアーダルベルトの物語でもあります。
本編を読むと、コンラッドとジュリアの恋路の障壁となるアーダルベルトというイメージが有りますが、この作品を読むとそのイメージを改めなければならない事に気付かされます。
この二人も、良い恋愛をしてきているのではないでしょうか。



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S岬西洋婦人絞殺事件/夢野久作
横溝正史さんのインタビュー作品を読んでいたら夢野久作さんの名前が出ていました。
余りミステリーと言う印象は無かったのですが、調べてみたら本格っぽい作品もある事を知ったので、読んでみました。

ある館に住む外国人夫婦の妻が夫の留守中に絞殺された。
その時に家にいたはずの調理人は近くの海岸で眠りこけているところを見つけられた。
彼は出てもいないはずの満月を見たと主張する。
そして妻の死に悲しみにくれていた夫は、やがて自殺をしてしまう。
三人に共通していた体中の刺青の意味とは?
そして、料理人が見たと言う満月の正体は…?


少し長めですが短編ですね。
謎の刺青や、被害女性の夫の謎の自殺やら、夢野久作さんらしい混沌とした雰囲気がたまらないです。
読んでいると、もう本格じゃなくてもいいや…と(笑)。
厳密に本格なのか?というと、少し微妙なところもあるのかもしれませんが、中盤から登場する探偵役の犬田博士の事件解決の手法はとても近代的な探偵像かつ、本格の雰囲気が溢れる良作です。
刺青に持たせた意味や、時代柄を考えると夫婦に割り当てられた役割と言うのも意外性があって興味深いですね。


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箱はマのつく水の底!/喬林 知
ちょっと気になる続きを読んでみました。

前作でヨザックを失った渋谷有利とサラは、二人で地下を進み続けていた。
有利は視力が極端に低下し、暗闇の中でも夜目が利くサラに導かれながら歩き続けていた。
しかし五日間も飲まず食わずの行程に、段々と有利の体は衰えていく。
そして、サラが地下道を進む本当の理由が明らかになっていくのだった。


結構、シリアスなまま続きますね。
村田&勝利の眞魔国への行程も同時進行で進むので、焦れるほどゆっくりとした進行です。
なんていうか、短編集2編を同時に読み進めているような気分です。
ちなみに度々眞王に渋谷有利を大切に思う言葉を口にしている村田ですが、ここに来てその本心が描かれます。
別に新しい魔王が欲しかったわけじゃない。何もかも話せる相手が欲しかったんだ。隠し事をしなくても済む仲間が、友人が欲しかった
そして、この言葉の後に口には出さずに続けるのが次の台詞。
だから絶対に失いたくない。誰を敵に回しても。

歴代の魂の記憶を引き継ぎ続ける大賢者の苦悩、でしょうか。

物語は後半でようやく地上に続きます。
コンラッドと再合流。
このシーンの描写を見て、コンラッドはやっぱり帰って来るんだろうなと思えたり。

他、渋谷有利と村田の心と体が入れ替わる古典的なSF作品『マ王陛下の花嫁は誰だ!?』も収録されています。
タイトルほど意味深な内容ではなく、寧ろ今まで描かれなかった村田 健の日常生活が読めると言う点でだけ興味深い作品かもしれませんね♪



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事件の裏側(倉敷から来た女)/西村京太郎
短編集、最後の作品も読んでみました。

十津川はある政治家に関係する事件の密偵を三上刑事部長から依頼された。
時期総裁の噂がある政治家の、愛人に出したと言うラブレターが出てきたのである。
そして送られた女性は行方不明で、調査の途中で死体となって見つかった。
十津川は亀井刑事たちにも手紙の存在を伏せたまま、何とか政治家の存在と捜査の目を離しておけるように奮闘するのだが…。
事件を追えば追うほど、その政治家と事件の関わりが奇妙に思えてくるのだった。


少し政治がらみの作品ですね。
こちらも殺人事件は起こっているのですが、事件の解決が主題ではなく、ラブレターの出所とその目的が主題になります。
少し前に読んだ長編の『竹久夢二 殺人の記』という作品でも、同様に殺人以外の部分が主題とされていましたが、意外とこういう展開が多いのでしょうか?
久し振りに西村京太郎さんの作品を読んで、ちょっと意外な感じを受けています。

事件の核心となる部分を隠しながら、亀井刑事と捜査を続ける十津川…という珍しいシチュエーションですが、逆にお互いに信頼している部分が見えてきて面白いですね。
どうしてもシリーズ物の推理小説では主人公の動きがクローズアップされがちですが、やっぱり十津川シリーズでは亀井刑事と二人で一つという形がいいですよね。



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殺しの風が南へ向かう(倉敷から来た女)/西村京太郎
今度の舞台は沖縄です。
短編集、倉敷から来た女はなんとも情緒に溢れた舞台が選ばれる作品が多いですね。

背中を刺されて殺されている身元不明の死体が見つかった。
身元が判るようなものは全て奪われていたが、所持していた三線のバッチから、沖縄料理店を営む男だと判明した。
しかし一緒に店を経営している妻が行方不明になっていた。
彼らは死の直前、帰郷していた沖縄で、何か良いチャンスを手にしていたと言う。
周囲の三線を教えていた人たちに、もう少ししたら発表すると伝えていたのである。
沖縄で調査を進めていると、幽霊会社を作って詐欺を働いていた男が浮上してきた―。


なんていうか、被害者夫婦が三線のバッチを異常に愛用していた事が事件のキーワードになるという作品です。
結局、身元が明らかになるときのキーワードは、夫婦揃ってバッチだったという。

ところで被害者は沖縄の人なので、堀の深い顔立ちをしていたそうで、亀井刑事がこんな感想を漏らしています。
私の顔は、丸くて、ぺちゃんこで、どうみたって、ハンサムじゃありません

…なんていうか、とても伊東四朗さんが思い浮かびます。


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宝はマのつく土の中! /喬林 知
続きも読んでみました。

聖砂国、小シマロンとの不平等な国交を結びかけたユーリたち。
逃げる途中でベネラこと、70年前の地球からやってきた老女ヘイゼル・グレイブスと出会う。
レジスタンスのような活動を続けている彼女と情報交換をしていると、『フレディとジェイソン』が処刑されると言うニュースが飛び込んでくる。
彼女たちの行く末に自らの責任を感じた渋谷有利は、彼らを救出するために向かうのだった…。


結構、シリアスな展開なんですよね。
巡り巡るというか、過去にも有利が良かれと思ったことが必ずしもいい結果に結びつかなかったという展開はあったのですが、今回も同様に、有利の配慮がフレディとジェイソンという二人の神族にとってよからぬ結果になっていたのではないか、と。

この展開はちょっと面白くって…。
僕らが現役で、こういう本を読んでいた時は勧善懲悪というか、主人公の行うことはきちんと善行になっていて、最終的にはみんなハッピー!という。
水戸黄門的な展開なんですよね。
あの時代劇において、黄門様の行為と言うのは、全て感謝されている。
でも…、もしかしたら黄門様が旅立った後で復讐が行われているかもしれない、それまでのバランスが崩れて国がおかしくなっているかもしれない。

そういった可能性に触れているというのは面白いですよね。
最近の子供はそういうことまで理解するんだなぁ、と。
ただ、全ての方向にとっていい結果になるようにする事は難しいですよね。

閑話休題。

有利の失明、ヨザックの今後…。
色々と気になる終わり方をしてくれる一冊です。

今後の事は判らないにしても、コンラッドと有利の信頼関係が完全に戻っている描写は、ファンの方なら嬉しい展開ではないでしょうか。
年を取りすぎた僕は、サラにも大概に騙されているんだから、学ぼうよ!…なーんて、意地の悪い事を考えるのですが。
また、人間界では何とか有利の元へ辿り着こうと、村田&勝利がそれぞれ別行動になりつつも奮戦中です。
展開がゆっくりなので、個人的にはそっちにページを割いて欲しくないのですが…(笑)。



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