本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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楽しい節約倹約100のコツ/西尾英子
節約のコツ。

無理なく、精神面や工夫で…という事ですね。
色々な制度の紹介など、実践的なことも含まれて居ます。

嫁の本棚から出てきたら焦る本。
…なるほど。
こういう使い方をすると、旦那が頑張って働こうとする



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資格の合否は「ノート」で決まる!/横溝慎一郎
資格など、目的を持った勉強のためのノートの使い方を提案した一冊です。

複数のノートを目的別に使い、それぞれを同時進行で記入していくという方法が象徴的です。
使っているのはノートですが、方法を見ていると、プロジェクト管理のソフトのような使い方です。
ここまでするなら、プロジェクト管理のソフトなどを転用しても良いのかもしれませんが、ノートに書くというだけでも頭に入ってくる部分は多いと思うので、その点では『書くこと』で再認識する効果を狙っているのでしょうか。

趣旨としてはノートの書き方の工夫などよりは、本文中の言葉でいうなれば『セルフマネジメント』なんですね。
自分の勉強の進捗状況や課題などをノートで明確にしていきます。
後半では、そこから明らかになった自分の弱点などを補うための方法が登場します。
その部分に関しては参考になる人、ならない人といると思うので、合うところだけをかいつまんでいけばいいでしょう。ノートの使い方の革新だなと思う反面、今の時代なので、ICレコーダーや携帯電話を使う項目があるのであれば、無理にアナログにこだわる必要はないのかなとも思いました。
…これはPDAユーザーとしてデジタルに慣れてしまったから思うのかもしれないですね。



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遺品整理屋は見た!! 天国へのお引越しのお手伝い/吉田太一
テレビなどで遺品整理の仕事が注目を集めたのは少し前の話でしたが、自分には余り縁もなかったのでそのまま大した興味を持つ事も無かったのですが、たまたま電子書籍で発売されている本を読んでみました。
遺品整理というと孤独死というケースが多いのでしょうが、僕はどうにか結婚もしたし、このまま(勿論かみさんの判断によりますが)平穏に暮らしていけば孤独死は回避できるのではないかなぁと思っています。
しかしどう転ぶのか判らないのも人生。

…あ、いや。
妻との生活は幸せで、離婚なんてありえませんよ!


閑話休題。
孤独死された人も、きっと若い頃や元気に活躍していた頃は自分がそんな風になるなんて思っていなかったことでしょう。
そういった人たちが残した遺品…。
それはその人がどのような人生を歩んできたのかを物語るような物なのかもしれません。

この作品は著者が実際に遺品整理で赴いた現場のエピソードが綴られています。
ケースも色々。
孤独死された方もおられれば、自殺を選んだ方もおられます。
中には遺品整理の業者として仕事は終えたものの、肝心の住民だった人が行方不明のまま…というケースもありますし、こういった仕事も本当に大変だし、毎回同様の方法で掃除だけをしていれば良いというわけではないだけに、大変そうです。
テレビに出てくるような美談ばかりではないし、それも現実なのでしょう。

人の生き方の結論、評価のようなものが出るのは死んだときではないでしょうか。
この本を見て、時には教師にし、時には反面教師にしながら、自分自身の人生というヤツを省みてみたいと思いますした。



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デジカメ上手になる/伊奈拓哉(上手になる本シリーズ)
コンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)で上手に撮影する方法をまとめた一冊です。

僕はデジタル一眼レフカメラ(以下、デジ一)のユーザーなのですが、最近は上さんの携帯電話のカメラの機能の高さに驚かされました。
顔の位置を自動的に認識したり、ピント合わせも僕よりよっぽど上手いんじゃないかというレベルで、このまま進化を続ければコンデジがデジ一を超える日はそう遠くないんじゃないかとさえ思います。

元々コンデジはカメラのヘビーユーザー向けではない事や、手軽さを売りにしている事等から、オートの機能が豊富に揃っています。
なので撮影するときにシャッタースピードやら絞り、ISO…と小難しい設定をせずとも、メニュー一覧から撮影したいシチュエーションにあったものを選べばいいわけです。
それにもう少しだけマニュアルの設定の仕方を覚えたら、もっと上手に撮れますよ…というのが、この本の趣旨。
できるだけオートで撮影し、もう少し足りない部分は自分で設定してみましょうよというものなので、説明が実にシンプルです。
夜景の撮影に関する説明にしても、夜景モードなどは基本的に三脚などで固定せずには使えないモードなので、コンデジユーザーは三脚を持ち歩かないだろうからという割り切りで行われています。
…まぁ、せっかくカメラはコンパクトにしたのに、ばかでかい三脚を持ち歩く人はいないわなぁ(笑)。

とはいえ、同じカメラの設定なので…意外と、コンデジユーザーのみならずデジ一の初心者でも十分に勉強になる一冊なのではないかなと思います。
ちょっとしたコツで写真の雰囲気はがらりと変わるものです。

最近少しこなれてきたのか、自分の中でこういうシチュエーションではこの設定で撮影する…なんて決め込んでいたりする部分もあって、それはそれでそれなりに(それ三段論法!)撮影はできているのですが、そもそもカメラはこうやって色々な方法を試しながら、奇跡のように出会うぴったりの設定を探す遊びなんだなぁと、妙に初心に立ち戻ることができました。
コンデジのユーザーの方はオートだけ、もしくはオートのモードをいくつか使うのみで撮影するという方も多いのかもしれませんが、構図や撮影上のちょっとしたコツなどもありますし、いくらか設定を自分で作ってみるといっても、やってみれば笑えるほど簡単な事ばかりです。
でも今のコンデジの実力からすると、この本に書いてあることを全て実践できれば相当な出来の写真が撮影できると思います。
もう少し撮れたらいいのになぁ…なんて思う人は、ぜひ手にとって見てください。



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探偵は今夜も憂鬱/樋口有介
先日、樋口有介さんの苦い雨http://tontonme.blog85.fc2.com/blog-entry-1099.htmlを読んで、不意に思い出したのがこの一冊。
苦い雨に登場する高梨にも共通する、良い感じに枯れたハードボイルドな雰囲気がたまらなく魅力的な主人公柚木草平が主人公の中短編作品です。今回、再読してみようと調べてみたところ、これがシリーズとして第三弾に当たるそうです。
彼は元刑事ながら、今は退職してフリーの犯罪事件ルポライターとして活躍しています。
そんな彼の元には警察に依頼できないような探偵としての仕事が持ち込まれることが多々あった…。

高梨と同じような枯れた雰囲気を持つハードボイルドな主人公ですが、結構差異も多くて、高梨が家庭を大切にし、女性に魅力を感じたとしてもストイックな立場を保っているのに対し、柚木はそこそこ軟派な姿勢を崩そうとしません。
前社長への義理で事件を引き受けた高梨に対し、専門の殺人以外の事件でもお金や依頼人の魅力で事件を引き受ける…など、随分と違う一面を見せてくれます。
樋口さんというのはこういう細かな使い分けなど、結構器用な作家さんなんだなーと感心させられました。
よくよく読んでいるとかなり似通った二人なのに、読んでいる間は全く別な印象です。

収録された作品は以下。

□ 雨の憂鬱
エステティックサロンのオーナー社長の義理の妹の恋愛沙汰に関する物語。
少しいわくのありそうな交際相手の事を調べている内に依頼者が死んでしまう―。
柚木が見つけ出した、事件の真相は少し恐ろしくも背筋が冷えるようなものでした。

□ 風の憂鬱
失踪した女優を探すという物語です。
公表されてこなかった女性の過去を調べ上げ、徐々に真相へ迫っていきます。
人間としての幸せと、仕事に生きることの意味を考えさせられる興味深い一作。

□ 光の憂鬱
鯨をモチーフに人気を集める雑貨店の店主は随分と前に山で失踪したままになっていた。
そんなある日、急に失踪したはずの夫から手紙が届いた。
行き過ぎた愛情の恐ろしさを垣間見ることが出来る作品です。


それぞれ、短編ではありますが問題提起などのメッセージ性や、物語の作り方の上手さなど、非常に読み応えのある作品に仕上がっています。
個人的にはストイックな高梨に惹かれるものの、軟派に見せながらも筋はきちんと通し、なんとなく離婚寸前の奥さんへ対する言葉に出来ない愛着のような感情などが見える柚木探偵も、なかなか魅力的なキャラクターだなぁと思いました。
トリックが凄いとか、ミステリーとして優れているといった作品ではないですが、とても楽しめました。



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頭文字D ヴォーカル・バトル
頭文字Dを読みながら聴いてみてはどうでしょう!
ちょっと面白い企画版をご紹介。

頭文字Dでは様々なユーロビーとの楽曲が使われていますが、その楽曲をアニメの声優さんたちがカバーしたのがこの一枚です。
もちろんキャラクターの声っぽい感じで歌っていますし、洋楽のカバーではそれぞれに合わせて作られた日本語の歌詞で歌っています。
声優の方って歌が上手な方が多いので、内容も結構安定しています。
レベル高めのカラオケ大会という趣でしょうか。
武内 樹(岩田光央さん)のNIGHT FEVERはちょっと苦しそうにも聴こえるのですが、でも樹の顔を思い浮かべながら聴いていると、「これって完璧じゃん」と思えてしまうので、少しファンの贔屓目があるのかもしれませんね。

楽曲を楽しむもよし、歌詞にこめられたキャラクターたちの言葉を楽しむもよし。
もちろん頭文字D以外でそれぞれの声優さんが好きという方も楽しめるでしょう。

ちなみにカバーされているのは洋楽ばかりではなく、例えばM.O.V.Eの楽曲からRage Your Dream、around the worldが選曲されており、それぞれ池谷浩一郎&佐藤真子と藤原拓海&茂木なつきという素晴らしいコンビで再現されていますし、奇蹟の薔薇は高橋兄弟のデュエットになっています。
こういう企画は面白いなぁと思いつつ、やっぱりプロジェクトD以前の方がキャラクターも充実していたなぁなんて回顧したりするのでした。


シリーズで他にも出ていますが、個人的にはやっぱりこの一枚が最強だと思います。


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デジキャパ!
暑い夏が過ぎ、秋めくごとに紅葉の綺麗な時期がやってきます。

…ということで、季節の変わり目に購入しているデジキャパ!をご紹介。
デジタル一眼レフカメラの月刊誌です。
季節ごとに注目の撮影対象を上手く撮影する為のテクニックや構図を紹介してくれます。
ヘビーユーザーの方々にとっては頭にあることなのかもしれませんが、僕のようなライトユーザーは季節ごとに確認できるこの雑誌は非常に重宝します。
例えば紅葉であればモードは曇り空などに設定すると綺麗に写るんですね。
また紅葉の撮影は構図が重要になってきます。
そういったことを確認させてくれるので、毎月までは購入していないものの、季節の節目にはその季節の美味しい撮影に関して調べておくようにしています。
次に買うのは初冬くらいでしょうか、イルミネーションの特集が組まれる(多分)頃に購入することでしょう。

僕はコダブルに魅せられたまま、オリンパスのE-300という機種を使い続けているのですが、例えば最新機種の紹介などもされており、コンデジとは違い普段見るテレビCMなどからは最新情報の入りづらいデジ一の情報をたっぷりと読むことができます。

毎月読むもよし、季節ごとに読むもよし。
ライトユーザーでも気楽に手に取れる内容がうれしい一冊です。

公式サイト


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クライシスコア ファイナルファンタジー7
ファイナルファンタジー7は、僕の中では余り印象のよくないゲームでした。

…というのも、PSを購入する時期が遅かったので、PSのファイナルファンタジーは8,9,7の順序でしています。
特に8はPSゲームでもここまで出来る!と評判の良い画質だった為、7でもそんなに変わらないんだろう…と思ったら、PS初期にありがちなポリゴンだったので、ストーリーを楽しむ事よりも、そちらへの拒否反応があって、上手く楽しめなかったのです。

しかしこのゲームで変わった!
FF7は名作だ!

このゲームの舞台となるのは、FF7の主人公であるクラウドが一般兵として神羅に居た頃の物語。
主人公となるのは彼を同じく田舎の出身という事で親しくしていた、ソルジャークラス1st(最初は2nd)のザックスです。
英雄になりたい…そんな夢を抱いてソルジャーになった彼は、少しおっちょこちょいながらも誰からも好かれる性格で、明るく楽しく、そして着実に任務をこなして生きます。
しかし徐々に神羅の影の部分へ巻き込まれていくことになります。
FF7にも登場するセフィロス、エアリス、ティファなども登場し、本編の伏線としての役割を果たします。

クラウドが自分をソルジャークラス1stと思い込んでいたことなども、この作品との関連で解き明かされます。
…逆に、7をしておかないとラストシーンとか納得できないんだろうな、とも思います。
え?こいつ死んじゃうのとか、ティファがやけに怒ってたりとか…最終のほうで無理に繋げた部分が多少見られるものの、上手く作ってあるなぁと思いました。

なによりもグラフィック。
本編で僕をノックアウトしてしまった思い出が消えてしまうほど、美しい。
携帯ゲーム機って、綺麗なグラフィックを諦めて楽しむものだったんだと思っていたのに、やられました。
とにかく美しく、生々しい。
ここまで綺麗だと、ボイスもはまるなぁと思ってしまいました。

ゲームシステムはアクションRPG。
魔法や剣を使い分け、デジタル・マインド・ウェーブというランダムに発生するスロットシステムによって必殺技やレベルアップ、回復などのイベントが起こります。全体的に良いテンポで進むので、どんどん先へ進めていくことができます。
本編とは別に単発のミッションというシステムがあり、基本的には一定の目的の元にバトルを繰り返すだけのものなのですが、アイテムの入手なども出来ます。
僕はゲームの初期にこのミッションにはまり、本編の殆どを楽勝で終わらせました。
…本編をじっくり楽しみたい方は注意が必要です。
後、クリア後にセーブをすると、スクエアにあった『強くてニューゲーム』のような形でリセットされてしまい、ミッションもやり直しになります。
正直、二度も三度もこなすのは退屈な程度のミニゲームなので、ここは注意が必要でしょう。

この画質で本編がリメイクされれば…と思うのは、きっと僕以外にも7を楽しみきれなかった人がいるのではないかと思うからです。
ちなみにこのゲームのラストで流れるワンシーンへ、PS3への参入時にスクエアが作っていたPS7のムービーが流れます。
あの頃、FF7がPS3でリメイクか!?という話しもありましたが、こんなところに採用されてましたとさ。



ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


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苦い雨/樋口有介
樋口有介さんの作品は今回が初めて…と思ったら、『探偵は今夜も憂鬱』という作品を読んでいましたので、二作目です。
ハードボイルドな世界観を持ちながらも普通の生活に幸せや充実を見出す主人公はマイクル・Z. リューインの描くキャラクターにも共通するようなところがあり、とても大好きな世界観でした。

過去に大会社の社長交代に関わるトラブルで会社から離れた主人公、高梨。
彼は小さな雑誌の編集社の代表として、家庭を守りながら生活を送っていた。
そんな彼の元にかつての会社の役員から連絡が入った。
それは彼自身が世話になった先代社長の愛人である女性を探して欲しい…というものだった。
世間に明るみに出ないように、銀座で店を出せるように手配した女性…。
しかし彼女は忽然と姿を消していた。
会社内の派閥争いで彼女が相手側へつき、自分たちにとって不利な発言をするのではないかというのだ。
先代社長への義理、そしてその女性への一方ならぬ感情。
彼は社会の中に渦巻く陰謀へと再び踏み込んでいくのだった…。


作品としては会社内の派閥争いだけに留まらず、銀行をも巻き込んだ業界再編への含みを持ったところまで展開するので、読んでいて先の展開や黒幕の存在にドキドキさせられます。
普段、自己啓発以外の本だとハードボイルド系でもミステリーが多いのですが、こういう思惑がもつれ合うような作品も面白いです。
特に樋口有介さんの作品に出てくる人物は魅力的です。
夫を信頼しながらも、夫の本音を聞かせてもらえないことを不満に思う妻、そしてその連れ子で二人の関係を少し大人びた目線から観察している娘…。

家庭を大事にしたい。
でも自分の信念も捨てられない。


人って多かれ少なかれ、こんなジレンマの中で暮らしているんだと思うんです。
必要なだけの仕事をこなして、アフターファイブや休日は家庭での会話や旅行を楽しむ―。
書いてしまえば、それだけの方がシンプルなのに、人はどうしてもシンプルになりきれない。

本作の主人公である高梨という男は、まさにそんな人物。
関わらなければ…。
少し離れたところで美味しい部分だけをつまめば…。

そういう風になれれば楽なんだろうなと思うことはあります。
だけど、そうはなれないから人は魅力的なんだと思います。

そしてもちろん、この作品の主人公も…とても魅力的です。



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岡山の木造校舎/河原 馨
岡山県内に残る戦前に立てられた木造の校舎を集めた一冊です。

著者の河原さんは建築士として活躍されておられる方ですが、本文中にはこういった本にありがちな専門用語が飛び交うような場面は抑えられ、歴史と現在の用途、ぱっと見た時の印象、ちょっとした特徴の紹介に注力されています。
古すぎて使用できない状態になっているもの、歴史的な価値を見出されて保護されながら使われているもの、そして今でも現役で活躍しているものなど、様々な歴史を刻んできています。

岡山県の教育県としての象徴である閑谷学校のような校舎のほかに、僕は自分で写真を撮りに行ってきた吹屋の小学校など、見た目にも風雅な建物が揃っています。
街中にある学校は倉敷の西中学校のような例もありますが、取り壊されやすいのでしょうか、言葉は悪いですが辺鄙な場所にあった分校などが残されているので、観光も兼ねて見て回ると面白いかもしれません。

僕が通っていた小学校の旧校舎は既になくなってしまいましたが、通っていた当時からそれなりに歴史を感じさせてくれるレトロな校舎に通っていました。なのでこの本を見ていると、なんとなく自分の子供の頃を思い出させてくれます。
真新しい校舎で学んだ方々の目にどのように写るのかは判りませんが、こういった古い校舎めぐりは、僕にとっては回想しながらの旅路になります。

一つ注意が必要なのは、いくらか現役の校舎も含まれているんですね。
上述の吹屋の小学校の時には、管理人さんのような人が居られたので「写真を撮らせていただいてもよろしいですか?」と尋ねたところ、「いいですよ。でも生徒さんは写さないようにして下さいね」といった事を言われて驚いてしまいました。
まさか現役の校舎だとは思わなかったので驚いてしまいました。
何も知らずに校庭に入り込んだりすると、不審者扱いを受けてしまうかもしれません。

それさえ気をつければ、楽しいタイムスリップのたびがあなたを待っています。



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田中角栄経済学/小林吉弥
カネを活かして使う極意…なんてサブタイトルとともに悪そうな顔をした田中角栄元総理大臣が表紙を飾るこの本ですが、内容は田中角栄さんのお金の使い方の上手さを紹介しています。

ポイントはいくつかあると思うのですが、
・嫌味や相手の負担にならないように渡す
・相手が困っている時に、直接渡す
・相手が必要な額以上に渡す
・自分のお金を渡す

この辺りをきちんと押さえられていると思います。
お金はもちろん自分に有利になることを願って渡すわけですが、嫌味であったり相手の嫌味であったりすることを良しとしない田中角栄さんは、時にはお金に困っている人にお金を渡すのに、相手に直接渡さず、近しい人へ自分からのお金であることを伝えないように渡すなどの配慮をしています。

大人の社会なので、手段はいつでもお金になってしまうのですが、田中角栄さんという人は非常に人の情報を把握している方でした。卓越した記憶力で、お金を渡すタイミングを完璧に押さえています。
本文中に藤山愛一郎さんが比較対照として紹介します。
この方も色々な場面で他社へお金を渡してきたそうですが、田中角栄さんの渡すタイミングや渡し方などから得られる効果を最大限に計算したやり方に対し、どちらかというとおおらかにお金を使い続けた彼は、結局総理大臣になることはできませんでした。
相手もプライドや常識のある大人だけに、ただばらまくだけでは通用しないんですね。

ただ、この本を読んでいて一番感じるのは、田中角栄さんはお金ではなかったんだなと。
方法としては一番判りやすく、現実的なお金を渡すということなのですが、その上で人間的な魅力であるとか、驚異的な記憶力で相手の事を知り尽くしているからこそできる配慮、そして政治家としての実力―こうした、本当に必要なものがあるからこそ、お金が最大限に活きたのでしょう。
たまたまお金があったから、渡したものはお金でしたが、もし余りお金が無かったり、政治的なルールとして金銭のやり取りがまったく封じられていたとすれば…、その時は持ち前の気配りで、別の感動を与えて人をひきつけていたのだと思います。

ところでこの本の最終章で、実践編として小佐野賢治さんという方が登場します。
政治家の世界とビジネスの世界では多少勝手が違う部分もあるということで、お金を効率よく使った経済人で、田中角栄さんにも近しい人物として選ばれたのでしょうが、ちょっと蛇足だったかなぁと思う部分もありました。




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岡山の城と城址/藤井 駿、市川俊介
岡山県内にある城と城址を紹介した本です。

不勉強なもので、この本で紹介されている36箇所もの城(城址も含む)を見て『岡山にはこんなに城があったんだなぁ』とさえ思ったのですが、あとがきを見てみると岡山県内には600ほど同様の史跡が残されているのだそうです。
こんなにあるとは思っていませんでした。
岡山城を除くと僕の知識にある城は津山(津山市)や下津井(倉敷市)の城址のように、ある程度観光向けに用いられていたり、常山城(玉野市)のように女性たちが最後まで戦ったという美談が残されているような城くらいまででした。
本文を読んでみると軍事上の都合から、今の僕たちが持っている城の意味合いとは異なる軍事拠点のような城もあれば、人が立ち入りづらい場所を選んで作られた難攻不落とされた城もあり、とても興味深いです。

それぞれの城の成り立ちや歴代の城主、そしてその城を攻め落とした主要人物たちなどが紹介されており、歴史の教科書では決して学ぶことの無かった岡山県の戦国時代が良く見えてきます。
宇喜多直家という人物も興味深いですね。
それまで持っていたイメージは岡山城の最初の城主という程度だったのですが、なかなかの策士だったようです。
汚いといっても過言ではないほどの手法も用いていますが、この人が居るのと居ないのとでは岡山の歴史も随分と変わったのではないでしょうか。

岡山の戦国時代のダイジェストのようでとても楽しめる一冊なのですが、一つ残念な部分があります。
この本では城址の写真を非常に重視されているようなのですが…。
城址全景の殆どがただの山の写真にしか見えないです。
著者や写真家の方のフォローをすると、全景として離れて写真を撮影しても多くの城址は石垣が残っているとか、土台部分が僅かに残されている程度なのでそうならざるを得ないのです。
ただ…余りにどこを見て良いのか判らないので、心霊写真でありがちなやり方で丸で囲んでくれるとか、何か工夫が欲しかったかもしれません。
ただ、多くの城はそのように名残程度しか残っていない状態なので、600もの城址があるといわれてもピンと来ないのは仕方ないのかもしれません。
巻末には紹介されていない城址も含めた地図があるので、興味がある人は実際に城の名残を探しにいってみてはどうでしょう。



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ワンダーJAPAN
まさかコンビニでこいつと出会えるとは思いませんでした。

日本各地の廃墟や風変わりな建物、像、B級グルメなどを紹介したムックです。
エロ/グロに加えて廃墟など、結構際どそうな内容が多いので、まさかコンビニで取り扱うとは…!
僕が今まで気づかなかっただけなのかもしれませんが、正直コンビニでこの本を見かけたその瞬間こそが、僕にとっての『ワンダー』な風景でした。

僕が見かけたのは2010/9/1発行分の『日本の不思議な《異空間》500』でした。
これ以前のものも取り扱いがあったのかどうかは判りませんが、鬼怒川秘宝殿性神の館(両方とも北関東なので並んで掲載されていました)、チョンボ地蔵のように、普通の棚でいいのか!?と問いたくなるような際どい写真や、佐原精神病院跡の掲載して良いのか?と思わせるような鉄格子の部屋などもあります。
廃墟も現役の建物もごちゃ混ぜなので、どれが営業中でどれが終わっているのかよく判らなくなります(笑)。

他にも建設中(2010年9月現在)のスカイツリーy、全国各地に散らばる巨大な仏像など、普通に楽しめる内容も数多く掲載されています。
廃墟やエロ/グロの部分に関しては好き嫌いも分かれると思うのですが、個人的にはこういう本って好きです。
今は気軽に海外旅行に行ける時代だし、国内で遠くへ行くより韓国や中国といった隣国の方が身近…と思う人も居られるのかもしれません。
ただ…国内に目を向けても、まだまだこんなに楽しめる場所がある!
次の連休の予定へ国内旅行を加えてくれる一冊だと思います。

…また次の号もコンビニで手に入るのだろうか?

公式サイト
http://www.104-0031.com/wj.html


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自信をつける心理学/加藤諦三

自分に対してコンプレックスがある人に、一度読んでみてもらいたい一冊です。

この本で最も象徴的な事は、劣等感の原因を全て自分の中へ集約させている事です。
第1章『なぜラクに生きられないのか』にはこんな言葉が登場します。

太っているから劣等感を持つのではなく、劣等感が深刻だから太っていることが気になるのである

そしてこの劣等感に根拠はないのです。
それを決めるのは自分自身であり、自分自身が変わらない限り周囲からそれを認められても、例えば上記の例で言えば太っていないと言われたとしても、それは何の慰めにもならないのです。
心をその呪縛から解き放つのは、自分自身を認めることであったり、周囲の特定の誰か(著者の例で言えば、自分を馬鹿だといい続けた父親)にそれを認めてもらうしかないのです。
ただ後者の場合、その『誰か』から離れて、客観的に自分を見直すという環境の変化も有効だそうです。

この本では他にも色々なパターンの、劣等感を持つ人が登場します。
もしかすると、この本を読む中で『もしかして自分は劣等感を持っているのではないか』と感じる人もいるかもしれません。
例えば自己顕示欲が強い人は、自分を強く、良く見せたいという意欲がありますが、それは内面で誰かに認めてもらわないと不安で仕方が無い弱い自分がいる為です。
その端的な行動が自慢であり、その事が結局周囲から冷たい目を集めてしまいます。
人が思うほど、他人は他人のことを気にしていないのが世の常だと思いますが、その割り切りを思い切ってしてしまわないと、本当に誰からも愛されていない自分を創ってしまうのかもしれません。
自分の劣等感で夢中な人は周囲が見えなくなっていく傾向にあるという解説は、心に留めて気をつけてみようと思います。
自慢をやめること、そして周囲を良く観察して利他を心がけること…もしかすると、劣等感に苛まされている方でも、この二つを積極的に実践してみると、周囲の中にいる自分を客観的に観察することが出来るようになるのかもしれません。

そういえば面白いたとえが後半に出ていたので紹介します。
かの有名なウサギと亀の話しです。
ウサギは足の速い同族との戦いではなく、足の遅い亀との勝負を選んでおり自己肯定、他者否定の傾向が見られます。自分より明らかに劣るものとの比較で、自分の優越感を満たしたかったのでしょう。
この物語では通常、亀は地道な努力で勝利を収める…という教訓になるのですが、著者は『このカメのように生きてはいけません』とします。
なぜなら、カメは自分がウサギと違うことを受け入れ、自分には重い甲羅がある事の価値を誇ればよかったのですから。

劣等感というものが実際には存在しない自己との戦いであるとした論調は興味深かったです。
確かに他人が気にしないような事に気を取られている人は間々居られます。
字がコンプレックスで人前で字を掛けない人、髪型の少しの乱れに心を奪われて鏡ばかり見る人…。
そんな事、大したことないのに…。
周囲のそんな目で、自分自身を見れるようになれば、随分と気楽に生きていけるようになるのではないでしょうか。



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封印された村/歴史ミステリー研究会
このタイトルは寧ろこの本の価値を下げているような気がします。
ちょっと目を引くタイトルですし、僕もそれで手に取った一人なのですが…。

廃村や巨大な廃墟などの歴史を追った一冊です。
別に血塗られたような歴史があって…というものではなく、石炭のようにエネルギー源としての需要がなくなったりといった事情から、その城下町のような集落などのように何かしらの事情があって放棄された地域の歴史などが主です。
鉱山跡であるとか、ダム建設の為に水没してしまった地域など、一つ一つの歴史をたどってみると本当に興味深いですね。普段は第三者的に「ダムを作ると、水没してしまう地域がある」としか思ってい
ないのですが、それぞれにはやはりドラマがあるようです。
僕は岡山に住んでいて、岡山県は香川県とテレビ局を共有しているのであちらのニュースもよく見るのですが、今回はじめて知ったのが、高知県の早明浦ダムで水位が下がると出てくる大川村の村役場のエピソードです。
単純にダムを作る際に沈んでしまったのだろうと思っていたのですが、あの旧村役場はダムの反対運動の最中に作られたもので、ダムが計画通りにできると沈んでしまうことが決まっていた場所を選んで建設されたそうです。
大川村にはダムができた際の税収配分もなく、沈んでしまうメリットが何も無かった為に強固に反対していたそうで、その意思表示としてわざわざあの場所を選んで作ったのだそうです。
それを知ってみてみると、水位が下がって四国が水不足へ陥る度に顔を出す村役場というのは、故郷を奪われた人々の思いが乗り移っているようで、ちょっとゾクっとしますね。

その他にもダムが多く、ついで鉱山、そして極端な離島など自然環境が厳しくて人が退去してしまったケースもあります。
人が離れた後も神社や墓などが残されるケースも多いようで、その為に訪れる人もおられるそうです。
自分が生まれ故郷を仕方なく離れることなく、無事平穏に暮らしていけていることに感謝したくなるようなエピソードも多かったですが、そうした離れた方々にとっても、やはり故郷というのは格別の存在なのですね。

後、古くから続いている奇祭も紹介されているのですが、それはちょっとこのタイトルの本に掲載してしまうのは地元の方々に失礼ではないかと思ったりします。奇祭といっても、大食い大会(青森県佐井村)や女装して蚕への感謝をする祭り(群馬県川場村)など、別に怪しげなものではないですし。
また岡山県からも登場していますが、歴史に残るような事件の起こった場所などに関しては、別に封印されているわけでもないですし、特に岡山県は惨殺事件なので…余りこういったところで掘り起こすような形は好ましくないような気がするのですが、どうでしょう。
こういった紹介の中で興味深いのは、高知県井口村というところのエピソードでした。
この村で起こった事件が土佐勤王党結成の契機となり、この党は坂本竜馬が政治活動を始める第一歩となるのでした。

たびたび触れている通り、内容はすごく興味深いものであると思うのですが…どうしてもタイトルが好きになれない
でもこういった本が出ることはとても大切なことだと思います。
人が居なくなってしまうことで、そこへ集落が存在したことまでもが風化していくのは寂しいですし、こういったことを知ることが、やがて自分の住んでいる場所へ対する郷土愛のようなものを培ってくれるのではないかと思うのです。
文中に登場する写真は全てモノクロ(表紙除く)ですが、ネットで公開されているものも積極的に掲載されているので、時期的にも写真の量も豊富で満足でした。
ただちょっと調べれば裏が取れそうな情報にまで「~ともいわれる」などと曖昧な表現に終始しているのは…余り取材活動は行わずに作られた本なのかな?なんて穿った味方をしてしまいました。




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侍道ポータブル
なんでもありの斬りまくりゲームをやってみました。

明治維新直後の日本が舞台で、六骨峠と呼ばれる宿場町で起こる地元の主導権をめぐる士族同士の争いと、明治政府の陰謀を描いた作品です。
主人公は流れの侍として、その争いの中に身をおき、宿場町の食事どころ、昔ながらの士族である黒生家、そして妥当明治政府を目指す赤玉党のいずれかに加担して戦いへ参加することになります。
ゲームの中では9割くらいのシーンで刀を抜くことができ、通行人を辻斬りしたり、物語の進行中に放しているキャラクターを無視していきなり戦闘を始めた見たりすることができます。
一部の最重要キャラを除けば、主要キャラを殺してしまう事もでき、物語のほうがそれにあわせて展開してくれるので、非常に自由です。
また刀を探すというやりこみ要素もあり、なかなか飽きない作りになっています。

こういうゲームをするのは初めてだったのですが、何でもやり放題というのはなかなか面白いものですね。
普段からアドベンチャーゲームのようなある程度選択肢の限られたゲームをすることが多かったので、非常に斬新でした。
しかもこのゲームはPSで出たもののリメークだとかで、そんな昔からこのような自由度の高いゲームが出ていたとは驚きでした。

ネタバレ等は続き以降で。
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湾岸ミッドナイト the movie
湾岸ミッドナイトの映画版を見ました。

ストーリーは初期の頃なんですね。
朝倉アキオが同姓同名の人物が乗っていたZを手に入れ、その妹やかつての走り屋仲間と接しながら、なかなか言うことを聞かない車だったZを乗りこなそうと苦戦していた時期までです。
北見チューンがどうこうとか、そういった話しが出てこない時期なので、原作を知らない人でも充分に楽しめる範囲で綺麗にまとまっているんじゃないかなって思いました。
レースという点で盛り上がるのはこの後の展開なのでしょうが、話としてはとても綺麗に終わりました。
悪魔のZやブラックバード以外では搭乗している車種が異なったりもするのですが、それは時代に合わせて思えばいいのかなって思いました。
ただ秋川零奈が原作でBNR32なのが、今回の劇場版ではBNR34なのが、ちょっと…かなぁ。
この作品において彼女はそんなに役割を負わないので、余り関係は無いと思うのですが、スカイラインの32と34の違いはスカイライン愛好家の方にとって大きな違いのような気がするのですが、どうでしょう。

スピード感は実際にそこそこのスピードで走らせている映像を早送りにしたものです。
原作のスピードが300km前後になっているので、実写化においてはコレが限界なのでしょうか。
古いS30のZは本当に綺麗で、よくぞ残っていたなぁと感心したのですが、年代物のS30が早送りのような映像の中でチャカチャカと動く姿は、なんとなく人形劇のような感じを受けないでもなかったのですが…、そんな事よりもよくぞここまで再現したという感動の方が強かったです♪

配役のほうも結構雰囲気が出てて良かったです。
頭文字Dでも序盤の主人公の卒業までで終わった方が綺麗だったという意見の方も折られるようですが、湾岸ミッドナイトも序盤のここまでの終わり方というのは非常に綺麗だな、と。
個人的にはこの後のどんどん悪魔のZヘ魅了されていく主人公たち…という姿も大好きなのですが、ちょうど主人公が美少年だったり、登場人物も綺麗系な方々が配役されていることもあって、これくらいの軽めのストーリーで終わっているのが美しいのかなぁと思ったりしました。
もちろんそういった人たちも魅了されて、ディープな世界に繰るなら大歓迎です!



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人生は数式で考えるとうまくいく/大村あつし
エクセルの操作などに関連する著書で活躍されている大村あつしさんの半生を振り返るような一冊です。

個人的には、どこかでコンピューター教室でも開業されている人がたまたまエクセルに関する本を先駆けて書いたらヒットした…みたいな、すっごく安直な人生を想像してしまったのですが(本当に失礼な話しで申し訳ないです)、この本を読むとなかなかの苦労人であることがわかります。

この本には著者の著作を反映させたような、人生を数式に変換して考える…といった趣のタイトルがつけられていますが、実際にいくらか例えられている部分もあるのですが、大半は数式から離れた、普通の自伝であり、自己啓発のような内容になっています。
ただ凄く数学的な頭で考えられているというか、目的の為に何をすることが必要なのかとか、自分を凄く第三者的な目で見つめたりといった風に、とても理路整然とした人生観を持っているんだなと思います。
言葉にしてしまうのは簡単なのですが、実際にそういう風に生きるのは難しいですし、それを思って実践できるかどうかも判りません。

ただ著者の整理された目線から本書を読むと、人生をうまく行かせるコツは結構シンプルなんじゃないかなとさえ思えてくる。
すぐにすぐ実践するのは難しいかもしれませんが、少しずつでも参考にしていければいいかなって思います。
特に僕は感情優先で突っ走ってしまう不器用なところがあるので…気をつけたいですね。



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OTACOOL3 WORLDWIDE WORKSPACES
この本のタイトルが全てですね。

オタクール

一般的にオタクと呼ばれている人々の部屋をフィーチャーした本です。
この3は机をピックアップしたものです。

この本は人の紹介で読ませていただいたのですが、実に興味深い。
まぁ…あの、登場するコアな部分はよく判っていません。
一杯おもちゃがあるとか、あの女の子のイラストは誰なんだろう?というのは判らないのですが、やはり今はオタク文化もコンピューター化されつつあるんですね。
機械類に関しては最新ですし、僕自身も自分のワークスペース(別にゲームしたり、絵を描いたりするのではないただの事務方ですが)の参考としても使えそうな部分が多々見られました。
一般的にも垂れがちなイメージとは異なり、明るく清潔で機能的な部分も多いので、結構普通のワークスペースとして参考にする部分も多そうなイメージでした。

個人的に感じたのは、みんな椅子にはこだわるんだなぁというところです。
車で言うレカロっぽいような形の椅子やら、定番?プレジデントチェアやら。
…きっとみんな長時間座るのに対応するんだろうなぁ。

なかなか興味深い写真集でした。
オタク文化に興味が無い方でも楽しめると思いますよ♪




※ちなみに1が部屋、2がコスプレだそうな。両方とも僕には未知の世界でした…。


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ゼブラーマン
白黒つけるぜ!

少し前に話題になっていたゼブラーマンを今更ながら観てみました。
哀川 翔さん演じるベタベタのマスクドヒーロー物ですね。

家庭でも職場の学校でもイマイチ冴えない中年男性…。
職場では信頼を得られず、家庭でも父親の尊厳などは無く、長男に至っては親と一緒の学校に居るために、それが原因でいじめられてしまう始末。
しかし、そんな彼の心の中には憧れのヒーローが生き続けていた。
32年前に放送されていたゼブラーマンという特撮のヒーローがそれ。
しかし実際には華やかなヒーローというわけではなく視聴率の低迷を受けて、なんと7話で終了という、知っている人の方が少ないような非常にマイナーなヒーローだった。
彼は夜な夜なそのコスチュームを作ってみたり、着てみたり、必殺技の特訓に挑んでみたりする毎日を送っていた。

…そんなある日、彼自身がゼブラーマンとして悪に立ち向かう日が訪れるのだった。


女性にはなったことが無いので判らないのですが、男の中には誰でも大人になりきれない自分が残っているんだと思います。
だけど大人になってくるし、家庭とか仕事でも責任とか出てくると、それを恥ずかしい部分のように押しとどめて大人の仮面を被ろうとする。

このゼブラーマンの主人公はマスクを被って悪と戦うようになるのですが、でも結局のところ本当に厄介な仮面を被っているのはどちらなんでしょう。彼は何かを被ったんじゃなくて、脱ぎ捨てたんだと思います。

憧れを恥ずかしがることはないし、何かをやり遂げるのに遅すぎることは無い。
ちょっとベタかも知れませんが、そんな事を思いました。




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