本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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お客に言えない食べ物のウラ事情/マル秘情報取材班
テレビをつけると一日に何度かはグルメ番組や、食べ物を扱ったコーナーを見かけます。
インターネット通販が人気を集める時代には、テレビで見ているだけを通り越して、食べたいものを手に入れる事が出来る時代において、こういった番組は人気を集めているのでしょうか。

しかしその一方、食べ物の素性というものに疎くなったような気がします。
魚が切り身で泳いでいる…なんて、悪いジョークのような話が流れた事もありましたが、確かに僕たちは食べ物の種類はたくさん知ることが出来ても、その詳細となるとよく判らないことが多いのではないでしょうか。

この本ではそういった知識が紹介されています。

例えば、蕎麦の色。
白っぽいものから、黒っぽいものまで『蕎麦』として食べていますが、この違いは何なのでしょう。
この答えも紹介されています。
これは蕎麦を石臼でひいたときに出てくる順番で種類が分かれているそうです。
特に一番最初に出てくるのが『更科そば』。それ以降の二番目、三番目に取れる粉で作られたのが『田舎そば』です。僕たちが普段良く食べる蕎麦に一番近いのはこのそばではないでしょうか。

タイトルだけを見ると、お店の裏事情ばかり紹介していそうですが、時代の中で別の話題にさらわれて興味をもたれなくなってしまった、食べ物の話がたくさん紹介されている、とても興味深い一冊でした。



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CSSプロフェッショナル・スタイル/大藤 幹
どれだけCSSなどを勉強しても、実際に運用されているWebのデザインどおりにはならないものです。

そこでこの一冊。
まさにプロの方々が使う技術を紹介した本です。
様々なデザインのCSSソースと、必要なときにはHTMLソースまで紹介してくれます。
この本を読むと、なんて単純なことなんだろう!と思うのは、ホームズに対するワトソンの感想かもしれませんね。

もう一つ注目したいのは、『なぜその方法を取るのか』が詳しく解説されている事です。
メリットに気づかないと、古いやり方でもいいじゃん…と想いがちですが、どうしてその方法を使うのかまで詳しく解説されているので、それを使った方がいいかどうかの判断をする事が出来ます。

この本を読みながら、僕はHPを作るという作業の面白さを再認識する事が出来ました。

少し前、FLASH全盛の時代がありました。
今でもたくさんの優れたサイトがありますが、フラッシュのみで作られたサイトというのは、余り面白みを感じませんでした。
絵心でもあればそれもよかったのかもしれませんが、テーブルやスペーサー(Spacer.gifと呼ばれる透明の画像を用意して、作りたい余白のサイズに指定して用いていた画像の通称)で奇抜なデザインを作って遊んでいた時代の面白みはなくなりました。
今になってCSSが重視されるようになり、再びあのときに感じたような面白さがあるのです。

頭をひねって、CSSを想定されなかったような形で使う。
また時代は、面白いステージへたどり着いてきたような気がします。



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ズボンのクリスマス/林 明子
姪っ子の忘れ物でしょうか、我が家に絵本が落ちていました。
…本の虫の性なのか、とりあえず読んでみました。

ズボンが少年をクリスマスパーティへ連れて行くという、不思議な物語です。
恐らく、主題は早く支度をして親を困らせないようにしようというものだったのではないでしょうか。

別にいい年になった僕がこの作品を読んで面白いと思うわけではないですし。
ワトソンにしたようにつっこんでみようというつもりもありません。
相手は本当に子供なんだから、子供だましで充分。それ以上を求めても、子供にわかりづらくなるばかりでしょう。

でも、今になって思うんです。
僕たちは絵本を通して、少しずついろんなことを学んできた。
きっと意識せず、色々なものから生きていくために必要な事を少しずつ吸収してきたのでしょう。

だからこそ、今更ながら出来るだけ多くの本、そして多くの経験を積む事の大切さを再認識できたような気がします。

※巻末に『クリスマスのおおさわぎ』の譜面がついています。



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岡山のエスペラント/岡 一太
エスペラントという言語の存在は、この本で初めて知りました。
自然的に発生し、発展した言語に対して人工言語と呼ばれるこの言語は、違う言語を持つ異国同士のコミュニケーション手段として用いる共通語=国際補助語として開発されたものです。

この本はそんなエスペラントの、岡山での歩みを記録したものです。

自然的に発展し、育てられたきた言語に対して、後発として開発され、普及させられていく言語―その普及を願い、そして広めようとしてきた人々の歩みというのはとても興味深いものがありました。
僕はこの本を通して初めてエスペラントというものに触れました。
残念ながら今に至るまで初等教育に組み込まれる事はないままですが、他の言語とは逆から歩みだす言語というものの存在を知ったことは、とても楽しい出来事でした。
そして我がふるさとにも、その歩みが残されている事で、ちょっと誇らしい気持ちになりました。



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ケーベル先生/夏目漱石
夏目漱石さんの作品の中で、とても短編ですが、とても大好きな作品です。

この作品は明治から大正初期にかけて東京大学で哲学などを教えていたロシア人教師ラファエル・フォン・ケーベルに関するエッセーです。
彼は著者の夏目漱石はもちろん、数多くの哲学者を導いた事でも知られています。

作品はとてもシンプルかつ短いものです。
安倍能成さん(この方も哲学者)と共に久し振りにケーベル先生の自宅へ食事に呼ばれていくというものだけで、ケーベルさんの人となりや暮らしぶりが詳細に記録されています。
言葉の端々から、夏目漱石さんのケーベルさんに対する敬愛の念がにじみ出てくるのが微笑ましいです。
結局、ケーベルさんは戦争の影響で本国へ戻る事が出来ないまま日本で最後まですごす事になりますが、この時はいずれかは日本を去る予定になっていましたし、彼は『一度日本を離れればもう帰らない』と言っていました。

この時の夏目漱石さんの気持ちは判りません。
しかし、人が大人になった時に『先生』と呼べる相手が居る事、自分を預けられる相手が居る事…それがとてもうれしい事だと、今は思います。
恩師に『先生』と呼びかけた時、いつでも気持ちは学生時代に戻って楽になれます。

もしかしてそんな気持ちを抱いていたのかな…なんて思ったりするのです。


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なぜか、「仕事が速い」人の習慣/椋木修三
仕事上、どのような事を習慣付けていけば仕事が上手くいくのかを12のテクニックから探ったものです。

著者の椋木修三さんは記憶術の達人としてテレビに出演したことがある方で、本書でもまずは記憶する事をキーワードに掲げています。
覚えるというのは能力ではなくコツなんですね。
1.できる人は「仕事を速読トレーニングにできる」人
2.早くたくさん深く読む習慣術
3.数字が次々と頭に入るビジネス記憶術
4.仕事に必要な「人の情報」完全対策


序盤は多少宣伝込みというか、テレビで話題になったから入れておこうという部分が強かったように思います。
徐々に記憶術以外の部分へ進んでいきますが、やはり整理する事という記憶術にも通じる部分を重視した内容になっています。
5.「今これ」を決めれば仕事のムダはゼロになる
6.頭と心と仕事の整理は同時に進める
7.仕事の速い人は「シナリオ」を早くから書いている
8.「メモする力」が発送を急成長させていく

更に進んでいくと自己啓発らしい内容になっていきます。
気の持ちようで仕事の効率を上げていきます。
9.「ブレーキがあるからアクセルを踏める」思考術
10.気持ちの切り換えが早い人、遅い人
11.もっと問題解決力が強くなるために
12.足を引っ張る障害と最終的に決別する

以上、12のテクニックが紹介されています。

椋木さんのイメージから離れてしまうかもしれませんが、個人的には序盤の記憶術云々という部分以外のところのほうが興味深く読めました。
ただ記憶術も覚えるために整然とした状態にする事など、やはり仕事上で整理整頓する技術が大切である事を教えてくれます。
がむしゃらに覚えようとするのは、散らかった机の上で資料を探しながら仕事をする昔の僕と重なるようでした。



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デジタル一眼レフ超入門/デジキャパ!特別編集
デジ一の本当に入門中の入門といった内容の一冊です。

カメラのセッティングから、構え方、基本的な撮影テクニックなどが紹介されています。
テクニックといっても、シャッター速度優先、絞り優先などの基礎的な技術が殆どです。
これらを、
・テクニックを使った場合の○例
・テクニックに背いた撮影の×例

の写真を並べて紹介しているので、その機能がどういった目的で使われるのかが判ります。
また、カメラに関してはソニー、ペンタックス、ニコン、オリンパス、キャノンのエントリークラスが使用されており、それぞれのメーカーでの操作の違いも説明されているので、特に上記のメーカーに含まれている方には丁度良い説明書となるでしょう。

もちろん写真は操作方法にもつけられており、読んだ直後から実践可能です。

この本で僕が判りやすく紹介されていると思ったのは、シャッタースピードです。
基礎的な技術のためか、結構簡単に流されやすい項目ですが、この本では一つの風景に対して色々なスピードで撮影した写真を掲載しているので、非常に飲み込みやすいです。

デジ一を買うくらいだから、ある程度の知識はあるだろうし、デジ一だからこその撮影方法にこだわる人が多いというのもあると思うのですが、基礎的な知識なくして応用だけを覚えても上達はしないと思うのです。
なので、こういったデジ一に限らずカメラの初心者にも優しい本というのはとても大事だと思います。



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小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所
漫画の中でも有数の長寿作品、そして驚くべき事に週刊誌で連載が続けられているこちら葛飾区亀有公園前派出所。
それぞれの世代に、それぞれの両さんがいて、愛され続けている国民的な作品だといっても過言ではないでしょう。

そんな『こち亀』を小説化しようというのがこの『小説~』です。
こちらもそれぞれの作家さんが思うような形で、キャラクターたちを自由に操って様々な出来事に挑戦させています。
一人一人が実力派だけに、読み応えはたっぷり。
原作では見れない姿、そして原作顔向けの破天荒ぶり…一冊丸ごとみどころだらけの作品集です。

ちなみにあとがきは自身もこち亀の愛読者である事を公言する、日本推理作家協会の理事長、大沢在昌さんです。
彼はこち亀のキャラクターで作品を作るという事を、推理小説を作るうえでの制約に例え、『「条件」をつけられたからこそ、推理作家魂を燃やしたのである』と語られていますが、それぞれの色々な思い入れのあるキャラクターだけに、きっとそれを描く作家さんに掛かったプレッシャーも相当なものだった事でしょう。
そんな作家さんの『真剣』がこもった作品集、楽しんでみてはどうでしょうか。

以下、各作品への感想文のリンクです。

『幼な馴染み』/大沢在昌
『池袋⇔亀有エクスプレス』/石田衣良
『キング・タイガー』/今野 敏
『一杯の賭け蕎麦』/柴田よしき
『ぬらりひょんの褌』/京極夏彦
『決闘、二対三!の巻』/逢坂 剛
『目指せ乱歩賞!』/東野圭吾



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小説こちら葛飾区亀有公園前派出所『目指せ!乱歩賞』/東野圭吾
あの『こち亀』を小説化したのがこの作品です。
秋本さんが『70年代から使っているおもちゃ』と表現するように、『こち亀』は数ある漫画の中でも有数の連載期間を誇る日本を代表する漫画のひとつです。
長い時間を経るにつれて、キャラクターたちは秋本さんの創作から個性を持つ創作物として、まるで自我をもって作者の出すシチュエーションの中で自由に踊っているかのように見えてくるのは僕だけではないはずです。
今回は著名な作家さんたちが、その両さんたちを操って見せます。

東野圭吾さんが描いた両さんは、なんと自身もデビューのきっかけとなった江戸川乱歩賞を目指すという破天荒な作品ですが、賞金や印税を欲しがって急に小説家を目指すなんて、原作にありそうな流れで面白かったです。
両さんが実際の犯罪者たちを脅して、その手口を研究、作品化していくのですが、賞レースの行方は読んでのお楽しみ。

ところで東野圭吾さんが両さんを描くというだけでも充分に興味深いこの作品ですが、受賞者自身が江戸川乱歩賞の裏側を描いているという面でも興味深い部分があります。
特に第一次選考では数名の下読みが手分けをして選ぶというシステムになっているそうで、それに関しては次のように発言しています。
運がよければ二次選考ぐらいまで残ったのに、下読みとの相性が悪かったせいで一次で落ちた、ということは頻繁にあると考えられます
これは、きっと一次選考で落ちてしまった後輩たちに対するエールなんでしょうね。
もちろんきちんと『最終候補に残るほどの作品が、下読みの好み程度のことで一次で落ちることなど、まずあり得ない』というフォローも入っています。

そして、もう一つ名言発見。
作家を目指す人間について、中川の台詞で一言。

ミステリ小説が好きなんだと思いますよ

きっとそうなのでしょう。
東野圭吾さんもミステリ小説が好きなのでしょう。



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小さな会社の事務がなんでもこなせる本/小嶋経営労務事務所
大企業の事務職は色々と規定が多くて大変そうだなぁ…と思う一方、小さな会社の事務職の方が楽かといえば、僕は全力でそれを否定することでしょう。

小さな会社の事務職には、小さな会社だからこその難点があります。
それはおそらく一つの事実に集約される事でしょう。

事務職の人数が少ない

全てはここから起因しています。
恐らく『小さな会社』という表現でくくられる規模の企業で抱えている事務職の人数はどれほど多くても片手にも及ばないはずです。
ところによっては1人きり、はたまた急に辞めてしまって事務職と呼べる従業員さえいないというシチュエーションも考えられます。

このような環境が何を求められるのでしょう?

それはオールマイティさです。

小さな会社の事務には経理だけ見ていれば良い、人事に関係する事だけに専念すれば良い、営業事務としてだけ仕事をすれば良い…という環境は与えられにくく、全てもしくは幾つかを兼務しなければなりません。

そんな時に助かるのがこの本です。
この一冊で会社内における事務仕事が一通り覚える事が出来ます。

総務編:発注業務、受付業務、贈答品の管理…。
経理編:簿記、決算、給与計算、会計処理…。
人事編:採用、パート、契約社員の管理、異動…。
労務編:就業規則、労働時間や休日の管理、社会保険、福利厚生…。
法務編:契約、株主総会、M&A…。


どこまで必要なのかは企業によって異なるでしょう。
例えば小さい会社だと自社内で全てを処理せずに外注に依頼するために、依頼できる形にするまでのさわりの部分のみを自社で処理するというケースもあるでしょうし、小さいながらも自社で全てを…しかもごくごく限られた人材で処理する(!)という企業もあるでしょう。

どのような形でも、この一冊が頼りがいのある先輩のように丁寧に教えてくれます。

この本の趣旨は、全てにおいて素人である事が前提です。
経理編に出る簿記などの知識にしても、なかなか全くの素人という状態で実務に関わる事はないでしょうが、きちんと基礎から紹介されています。
またプロに聞こうにも登場する専門用語がよく理解できない…そんなケースにもこの本はきちんと対応してくれます。
他の従業員の方には余り見られたくありませんが、事務所の片隅に一冊置いておきたい頼れる相棒です。



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らんま1/2 バトル ルネッサンス-Battle Renessance
らんま1/2で唯一のPSソフトとなったのがバトル ルネッサンスでした。

1996年の作品という事で、当時ありがちだったポリゴン丸出しのキャラクターが活躍する格闘ゲームです。
正直に言えばSFCなどで出た物の方が原作っぽくてよかったような気さえしてくるのですが、PSならではのボイスや躍動感のある動きはさすが。

□ 基本システム
ゲームモードは三つです。
物語を追いかけながらバトルを繰り広げるストーリーモード、コンピューターとのバトルモード、プレイヤー同士のバトルモードです。
ストーリーモードは九能が武闘家として最大の力を得る事が出来るといわれる『真剛鬼伝説』を知り、アミューズメントパーク『九能アイランド』を作る事で乱馬一行をおびき出し、真剛鬼を封印した八武岩を砕かせようとしていた…という物語でした。
アドベンチャーゲーム的な操作で島内を探索する事でバトルのほかに隠し技(奥義)の入力コマンドを見つける事が出来たりと、それなりに楽しめる内容になっています。
他に特筆すべき点はこの島では雨と間欠泉が交互に出てくるという設定で、試合中に変身が何度も出来ます
まず試合中に天気予報が出て画面の左か右のどちらで雨/間欠泉が降り出すのかが表示されます。
そしてそれからすぐに雨、間欠泉が降るので雨の予報が出ている場合は予報の反対側へ、間欠泉が出ている場合は予報が出ている側へ向かう事になります。(ただし、たまに外れて逆方向に発生したりする)
特にシャンプー良牙は猫/子豚になってしまうので変身後の能力の下落が著しく注意が必要です。

ゲーム自体はシンプルですが、隠し要素が多いのでやりこめます。

□ キャラクター
容量の問題なのか、それとも単純に当時の人気の問題なのか、定番キャラクターの内で右京、ムースの二人が登場しません。
その代わりに公紋 竜ルージュが登場します。
この二人はアニメ未登場のままだったキャラクターなので、ボイスはちょっと貴重でしょう?
ちなみにルージュはボスキャラ/隠しキャラ扱いで登場します。
個人的には天道あかねのポリゴンでの再現度の悪さに落胆、八宝斉の時代を超えた再現度の高さに驚嘆といった感じでした。(描き易いんだろうなぁ…)
後、玄馬はパンダになってもとことん強いのが印象的でした。僕はルージュは別格として、一番倒しにくかったのが玄馬です。
後、変身するキャラクターを選ぶと水/湯を浴びたアニメーションの直後の操作開始が判りづらく、大抵コンピューターに弾き飛ばされてしまいました。

□ 感想
ゲームとしては普通の格闘ゲームです。
PSの最新機種辺りで綺麗に再現してくれれば面白いだろうなぁと思ってしまうのは、やはり当時のポリゴン技術の低さでしょうか。
ただ声はやはり最高です。
各キャラクターごとのエンディングを拾ってみたり、奥義に挑戦し見たりと、退屈せずに楽しめるゲームでした。
…ただ、あかねがなぁ…。本音で『可愛くねぇ!』なのが残念。
エンディングだけでもポリゴンじゃないっていう選択肢はなかったのだろうか。

PS1のゲームが出来るハードも徐々になくなっていくことでしょうし、オークションなどを見てみると状態のいいものは多少価格面に上昇傾向があるようにも思えます。興味がある方は今の内に手にとって見てはどうでしょう。



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話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる!/植西 聰
話し方からコミュニケーションを変えていこうという内容の本です。

たとえばマイナスのことでもプラスに聞こえるように言ってみれば、自分の気持ちの持ちようが変わってきますよね。
たとえばトラブルを面倒ごとと捕えるか、より改善するためのチャンスと捕えるか。
自分自身を自分の言葉で洗脳していく事で、自分のテンションを高めていく事が出来ます。
自分にはもう出来ないと言葉にする人は、実際に何も出来なくなるかもしれないけれど、自分にはもっと出来るはずだと信じている人は、理想には届かないとしても、一歩でも二歩でも理想に近づいていこうとする事は出来ます。
またそれを耳にする周囲の方の気持ちの持ちようだって変わってくるでしょう。

また例えば相手の言葉を否定するのではなく、とりあえず受け止めてあげる事。
一過性のことであればそれで終えてもいいし、後から相手の気持ちが落ち着いているのを見てから自分の意見を口にしてみるという方法もあります。
時にはただ聞いて受け入れて欲しいときもあるでしょう。
また自分が特別であって欲しいと思う人もいるでしょう。

自分がどうありたいのかを少し抑えて、相手の求める言葉を選んでみる。
自分を我慢する事ではなく、自分の意思の伝え方を少し変えてみるという方法。
それこそがタイトルにもあるとおり『話し方を変える』という事なのでしょう。

この本にはその為のちょっとしたきっかけがたくさん隠れています。

ところでこの本、女性向けなんですね。
彼の話を聞いてあげるとか、微妙な表現に戸惑う事が多かったです…。



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クルマ選びの裏技・隠し技/平成暮らしの研究会
ただただクルマの買い方に関して書いた一冊です。
…買い換える予定もないのになんとなく読んでみました。

新車を購入する際の交渉術、中古車を買うときの程度の見方、オプションの選び方、下取り車の売り方…が紹介されています。

車を買う前に読んでおく良い勉強になるかもしれません。
新車の方に関してはともかく、中古車に関してはトラブルを事前に感知できるかどうかは大切ですよね。
お買い得と思いきや、安かろう悪かろうを掴まされる方もおられるはず。
ちなみに買い替えに伴って手放す車は販売店で売るよりも、買い取り専門店を回る方がお得だとか。



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俺たちはこうしてクルマを作ってきた 証言・自動車の世紀/日本経済新聞社
昨今の世界的な不景気で、自動車産業が受けた大打撃が世界経済にまで大きな影響を及ぼし、自動車が産業の中心にあるということを改めて認識した方も多かったのではないでしょうか。
そんな自動車産業の歩みを、当時内側の立場から見てきた人たちのインタビューから振り返った『証言・自動車の世紀』を文庫化した『俺たちはこうしてクルマをつくってきた』を読んでみました。

この本でもっとも特徴的なのは車を作るという事を技術的な面から見ていない事です。
寧ろ政治的な色合いが強く、労組との兼ね合い、どこかの企業と提携して生き残るか、独立の道を選ぶか、後には国際的な貿易摩擦などとの兼ね合い、そして外資の受け入れか自己資本での生き残りかといった問題が取り扱われています。
その時々にどのように対処しながら乗り切ってきたのかという事に焦点が当てられています。
なのでインタビューに答えている方も、社長経験者のほかに通産省の審議官として貿易摩擦に携わった方、販売の面から支えた方など多彩です。
タイトルから想像されるような技術の歴史ではないのは、こういった本としては意外と珍しく、興味深い点です。

また政治的な色合いが強いコンテンツとして、貿易摩擦の問題がありました。
日本車が世界へ渡って最初のうちは品質面で見劣りをしていましたが、それが改善するにつれてシェアが伸び、それに伴って他国のシェアを奪うことになってしまいます。
その為、アメリカとの貿易摩擦が起こります。この時の影での駆け引きはとても興味深い。
アメリカがどうにかしたいという気持ちがあるだけではなく、日本もアメリカだけがダメージを負っている状態を続ければ自動車だけのことでは片付かなくなる可能性があるから、どうにかしなくてはならない。
ニュースで見ている限りでは一方的にやられていたような印象がある貿易摩擦も、内側から見てみれば駆け引きの結果の着地点という一面があり、とても面白かったです。

内側から見てみれば色々と変わってくるものです。
たとえばトヨタのグループ企業であるデンソー、そしてブレーキの大手である曙ブレーキ。
一方は系列企業として生き残る事のメリットを、後者は『系列に入ったら甘えにつながる』として独立の道を選んでいます。もちろんそれぞれが作っているものが違うので、デンソーが作る製品においては系列の中に居る方が力を発揮しやすいのかもしれないし、曙ブレーキは独立でも充分に力を発揮できるという面もあるかもしれません。

しかし、自動車産業というのは巨大な産業だけに裏側が面白い。
この一冊でニュースを見る目が少し変わるかもしれません。



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情報は1冊のノートにまとめなさい/奥野宣之
メモの取り方というのは、何かをする上でとても重要な事です。
それだけに人それぞれに色々な工夫をしていますし、何かと物覚えの悪い人、単純なミスを犯してしまう人のメモを見ていると書きなぐっただけで情報が死んでしまっているようなものが多いような気がします。

これには性格の問題もあるのでしょう。
僕は比較的細かくメモする事も苦にならないのですが、それが苦になるという人、続けられないという人もいるでしょう。
今後、後輩に色々な事を教えていくのに何か無理せずメモを取れる方法が提案できないものかと想い、シンプルなメモの極意ともいえそうな方法を紹介している奥野宣之さんの『情報は1冊のノートにまとめなさい』を読んでみました。

□ シンプルを極めた方法
奥野さんの推奨する方法はとても簡単です。
タイトルの通り、全てのメモをポケットに入る程度のサイズの100円ノート1冊に集約するのです。
『え、余計に便利悪そう』と思いませんか?
僕はそう思ったのですが、読んでみるとなかなか考え抜かれています。
近々に起こった出来事、手にした知識は全てその一冊に集約しているのです。
何かを確認しようと思って、机やフォルダを引っ掻き回す必要なんてないのです。そのノートをめくってみれば良い。全てはそこにあり、そこにないものは存在しないのです。
また特定の形のない100円ノートだから使いやすいように使えば良い。破れる情報なら書き写さずに貼り付けてもいいし、罫線を引いてオリジナルのスケジュールにしても良い。
使い勝手の良いテンプレがない代わりに使い勝手の制約もない。考え方を変えてみれば便利です。

□ ノートとPCの提携
僕がスケジュール管理に用いているPDAではシンクロという方法でPCとPDAのデータを同期させていますが、奥野さんの方法でもPCはノートを管理する上で重要なツールとして紹介されています。
まず使っているノートはどんどん書き込み、満タンになれば新しいものへ変えられます。
この時にノートに索引をつけておくのです。
この索引をPCに保存し、検索できるようにすれば使い古したデータはデータベースとなります。
より有効に使うためのタグの概念なども紹介されています。
それにノートは紛失のリスクが低い。本文中の言葉を用いれば『いつ消えるか判らないパソコンのハードディスクなんかより、よほど頼りになります』という事なのでしょう。
またPCで適当なテンプレートを作って貼り付ければ100円ノートでも使い慣れた形で使い続けていく事が出来ます。この方法はシステム手帳の活用法でも紹介されていましたが、『あの手帳、使いやすかったのに今年はなくなっちゃった…』という事がなくていいですね。

□ アイディアを保存するために
後半ではデータベースとして活用する応用として、アイディアをメモするための使い方が紹介されています。
これは最近ブログなどで活用している人も多いであろうタグの概念に近い感じなんですね。
発想を書きなぐると同時に見つけやすくしておく事…これはいちいち色々なことを覚えなくてもいいということです。
僕も結構スケジュールをこまめにつけるほうだと自認しているのですが、人から『スケジュールをつけておくなんて面倒じゃないか』などといったことを言われるのですが、実際のところは『いちいちスケジュールを覚えておくのが面倒』だからつけておくんですね。
スケジュールを開く事を忘れれば完全にアウトですが、書いた後はその内容は頭から消しても良い。
シャーロック・ホームズも言っていましたが、覚えておく必要のない事は忘れた方が効率的でしょう?
ちなみに奥野さんはお風呂の中でもメモが取れるセットを紹介しています。寝る前や風呂の中でアイディアが浮かぶという人も多いようなので、試してみてはいかがでしょうか。

□ 感想
僕は前述の通りPDA派なので、100円ノート1冊での管理という考えはなかったのですが、これはこれで完成された形だと思います。
整頓術に関する本も何度か手にしているのですが、その根底にある探す時間の短縮というものが、一番突き詰めた形で100円ノート1冊という形で体現されています。
ただただ1冊が全て。
それほど過去の情報を急ぎで必要になる事はないでしょうから、多くの場合は今使っているノートとその一冊前のノートがあれば対処できるという事になります。これはハンギングフォルダや整理整頓やらといったものよりも、更にスリムです。
中の情報も本文を参考にしながら作っていけば、検索しやすい、後から見て活用しやすい…という形で作り上げていく事が出来ると思います。
細かいメモが苦手だという人は、是非この機に試してみてはいかがでしょうか。
ただごくごく個人的な意見なのですが、PDAで行けばPDA本体の中にデータベースとデータ自体が同時に作られるので、ノート更新ごとに作る事になる索引(検索用)が少し面倒な作業だな、と思ったりしました。



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らんま1/2 歌暦(平成3年度版)
アニメ版のらんま1/2といえば声優による歌唱のCDが人気を集めるはしりになる作品だったといわれているそうです。

そんな中で、登場するキャラクターの個性を最大に活かしたコンピレーション、『歌暦』を聴いてみました。
この作品は1年を12曲に分けてそれぞれの季節に合わせた内容の歌になっています。
なかなか面白いもので、らんま1/2を読むなら絶対に良いBGMになることでしょう。

収録作品は以下です。

1月『この世でいちばん、お正月が好き』:天道なびき
天道家の次女、なびきの歌がトップバッターです。
もちろん守銭奴の彼女らしく、お年玉の歌です。ちなみに長女のかすみは家事手伝いだと思っていたら、きちんと妹へ2,000円のお年玉を渡しているそうです。
そして九能帯刀は何故か10,000円を徴収されているそうです。ちなみに玄馬はパンダになって支払いを逃げています。

2月『バレンタインに黒バラを』:九能小太刀
バレンタインの時期に登場したのは…ヒロインのあかねじゃなくて、小太刀でした。
もちろん行き過ぎた純愛の歌でした。
ちなみにこれはKAC「らんま1/2歌詞募集」の入選作品です。

3月『やさしい、いい娘になれない』:天道あかね

ひな祭りを飾ったのは、なんとあかねのパンクソングでした。
そういえばあかねの声優さんは、この役で叫ぶイメージがついたと話していましたね。
この曲でも徹底的に叫び倒しています。
でもなんで8/8はフジテレビなんだろう…。

4月『今夜はエイプリル・フール』:早乙女乱馬
エイプリル・フールは作品中でもたまに思わせぶりな発言であかねをからかってみせていた乱馬らしい、ラブソングでした。やっぱり主人公は良い曲を与えられるんですね。
普通のラブソングです…と思いきや、定番の台詞が混じってある辺り、ニヤリとさせられます。

5月『猫飯店メニューソング』:シャンプー
タイトルそのまま、猫飯店のメニューを羅列しただけの歌です。歌詞カードも中国語(?)です。
ちなみにゲスト出演八宝菜です。どこで登場するかわかりますよね?
ちなみに5月に関係ないと思ってたら、最後にかすみが柏餅を買いに来てます。
…こじつけじゃん!

6月『お父さん』:天道かすみ

6月は父の日、天道家のお母さん役ともいえるかすみの父親へのメッセージソングです。
これはなかなかの名曲かも。

7月『思い出がいっぱい』:DoCo(らんま、あかね、シャンプー、かすみ、なびき)
七夕らしいラブソング…だけど、七夕は関係ないですね。
CoCoの主題歌としても知られていますが、OVAでも歌ったDoCoのメンバーバージョンです。
歌詞カードでそれぞれの分担を確認できますが、最初の『おはよう』の部分はあかねだったんですね。あそこが大事!という人は多いはず!

8月『魅惑のリンボーダンス』:ハッピー&コロン

夏はリンボーダンス!?最強コンビですが、基本的にはリンボーダンスにまつわるショートドラマのような構成です。
色々な声が聞けて楽しいのですが、何故かトップバッターは『呪泉郷の案内人』でした。この人って良牙と一緒の声優さんなんですね、そういえば。

9月『拝啓、あかねさん』:響 良牙
9月は暑中見舞い…?と思ったら、ポストにたどり着けなかったために、少し遅めの暑中見舞いという良牙らしい楽曲です。
結構正統派のラブソングですが、とにかく道に迷いまくっています。
何気にギター用のコード付で弾き語りが出来ます。
しかし山寺宏一さん、さすがに良い声です。

10月『よーい・どん!』:シャンプー、右京、小太刀、あかね
ヒロインたちによる運動会の歌です。
これもラジオドラマのような雰囲気の作品です。あかねが無差別格闘流を名乗っているのって、意外と珍しいような…。

11月『November Rain』:らんま
そういえば男が乱馬で女がらんまってあったっけなぁ…。という事で、女的らんまの曲。
こちらは本当に普通のラブソング、しかもバラードです。
やっぱり主人公は得ですね。ただし歌詞は男のままというのが、なかなか良い演出です。

12月『キャラクターズ・クリスマス』:乱馬的歌劇団御一行様
メインキャラクター総出演によるクリスマスソングです。
これは、もうね。今となってはお宝級の豪華な面子です。
前半がドラマっぽくって、後半はクリスマスらしい楽曲。
ちなみにここで『呪泉郷ファイブ』という珍妙なグループ名が登場します。略しすぎでしょ!?

以上。
今でも懐かしい思い出が蘇る楽曲群でした。
あーぁ、なんで大人になっちゃったんだろう。子供のまま、はしゃいでいる彼らを見ると、なんだか寂しくなってしまいます。



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ビジネスエキスパート時間3倍活用術/増田剛己
時間をより活用するための方法を紹介した本です。時間を三倍活用できるならと思い、読んでみました。

この本、実は1993年に発表され、十年の月日を経て文庫化されたという経緯があり、スケジュールの組み方へ紙の手帳をメインに採用していたり、文中に電話ボックスで電話をするビジネスマンが登場したりと、結構レトロな雰囲気が残っています。
もちろん文庫化の際にインターネット、携帯電話といった新たに登場した技術が織り込まれているものの、ネットに関しては趣味の域を出ているとは言いがたく、時間活用に活かされているとは思えないようなコンテンツが多いので加筆された部分で役に立つのは携帯電話までだと想います。
逆に手帳の活用術はとても充実しており、さすが10年の月日を経て文庫化されるだけあると思ってしまうのでした。

□ スケジュールから自分を知る
個人的に興味深かったのは記入したスケジュールを後から確認する事で、自分にとって何が一番大切なのかを再認識するという作業です。同時に不要な時間が見えると本文中では触れていますが、それは仕事の環境によるのかもしれませんが、自分が何を求められているのかが見えていないサラリーマンは数多くいると思います。
そういった方はスケジュールを読み返す事で、一番多く時間を費やしている作業こそが自分に求められている仕事である可能性が高いのではないでしょうか。別の著者が書いた本では、こうした事を上司に確認する事で会社とのずれを修正するという方法も紹介されていました。

□ 手帳の活用法
手帳に関するこだわりでは多機能な手帳を余り要求していないようで、よくシステム手帳の本で紹介されている定番の聖書サイズではなく、ポケットに入れて持ち歩けるようなサイズを推奨しています。
また流動的な仕事に関して、アナログならではの手法としてポストイット(付箋)の利用を推奨しています。
この方法はPDAなりMS OUTLOOKなどのスケジューラーを使っている人なら当然に行っている作業ですね。その日のうちに片付けられなかった(ずらしても構わないので手をつけなかった)仕事をずらす場合、アナログの手帳の場合では今日の予定を消して、次の日以降の予定へ書き込むという結構面倒な作業になるのですが、ポストイットならそのまま貼りなおせば、(粘着力は徐々に落ちてしまいますが)マウスで予定を動かしていくデジタルと同様の作業で変更が出来ます。

□ 時間の活用法
時間に関しては早めに動く事が著書の基本的な考え方のようです。
一時間早く家を出れば満員電車を避けて座る事が出来るなら、その一時間分電車の中でゆっくりすればいいし、ダラダラしがちな残業よりも、時間に限りのある早出で仕事を処理した方が効率が良い…など、朝に弱い僕にはなかなか厳しそうな提案がされています。
確かに時間というのはあると思うとダラダラしてしまいます。
早出という形で、時間外が決められているという状況で仕事をするのは効率的かもしれません。
時計の針を少し早くしておいて、それにあわせて行動するという方法も紹介されていますが、これは慣れてしまうと『実際はもう少し大丈夫』が出てしまうので、なかなか難しいような気がします。

□ 携帯電話の活用法
携帯電話の活用法として、スケジューラーとしての活用は否定しています。
その理由は電話をしていると、スケジュールがつけられなくなったり確認できなくなったりするから。
これは確かに『あぁ、なるほど』と思いました。
スケジュール帳の情報というのは備忘だけではなく、過去に起こった出来事の確認やこれからの予定の共有などの意味合いを持つので携帯電話を使う事でふさがってしまうのはあまりよくないかもしれません。
むしろデジタルカメラ機能やボイスレコーダーなどの機能を使ってメモ代わりや思い付きなどの保存用としての利用が提案されています。

□ 感想
個人的には10年の間に登場した部分の加筆は、少し不満が残る内容でした。
アナログの部分(1993年の頃の内容でしょう)が内容の大部分を占めている中に、無理に押し込めようとしていているような感じがあり、結局のところ携帯電話やインターネットの活用という面では余りメリットを感じられませんでした。
今の時代だからこそアナログに立ち返ってもいいと思うし、無理に書き足さなくてもよかったのではないかと思いました。



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実録「難クレーム」解決マニュアル/浦野啓子
クレーム処理に関する本です。

仕事でクレームを立て続けに三件ほど受けた、その日の帰り道で購入しました。
クレームは心身の健康によくありません。
ただそれを上手く処理していけば、次により良いお客さんになってくれる事も多々あります。
なので少しでもうまく対処し、自分の手元で処理し切れなくても良い形で当事者や上司へ渡す事が出来るように勉強しようと想いました。

この本はクレームの実例→その実例の中で行われた対処の分析→よりよい対処を考えるという形式になっており、中には成功事例、失敗事例(左遷されてしまった人も!)、どちらとも言いづらいケースも含まれています。

僕はクレームの対処において一番重要なのはあいてが何に怒っているのか、そしてどういった対処を求めているのかがだと考えます。
しかしそれを読み誤れば、痛い目にあってしまいます。
この本で紹介されている失敗談にも、相手が求めている返答が出来ずに失敗してしまったと言うケースが含まれています。
たとえばペットの衣類に関するクレームの場合では謝罪、交換の言葉よりも相手に同調する言葉が必要だったと言う事例が紹介されています。

こればかりは経験もあるでしょうし、どれだけ自分を抑えて相手の意見を聞けるのかにもよってくるでしょう。
この本で気づいたのですが、クレームを受けている当事者が陥っているのは意外とシンプルな失敗なんですね。冷静に本を読んでいる立場なら「あ、これはまずい」とすぐに感じるのに、当事者の立場に立っているとそれが判らないことが多いです。
…まぁ、クレームを貰うとき、大抵お客さんは目の前もしくは電話口で烈火のごとく怒っておられるのですから、冷静は難しいですね。
なかなか、難しいですね。

そういえば冒頭でクレームをくれたお客さんを上手く引き止める事が出来れば、とても良いお客さんになってくれるという旨のことを書きましたが、この本でもそういったケースはありますし、そうでない場合もクレームから、次回以降の改善点を見つけ出す事に成功しています。
クレームはチャンス。
次に電話を受けるときはチャンス到来と思って対処してみたいものです。




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仕事の技をみがく発想法62/泉田豊彦
仕事に取り掛かる際にどのように考えてとりかかればいいのかを解説してくれる本です。
著者や他の著名人の実例が上げられていて、こういう時はこういう風に対処してみればいいなどといった事例集としても活用できます。

ところでこの本の著者の泉田さんはかの有名な船井総合研究所の創業時のメンバーだった方で、現在では自身でコンサルタントの会社を立ち上げられている、かなりベテランのコンサルタント業のプロです。
その影響か、この本に挙げられている『例』の部分が、少しコンサルタント業寄りです。
僕はコンサルタントを生業にしていないので、正直参考に出来ない部分も多かったですし、『第5章の信頼されれば仕事が増える』の辺りでは、「この本、コンサルタントの方向けだったかな…」と、思わず『はじめに』を読み返してしまいました。

少し愚痴になりましたが、もちろん役立つ事も多いんです。
第4章の『単純、明快、強烈でチャンスをつかむ』で解説されている経費削減のための考え方は、まさに単純明快。
某キャバレーの事例で、ボーイの仕事をなくす為に灰皿と各テーブルの下へ冷蔵庫を配備する費用は、削減できたボーイの給与2ヶ月分だそうで、もちろん灰皿は相当長持ちするでしょうし、冷蔵庫も数年間は使えるであろう事を考えれば、思い切った発想で一気に経費削減に成功しています。

ちょっとした発想の切り替えで、困難もビジネスチャンスに変わって見えるかもしれません。
そのきっかけを探してみるのには、とても丁度いいサイズの一冊です。


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両さんの日本史代達人/監修:吉村武彦、漫画:池田俊一
こち亀のキャラクターを登場させた歴史の教科書が出ていたので読んでみました。

これは『満点ゲットシリーズ』という教科書シリーズのひとつで、他にキャプテン翼、ちびまる子ちゃん、Drスランプアラレちゃんシリーズが出ているそうです。
漫画の構成は大きく三つに分かれており、歴史を題材にした形を取った原作に近い感じの漫画~歴史年表をこち亀キャラが紹介~歴史人物の漫画(こち亀キャラ抜き)という形式で、さわりの部分を漫画メインで描いておくことで、徐々に歴史の出来事や人物に入り込みやすくしようという試みのようです。
1巻で扱うのは縄文時代~平安時代、こち亀版平家物語までで終わっています。

教科書としては、まずまず。
コンセプトは明らかにこの一冊で理解してもらおうというものではなく、学校の教科書で判りづらいところを補う程度のものなので、この本を読むだけでどれくらい歴史を理解できるのかといわれれば、そんなに理解できないものと思った方がいいでしょう。
ただ読み慣れたこち亀なら物語にも入りやすいし、難易度が低いので予習や復習と思えば充分です。

漫画としては、原作に忠実に再現していると思う反面、原作どおり秋本先生の絵でやってくれればなぁ…と思ってしまいます。
僕が一番気になるのは両さんの三白眼のように見える目つきでした。
ちょっとそこだけ違和感ですが、原作そのものを読みたいなら原作を手に取ればいいわけだし、秋本 治さん以外の描くこち亀漫画を思わぬ場所で読む事が出来てラッキー♪くらいに考えています。
特にこち亀版平家物語の出来は凄くいい。
原作に登場しそうな歴史とのリンクのさせ方は思わずニヤリとさせられてしまいます。

…しかし、衝動的に購入したものの、この本どーすっべかなぁ…。



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