本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

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でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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ドラえもん[ドラミ編]/藤子・F・不二雄
可愛くて、ちょっと生真面目で、だけど従順で兄思い。

最近、こんな妹に『萌える』人が増えていると聞きます。
だけど多くの子供たちはこんなブームが来る前にそんな妹キャラに出会っています。
それがドラミちゃん
普段は未来の時代で暮らすドラえもんの妹で、出来損ないだったドラえもんに対して優秀な妹という設定になっていました。
真面目で、ちょっと困った兄やのび太の世話を真摯に見てくれる存在…。

ブームの発端となったのはもしかしてこんな存在だったのかもしれない。
この『ドラミ編』は時代にとって初期衝動となった『萌え要素』ではないだろうか。

ネタバレ等は続き以降で。
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間違いだらけの中古車選び/徳大寺有恒
間違いだらけの中古車選びというタイトルなので、徳大寺有恒さんが中古車選びについて語っているのかと思いきや、『間違いだらけのクルマ選び』から高評価だった車を時期ごとにピックアップしたものです。
要するに当時高評価だったのだから中古車になっても高評価だろうというもので、新たに加えられているのはその時代に関して語っている御大のコラムのみです。

目次ページです。
各年代のコンテンツに対する感想は以下です。

part1.1995-1998
part2.1999-2000年下期
part3.2001上期-2002年上期
part4.2002夏-2004冬

それぞれの年代に高評価を受けた車が中心ですが、ブルーバードシルフィのように余り芳しい評価を受けなかった車や御大は高く評価しながらも終わってしまった車も含まれているのが興味深いところです。
コンセプトが発売時に高い評価の車なら中古になっても購入する価値があるといったことになるんだろうと思いますが、車評自体は新車発売当時のものなので、『中古車ならこれがお勧め』とか、『この車は年式がいっても丈夫だ』といった内容ではありません。
その点は注意が必要そうです。

この本が2004年のものなので、part1辺りに登場する車種はさすがに選択しづらいところに入ってきましたが、僕の愛車(2009年7月現在)は1995年、まだまだ元気に走ってくれていますので御大のお墨付きで思い切って選んでみるのもいいかもしれません。
時代はエコ、エコとまるで流行のように叫ばれ、僕の乗っている年式の車を買い換えれば政府が多額のお金をくれると言い、まるで僕が悪い事でもしているかのように後押しをして下さるのですが、まだ走れる車をもう一度走らせてあげること…。
生命ではないけれど、走るために作り出され、まだまだ走れるのに廃車なんてさびしすぎる。それを国を挙げて支援するなんて、本当にさびしいことです。名車はたとえ古くなっても名車です。
そんな意義を感じ取れる一冊です。



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間違いだらけの中古車選びpart4.2002年夏-2004年冬/徳大寺有恒
間違いだらけの中古車選びというタイトルなので、徳大寺有恒さんが中古車選びについて語っているのかと思いきや、『間違いだらけのクルマ選び』から高評価だった車を時期ごとにピックアップしたものです。
要するに当時高評価だったのだから中古車になっても高評価だろうというもので、新たに加えられているのはその時代に関して語っている御大のコラムのみです。

part4は今活発に動いているであろう2002年夏~2004年冬の車種です。
このpart4にはコラムがありません。
まぁつい最近の事ですしね。この中古車選びが発売された時期自体が2004年ですから。
殆どの車種が今(2009年夏)の時点で最近代替わりした車種ばかりです。

各車種とネタバレ等は続き以降で。
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小説こちら葛飾区亀有公園前派出所『キングタイガー』/今野 敏
あの『こち亀』を小説化したのがこの作品です。
秋本さんが『70年代から使っているおもちゃ』と表現するように、『こち亀』は数ある漫画の中でも有数の連載期間を誇る日本を代表する漫画のひとつです。
長い時間を経るにつれて、キャラクターたちは秋本さんの創作から個性を持つ創作物として、まるで自我をもって作者の出すシチュエーションの中で自由に踊っているかのように見えてくるのは僕だけではないはずです。
今回は著名な作家さんたちが、その両さんたちを操って見せます。

今回の著者は『ST 警視庁かが各捜査班』や『安積警部補』などのシリーズでも著名な作家さん、今野 敏(こんの びん。読み方今まで間違えてました…)さんです。
この物語の主人公は完全オリジナルで、夢の競演というわけではないのですがとても味わい深い作品に仕上がっています。もしかすると僕はこの作品集の中で一番気に入っている作品かもしれません。

主人公は元警察官だった男性です。
ノンキャリアながら第四方面本部の管理官、警視にまで出世した、ノンキャリアの『勝ち組』です。
彼は警察という不規則な仕事に加え、昇級のための勉強など、忙しい日々をすごして定年退官した後、天下りなどの道は選ばずに自分の好きなことをして暮らそうと葛飾に住居を構えていました。
そんな彼が余生の趣味として選んだのは子供の頃に楽しんでいたプラモデルでした。
お金と時間に余裕がある今、再びプラモデルを作ろうと模型店を訪れた彼は、そこで一台のティーガーIの模型を見つけた。見事なできばえで、店頭に飾っておくと売り上げが増えるという。
そのプラモデルを作った人間こそが、『両さん』だった。
彼は『両さん』のプラモデルを目標にプラモデルを再び作り始めるのだった…。


大人の趣味というか、実際に読んでみないと判らない部分が多いと思うのですが、目標を持ってプラモデルを組み立てる定年退官した男性の一所懸命な真情の描写がとても興味深い作品です。
それにしても今野さん、プラモデルの描写や技術に明るいですね。
作品中では『両さん』の技術ということになっていますが、これだけの知識を持って描いている今野さん自身も随分とプラモデルがお好きなのではないかと思ったりしました。

男には夢中になれるものが必要なのだ

まさにその通り。
新たな人生のスタートに青春時代を失わない名も無き主人公。とても印象的でした。



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機動戦士ガンダム 兵器モビルスーツ/円道祥之
機動戦士ガンダムシリーズや、最近ならエヴァンゲリオンなど、色々なロボットの漫画はありますが、そうしたロボットというのは現実的に考えるのであれば現代の戦車や軍艦などが進化した形として登場しているはずです。
そしてそれはもちろん兵器として開発されており、その背後には政治的な考えや制作上の様々な都合があるのでしょう。

それを現実とガンダムの世界を交えて解説、推測しているのがこの本です。
なんといってもタイトルから『兵器モビルスーツ』です。

内容の多くは政治的かつ専門的な話が多いので、そういう話題が好きな人にお勧めしたいのですが、僕のようなライトなガンダムファンでも判りやすい記載があります。
まずガンダムに搭載されるデュアルカメラ。(目が人間と同じく二つある)
これはレーダーの精度を高めるための装備です。
レーダーの精度が高ければ高いほど射撃の精度が上がるわけで、その意味でデュアルカメラは非常に精度を高めてくれる存在です。
しかしそれは高額な装置で、なおかつ不規則な動きをするモビルスーツに対して射撃管制装置は余り役に立ちません。なのでガンダムの量産型であるジムをはじめとする下位の機種には搭載されていなかったのです。
これ、ここだけを読むとそれだけの文章ですが、上位機種のみが目が二つあるという理由を完璧に説明しています。デュアルカメラは量産には向かないのですね。

ちなみにこの本によるとガンキャノンやガンタンクはそもそも中距離で後方支援をする兵器だったそう。
特にガンタンクの役割は自走砲(大砲を移動させるのに、大砲自体に移動する機能を附与したもの)に分類されるもので、接近戦での使用は用途が違います。
ただしこれはモビルスーツを三体しかもたずに戦っていたホワイトベースの事情もあり、筆者いわくハヤトが戦果を挙げられなかったのは『そもそもガンタンクに乗ることになったのが、彼の不運だった』としています。ありゃりゃ

ちなみにこのモビルスーツの操縦。
シャアや黒い三連星などはザクI完成後に選抜されたメンバーで、一年戦争時で三年のキャリアといったところだそうで、三年あれば資質次第でそこそこ出来るようになる模様です。
連邦軍ではカイ・シデンが例に挙げられています。
彼は父親が技術者ということで、ガンキャノンの操縦は最初からこなしていますが、戦績を上げたのはジャブローの頃。二ヶ月かかっています。
動かすところまでは意外と容易で、やはり戦闘となると多少苦難があるようです。
アムロは、著者も言っているように別格として。

その他にも一年戦争の後に残っていた兵器は?というところも面白いです。
このコンテンツではどちらかというと現実の戦争の話題が多いのですが、続編となるZまでに消えたジムなど、確かに興味深いところです。
ここでも実際の戦争の場合を例に挙げて破棄、流用などが紹介されます。
実際の戦争の話とガンダムを並べて語ることにどのような感想を抱くのかは人それぞれだと思いますが、個人的にはなかなか楽しめました。こういった物語なので、製作者側がどこまで考えているかどうかにもよるのでしょうが、やはり戦争/軍需の物語としてガンダムも同じような環境のなかにいるはずなんですね。
著者の描き方もあるのでしょうが、実際それが上手い具合に適合する。
僕らが思っている以上にガンダムというのは作りこまれた物語だったのかもしれないなと、今更ながら関心するのでした。



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小説こちら葛飾区亀有公園前派出所『池袋⇔亀有エクスプレス』/ 石田衣良
あの『こち亀』を小説化したのがこの作品です。
秋本さんが『70年代から使っているおもちゃ』と表現するように、『こち亀』は数ある漫画の中でも有数の連載期間を誇る日本を代表する漫画のひとつです。
長い時間を経るにつれて、キャラクターたちは秋本さんの創作から個性を持つ創作物として、まるで自我をもって作者の出すシチュエーションの中で自由に踊っているかのように見えてくるのは僕だけではないはずです。
今回は著名な作家さんたちが、その両さんたちを操って見せます。

今回両さんを動かして見せたのは『池袋ウェストゲートパーク(IWGP)』や『4TEEN』などの作品で有名な石田衣良さんです。そしてもちろん両さんとの競演を果たすのは池袋で一番有名な果物屋の息子、真島 誠…そう、あのマコトです。
池袋と浅草、亀有の豪華競演だいっ。

池袋で一番有名な果物屋の息子、真島 誠を尋ねて一人の男がやってきた。
キャメルのトレンチコート、グレイフラノのボルサリーノ、レイバンのサングラスといった趣の男性にマコトは『ハードボイルド好きのヤクザ』だと想い、居留守を決め込むことにした。
しかし彼の願いは母親の配達指令の際に『マコト』と呼びかけられた事でもろくも崩れ去るのだった。
男は池袋所の吉岡の紹介で訪れた警察官だった。名は両津勘吉。池袋で困った事があればマコトに相談してみるように言われたという。
彼の妹のように可愛がっている静江という女性が、盆栽の趣味サイトで知り合ったIT会社社長と交際をしているという。名を綾小路貴俊という。怪しすぎる。
そこで池袋に詳しいマコトへ調査の協力を依頼してきたのだった…。

なんとも、いやはや。
スマートで現代っ子のマコトに、昔ながらのお巡りさんといった風体の両さんの夢の競演です。
ちなみにマコトの両さんのインプレッションは『偉大なる人生の祖先クロマニヨン人の骨格をした恐るべきスーパーロボコップ』でした。

マコトの冷めた視線で描かれる両さんというのも面白い。
物語としては、普段漫画ではここまで細かな設定で描かれる事はないものの、優しく正義感あふれる両さんの姿が描かれている読み応えのある作品です。

たまにはこんなおやじとのむのもいいだろう』とは、事件解決後に二人でネオン街へ消えていったマコトの感想でした。



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ドラえもん 0点・家出編/藤子・F・不二雄
ドラえもんに登場するのび太は小学校の頃の自分自身の姿を投影しやすい存在でした。
あんなに0点は取らないけど、あんなにいじめられたりしないけど、どことなく自分に近い存在。
テストの点数や親の反応に苦悩する姿や、時に家族に失望して家から飛び出してしまいたくなる衝動は、やはり小学生だった頃の僕にも、あった。

だけどそれを藤子不二雄先生は優しく否定してくれた。
急にテストの点数がよくなる方法なんて無いんだよ、家を飛び出していったってやっぱり家族っていいもんなんだよ。
のび太を通して、そんな大切なメッセージを送ってくれていたような気がします。
この0点・家出編ではそんな作品が集められています。

あの頃、のび太は僕たちの道しるべだったのかもしれない。

ネタバレ等は続き以降で。
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アスキー・ドットPC
初心者向けのYOMIURI PCが休刊になっていまい、ショックを受けたという方もおられるのではないでしょうか。
初心者向けのPC雑誌としてはもっともエントリークラスに位置する雑誌の一つで、とても判り易い解説から、年齢層もとても幅広く愛されていたようです。

その代替というわけではないのですが、アスキー・ドットPCを紹介してみたいと思います。

ただしこの本の難易度はYOMIURI PCと比べると少し高め。
いや、ほんのちょっとですけどね。
僕が今手に取っている8月号ではXPの寿命を延ばす方法や暑さ対策などが紹介されています。
たとえば仕事用にスタートアップや視覚効果を徹底的に絞った『仕事用アカウント』の作成や、PCの排気口周りの整理整頓なども簡単に行うことが出来る方法の一つです。
ここではメールやブラウザのデータなどの移行の仕方も紹介されていますが、コレもきちんと解説どおりに行えば思い通りに出来るのはYOMIURI PCもアスキー・ドットPCも一緒です。

ところでこの雑誌で一番便利なのは『パソコン超活用入門』です。
主にエクセルなどのソフトの応用編の技術が紹介されており、VBAのデータなどの使い方も紹介されえいるのですが、紙面上で紹介されているデータをそのまま練習用としてHPからダウンロードする事ができます。
これはとても便利。VBAとはいえどプログラミング言語です。
0から入力していると結構な時間が掛かりますし、入力ミスをすればそれをまた探して…と、厄介な仕事が増えていくのですが、重要な部分をコピペできればそのミスも半減できます。

そんなサービスまでついて定価600円(2009.7月現在)です。
結構お買い得といわざるを得ないでしょう。
オマケで読者投稿欄のドットPC相談室もWeb上でフォーラムとして開放されています。



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小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所『幼な馴染み』/大沢在昌
あの『こち亀』を小説化したのがこの作品です。
秋本さんが『70年代から使っているおもちゃ』と表現するように、『こち亀』は数ある漫画の中でも有数の連載期間を誇る日本を代表する漫画のひとつです。
長い時間を経るにつれて、キャラクターたちは秋本さんの創作から個性を持つ創作物として、まるで自我をもって作者の出すシチュエーションの中で自由に踊っているかのように見えてくるのは僕だけではないはずです。
今回は著名な作家さんたちが、その両さんたちを操って見せます。

まず最初はハードボイルド作品で知られる大沢在昌さんの手による『幼な馴染み』です。
いきなりイメージが変わるなぁと思う反面、『アルバイト探偵』の冴木親父なんて意外と合っているような気がするのですが、どうでしょう。

残念ながら(?)両さんとの競演の機会を手にしたのは『新宿鮫』シリーズでした。
文庫版の解説をした事もあり、普段から漫画好きを公言する大沢さん。
彼は無理に両さんを操ろうとするのではなく、自分のキャラクターと出会わせてみるという手法でこの作品集に参加しています。

鮫島、晶、藪の三人と両さんが出会う…。
もうファンにはたまんないでしょ?でしょ?
ちょっと渋め、人のいいところがピックアップされた両さんが興味深いですね。
ハードボイルド作家らしく、元のイメージを壊さない範囲で両さんをハードボイルド化しています。

ページ数は少ないですが、僕この作品を読むためだけにこの本買いましたから



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文鳥/夏目漱石
夏目漱石さんが鈴木三重吉さん(夏目漱石さんの弟子の一人で、この方も作家)のお勧めで文鳥を飼うようになった際のエピソードです。
夏目漱石さんらしいこまかな文鳥の描写は、まるで目の前で生きている文鳥の映像を見せられているかのように、生き生きとした文鳥の姿が思い浮かべられます。
それと同時に紫の帯をしていた昔の女の回想と文鳥の仕草を重ね合わせて文鳥の何気ない動作を艶かしく描いてみたり、かごの中に閉じ込められて尚恨めしい表情もせずに『千代ゝゝ』とさえずってみせる健気な姿など、解釈の仕方によっては文鳥に投影されているものが色々な姿になり、なかなか興味深い作品です。
ページ数で20ページほどの短編ではありますが、今で言うやりこみ要素がある作品といえるでしょう。
またその最後が文鳥の死というのも示唆的で、やはり夏目漱石さん。ただの飼育日記では終わらせないです。

もちろん夏目漱石のユーモラスな一面も健在で、やたらと文鳥の飼育を進める三重吉さんに対して『言い出したものに責任を負わせるのは当然の事だから』という茶目っ気あふれる表現で飼育に関する一式を用意するように指示しています。
ただし十月にそんなやり取りをして、『五円札が文鳥と籠と箱になったのはこの初冬の晩』ということで、やけに時間がかかっていますが、どうしてそれだけかかったのかはよく判りません。

ところで鈴木三重吉さんも文鳥が好きだったようで、自身の作品中へ登場させています。
夏目漱石さんも彼が作品中に登場させるくらいだからきれいな鳥なんだろうということで飼育を試みています。
ところでこの時に飼育したのは明治に入ってから登場した『白文鳥』だったそうです。



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間違いだらけの中古車選びpart3.2001年上期-2002年上期/徳大寺有恒
間違いだらけの中古車選びというタイトルなので、徳大寺有恒さんが中古車選びについて語っているのかと思いきや、『間違いだらけのクルマ選び』から高評価だった車を時期ごとにピックアップしたものです。
要するに当時高評価だったのだから中古車になっても高評価だろうというもので、新たに加えられているのはその時代に関して語っている御大のコラムのみです。

part3は新世紀、2001年~2002年上期までです。
時期的にはホンダがフィットを発売したり、ミニバンブームが来たりと、車の趣向が変わってきた頃です。
トヨタからはオーパという圧倒的な室内空間を持つ車が登場し、これからどのような車がヒットするのか探りを入れたりしています。
なのでこのコンテンツではオーパの他にディオンやYRVなど、一代のみで終わった車種も含まれています。
この時期に僕は免許を取得していたので、記憶に新しい時代です。
ミニバンの大流行の一方でコンパクトカーも隆盛を極め、大きい車か小さい車しか選択肢がないような人気の二分ぶりに戸惑ったものでした。ちなみに僕が選んだのはNA8C、ユーノスロードスターでした。

閑話休題。
御大はこのコラムで自分の『終いのクルマ』について語っています。
意外にもというと怒られそうですが、御大の終いのクルマ候補は高回転エンジンを誇るホンダです。
S2000かオデッセイが当時の候補だったようです。
ただしAT車がいいということで、最終的にはオデッセイかアコードを検討しているようです。

…絶対ゴルフでしょ、御大。

各車種とネタバレ等は続き以降で。
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仕事は段取り八分で決まる!/守谷雄司
仕事上で段取り八分なんて言葉を使われますが、段取りさえ出来ていれば仕事の八分(8割の意味)が完了するのと同じくらい段取りは大切だといった意味になるそうです。
この本もタイトルどおり段取りに関する本ですが、段取りの組み方に関する事務的な部分と心理的な面も重視しているという面で、同様の事柄を扱った他の本と比べるととっつき易い内容です。
僕達はやはり人間なのでその日の気分や体調もあります。
だからこそ『自分の体調なりを感情曲線と照らし合わせてみて、適度のペースで』なんていう言葉は身に沁みてきます。
残念ながら人間だもの、理想的な生き物にはなれません。

□ 自分の私の部分を重視した仕事
なので『仕事の効率は時間管理でキマる』の項目の最後に挙げられているのは「アフターファイブ」の楽しい語らいをイメージし、就業時間内に仕事を終了させるというものでした。
感情のある生き物ですから、ある程度は感情と折り合いをつけながらじゃないとダメですよね。
この方法は『成果が上がる準備と計画はコレ』の項目でも同じような事が紹介されており、『スケジュールは私的な計画から先にうめてしまう』というものがあります。やる気が出るのと同時に休暇の為に無駄の無い仕事が出来るというものです。

□ 段取り
この本でもやはり翌日の計画を決めるのは今日としています。
どの本でも紹介されているので、これはもう絶対だと思っていいんだろうなと僕は解釈しています。
また段取りの方法で『やりかけた仕事は終了させる』としています。
これはやりかけの仕事を中断してしまうと、無駄な時間を使ってしまうのでやり遂げる習慣の重要性が説かれています。
確かにやりかけにすると、次の日は『えっと、どこまでやったっけ』から入るので、終わらせてしまう場合とではその『えっと』分だけでも無駄になってしまいます。
逆にその日の内に終わらせるのが難しいようであれば『普段から、「三分」でできること、「五分」のときやるべきこと』を作って、空いた時間の活用方法にするのも一つの手段でしょう。
この本で紹介される段取りは完ぺき主義というよりは、人間の欠点を受け止めた上での段取りなので実践しやすい部分が多いといえるでしょう。

□ やっぱり感情の生き物だ
後半では表情や話し方などで相手の印象をよくする術が紹介されています。
段取りとは余り関係の無い部分も多いのですが、著者風の言い回しなら段取りの事ばかりを書かれても疲れるだろうから…という気分転換のように考えて読んでみると面白いのかもしれません。段取り八分が出来れば、後の二分は実際に自分で動く事ですしね。
段取りという事柄にも関係してくるのですが、じゃぁそれだけをやっておけばいいのか?というと、決してそういうわけでもないですし、お客さんが怒れば想定外の時間をとって対処しなければならないし、気分が乗らずに仕事がはかどらない日もあれば、病気をする事もあるでしょう。
段取りに支配されるのではなく、段取りをコントロールできる人間である事が大切なように思いました。



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間違いだらけの中古車選びpart2.1999年-2000年下期/徳大寺有恒
間違いだらけの中古車選びというタイトルなので、徳大寺有恒さんが中古車選びについて語っているのかと思いきや、『間違いだらけのクルマ選び』から高評価だった車を時期ごとにピックアップしたものです。
要するに当時高評価だったのだから中古車になっても高評価だろうというもので、新たに加えられているのはその時代に関して語っている御大のコラムのみです。

part2はまさに新時代到来の1999年から2000年下期までです。
コラムの部分で御大はトヨタのマネ体質について語っています。
ただし批判するばかりではなくヴィッツのような新しい車が登場していることにも触れています。

各車種とネタバレ等は続き以降で。
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間違いだらけの中古車選びpart1.1995-1998/徳大寺有恒
間違いだらけの中古車選びというタイトルなので、徳大寺有恒さんが中古車選びについて語っているのかと思いきや、『間違いだらけのクルマ選び』から高評価だった車を時期ごとにピックアップしたものです。
要するに当時高評価だったのだから中古車になっても高評価だろうというもので、新たに加えられているのはその時代に関して語っている御大のコラムのみです。

part1に登場する車は1995年~1998年に御大が評価した作品です。
ここで紹介されている車は他のコンテンツに比べて期間が長いだけに名車揃いです。
特に御大の印象に残っているのは1989年で、セルシオ、R32スカイライン、そしてビートやユーノスロードスターといったビッグネームが登場するなどまさに名車揃いでした。

各車種とネタバレ等は続き以降で。
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Linux100% vol.8
そろそろUbuntuの話題もいいでしょう…?という読者の声が届いたのか、Vol.8は多彩な話題が取り上げられていました。

まず巻頭で取り上げられたのがG DATAインターネットセキュリティ
これはLinuxでもスキャンできる上に検知率も脅威の99%と非常に高い数値を持つソフトで、今回はブータブルUSBの作成、データの更新、実際のスキャンまでを紹介しています。
このソフトで面白いのはブータブルUSBを一つ作成する事で、全てのパソコンで使える事です。
一般のソフトが3台分などとかなり余裕を持ったライセンスで出ている事を思えば、大抵の方にとって余りメリットが無いかもしれませんが…。
付録DVDのUSB用イメージファイルをDD for Windowsというソフトで書き込む方法をとっているので、作業にはWindowsが必要になりますのでご注意を。

また古いPCでリナックスをという人はやはり多いと思います。
きっかけというか、入り口はやはり潰してもいいPCになりがちなのではないでしょうか。
そんな人にお勧めの特集で、eSATAポートの取り付けやシステム自体の軽量化の方法なども掲載されています。
まず王道、機能豊富な代わりに少し重いGnomeLXDEへ交換。
そして作業自体を早くするために、LXDEのLXLauncherの採用~自動起動。
また同様の方法でアプリケーションの自動起動も出来るので、たとえばネット専用機ならブラウザを立ち上げるという設定をする事もできる…といった具合です。
そしてSysv-rc-confの採用で、自動的に起動してしまっているサービスの停止という手段も紹介されています。
ただしUbuntuでの実験でメモリ使用量変化なしという結果が出ているので、立ち上げの時点でどの程度サービスが活動をしているのかによって結果は大きく異なりそうです。
他にはショートカットの作成などによる作業の効率化も紹介されているので、今の環境で少し苦しいという人は試してみてはいかがでしょうか。

最新リナックスの紹介ではDreamlinux3.5SimplyMEPIS8.0KNOPPIX6.0.1が紹介されています。
前者はマックチックなデザインを持つDebian系で、結構オシャレです。
Easy Installの採用でアプリの追加も簡単です。
後者はKDE系らしく、安定したディストリビューションです。
aptやsynapticが使えるのでアプリケーションも簡単です。
名前にはSimplyとつくものの、機能はそれなりに豊富で、何かを失って軽快さを得るという風でもありません。
Knoppixは高速化(FastBootへの対応やLXDEの採用)が話題になりましたが、内容もかなりシンプルになっています。5の頃はDVDサイズでかなり贅沢に使えるディストリビューションになっていましたが、ここでかつてのイメージどおりのKnoppixへの回帰でしょうか。

また携帯端末向けのMoblin V2 Core Alphaも紹介されています。
これは時代柄ですね。きっとこれからこういったコンセプトも増えるのでしょう。
V1はUbuntuベースだったそうですが、V2からXfceの採用など独自路線を選んでいます。
多くを求めないならこれもいいかなーと思いきや、日本語環境は微妙らしいです。

このほかにWindowsのレスキューやバックアップ、デュアルブートなども紹介されていて、最近のLinux100%と比較すると話題が豊富で面白かったかもしれません。
ちなみにUbuntuの話題が少ないという事ではなく、日本の開発チームへのインタビューが紹介されていますが、この内容が結構面白いんです。
皆さん、普段はそれぞれシステム管理の仕事をされているそうです。
更にgaUbuntu日本チームからインタビューに答えた中でUbuntuをメインに使っているのは1人だけで、内2名は余り使っていない様子です。やはり多いのはMac。OpenSolarisを使っておられる方もいました。
Ubuntuを自分で使うからよりいいものにしたいという事ばかりではないのでしょうか。
この辺り、開発する人の考え方って面白いですね。



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聖闘士星矢 アスガルド編
アニメ版オリジナルの長編として製作されたのがアスガルド編です。
本の虫…なんてブログに掲げながら紹介するのは反則かもしれませんが、原作には登場しないエピソードです。

□ 原作へ配慮されたオリジナル
実はアスガルド編のように大規模ではないものの、聖域編でも同様の事情でオリジナルのエピソードが追加(ドクラテスとか、○○聖闘士みたいなやつら)されていました。
これは原作に追いつかない為に挟まれたものです。(アニメのドラゴンボールZでやたらとにらみ合いの時間が長かったのも同じような事情だそうですよ)

しかし聖域編の前半では氷河の師匠にカミュとは別のクリスタル聖闘士とかいうやつを入れ込んじゃったり、サガが化けているはずの教皇がアーレスだったりと、かなりやっちゃった感じのあるオリジナルエピソードが含まれていたのに対し、アスガルド編ではそういった原作への抵触はみられず、大人の気遣いを見ることが出来ます。
更に自然な流れで原作の時系列で続編となる海底神殿編にも繋がるようになっており、ポセイドンとの前哨戦といった趣に仕上げられています。(黒幕がポセイドンだった)

□ あらすじ
北欧神話がテーマになっており、アスガルドといわれる氷に閉ざされた国に暮らす『オーディーンの地上代行者』と呼ばれるヒルダが海から出てきた何者かの指輪によって操られてしまい、地上を滅ぼそうとするストーリーです。
アテナである城戸沙織は自らの力でそれを阻止しようとしますが、その力が持つのも日没まで…。
星矢たちはその間にヒルダに仕えるゴッドウォーリア(神闘士)を倒し、彼らが持つオーディーンサファイアを手に入れて、オーディーンローブの武器であるバルムングの剣でヒルダを操る指輪を断ち切らなければならなかった。

□ 感想。
十二宮の戦いを彷彿とさせるシーンが多いのが特徴です。
もう一度セブンセンシズに目覚めてみようとがんばってみたり、精神を操るやつとか氷を操るやつとかいたりなんかしたりして、とてもどこかで見た風景のような部分が目立ちます。
黄金聖闘士たちに勝ったはずの星矢たちは神闘士たちにフルボッコですし、『またここからかぁ…』といった気持ちになってしまいました。個人的には中弛みのような感じを受けて、少し退屈でした。
それくらいなら十二宮を十五宮くらいに増やして対処すればよかったのに…
そしてアテナ親衛隊のはずのスチール聖闘士(ア一輝との対決の頃に出てきたアニメ専用の財団開発の聖闘士)も登場せず。アテナを見守るという、彼らにうってつけの本編の邪魔にならない役割があったというのに、いったいどこへ行ってしもうたんや。
ただ決して面白くないということは無く、北欧神話を上手く取り込んだ巧みな物語だと思います。
オリジナルのエピソードとしては上々だと思います。



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「ホンダ流」個性を生かす仕事術/大河 滋
一般的に優等生のようなイメージのあるトヨタ、日産に対して、個性のホンダというイメージが強いような気がします。
それは有名すぎる創業者である本田宗一郎さんの印象があるからかもしれません。
これまでマツダトヨタ日産と、経営者やその歴史などを読んできたので、ホンダこと本田技研工業に関する本も手にとって見ました。
著者の大河 滋さんは自身も元々はホンダの営業部で勤務した後、販売店の役員を勤められた筋金入りのホンダマンです。

人それぞれの個性を重視するという意味では、上記に挙げたトヨタや日産、そしてそれ以外の企業にしても決してないがしろにせず、むしろどの企業でも重視しているように思います。その中でホンダのそれが目立って見えるのは、会社内に『人間尊重』という理念があるからのように思います。
たとえばホンダには有名な『ワイガヤ』と呼ばれる話し合いの場があります。(関連リンク:技術研究所ワイガヤルーム
文字通りワイワイガヤガヤと立場や年齢などを超越した話し合いの機会を持っているそうです。こういった機会を増やす事で、各々が持っている不安やアイディアなどを最大限共有する事が出来ます。
またそうした中で解決したり提案していくべき事柄を示す『わたしの記録』というノートも存在するそうです。
また会社のトップに立つ人物を、現場のエンジニア出身者が歴任(本田宗一郎さん以降、2009年7月現在でも全員エンジニア出身)しているという事も起因しているのではないでしょうか。

これは作ろうと思って作れるものではなく、そもそもの社風、おそらく本田宗一郎さんや藤沢武夫さんが作り上げた本田技研工業の中にそういった話し合いを大切にする空気、そしてそういった話し合いが出来る空気が社内に存在していたのではないでしょうか。

ところで僕がこの本を手に取るまで多少疑問に思っていたところがあります。
他の企業に比べるとホンダでは創業者である本田宗一郎さんの言動がピックアップされる機会が多いのです。
ではその本田さんが現役を退き、お亡くなりになり、直接接した人たちが少しずつ減っていく時にホンダという会社はその個性を引き継いでいくことが出来るのか、それとも新しいトップの元で新たな方向性を模索していくのか…?

その答えは著者が紹介しているある社員の言葉にあるような気がします。

語録で動くな、自分の言葉にしろ


なるほど、ホンダは会社内で偉大な創業者たちの作った社風を守りながらもそれらを過去にいた人たちの言葉ではなく、自分たちの言葉で表現しているのです。
これが出来る会社なら、きっとホンダという会社はこれからも、創業者たちがそうだったようにエポックメイキングな開発を続ける会社であり続けるのでしょう。

しかし紹介されている本田宗一郎さんというのは、やはり興味深い人です。
他の社員が弁当を食べるなら、自分も同じ弁当を食べる。
説教の最中でも昼休みの間だけはピッタリと何も言わずに笑顔で食事を取る。それが終わると再び怒り出す
これって大切なような気がするんですよね。
上司と部下の関係は仕事上だけのものであって、そこを離れれば切り離さなければならない。
でもそこを曖昧にすると、プライベートな時間でも怒られたりするし、言われた側も上司としての相手ではなく人間としての相手に腹が立つようになる。そしてそれが仕事上でも不信感や不快感に代っていけばいい仕事にはならない。

またレストランで部下がサボっているのを目撃した際には『俺の悪口を言うときは俺が通らない所で言え』と茶目っ気たっぷりの発言をした後で一人一人と握手をして笑っていったといいます。
必要以上に人と人の間に距離を作らない人―そんな感じでしょうか。
ホンダといえば日本どころか世界でも有数の大企業のひとつですが、その割りに社内では今でも小さな会社の利点である風通しのよさが残されている、そんな風に感じました。



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プロジェクトX 9 日本初のマイカー てんとう虫 町をゆく
少し前に、SUBARUがR1という車を発売した時に新時代のてんとう虫、SUBARU360の後継という売り出し方をしました。
R1がスバル360を押しのけるというユニークなCMでした。
しかし少し寂しい風景だと感じた人もいたのではないでしょうか。

スバル360こそ、庶民にとってようやく手が届くようになったマイカーの始祖であり、大人四人が乗れる軽自動車の元祖だったのです。

プロジェクトXではそんなスバル360の開発風景が紹介されていました。

□ 幻に終わったP-1
スバルが乗用車の開発に乗り出したのは富士重工業となる以前、富士自動車工業という企業だった頃にまで遡ります。やはり中島飛行機の系譜を引く会社で飛行機を作っていた技術を応用してバスのボディを作っていたそうです。
しかしバスだけでは将来に不安があり、そこで乗用車の開発に乗り出したのです。
幻の第一号車はP-1と呼ばれる車で、トヨタや日産といった企業も狙っていた純国産の本格的な乗用車という位置を目指していましたが、銀行からの融資を受ける事ができずに頓挫してしまいました。
そこには乗用車を作るための設備を持たない富士重工に多額の融資をして、他の自動車企業と食い合うよりも、他の自動車会社のみに融資をした方が安全だという銀行の考えがあったそうです。

□ 起死回生の軽自動車
そこで富士重工は既存の設備で作れるものを検討します。
幸いにも合併に伴い他の企業の設備が使える。そこで出てきたのが富士工業の持っていたスクーター用の設備で、そこを利用すれば当時の軽自動車の規格である排気量360cc以下、全長3,000mm以下、全幅1,300mm以下、全高2,000mm(昭和30年当時)なら作れるのです。
当時の軽自動車は現在よりも広い優遇措置があり、免許は軽自動車免許で乗れ、車検が無く、税金も安価だったそうです。
しかし当時の軽自動車は二人乗りが中心で、後ろはせいぜい子供までといった限られた役割でしかありませんでした。
これを見た開発の中心となる百瀬さんは次のような感想を盛ったそうです。

「小さい」という規格の枠に、つくるほうがむしろ閉じ込められて、
自動車作りの発送が萎縮してしまったよように感じられた



□ 大人四人が乗れる軽自動車へ
そこでスバル360が目指すコンセプトが定まりました。
下駄履きの庶民の為の車
大人四人が乗る事ができる軽自動車…今でこそ当たり前の事ですが、当時では信じられないコンセプトだったそうです。
実際、開発の段階でも従来の技術を刷新しています。
日本で例のなかったRR形式はスペースを最優先に考えた末に出てきた結論だったし、最後まで苦しめられたトーションバーの採用も大人四人が乗るためには欠かせない技術で、てんとう虫の由来となる丸みを帯びたボディも軽量化に伴う薄い鉄板の強度を補うための技術でした。
スバル360は走れる車を作り、その中に人が乗るというコンセプトではなく、人が快適に乗れる住環境を作り、それを動かすための車を作るというスタンスに立っていました。
この結果、リアウィンドにはアクリルを使うなど、360kgという驚くほど軽量なボディで庶民の手が届くような価格で、しかも当時の国民車構想の目標タイムである30分を大きく上回る24分30秒というタイムを残す優れた車が完成したのです。

12年の継続販売、39万台という販売台数。
全てが努力の賜物です。

富士重工業は近々に軽自動車の開発から撤退し、提携しているトヨタの子会社であるダイハツブランドの軽自動車のOEMに転換する事を発表しています。
何だか寂しい話じゃないですか。
こんな時代だからこそ、庶民が手軽に購入できるような、まさにスバル360のような車が登場して欲しいものです。



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聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話1~2/原作:車田正美 漫画:手代木史織
先に紹介した車田正美さんの描く星矢シリーズ続編であるND冥王神話に対し、同じ題材、共通するキャラクターを採用して描いた手代木さんによる星矢…THE LOST CANVASことLC冥王神話と呼ばれる作品を読んでみました。
テーマ自体は同じなんですね。
幼馴染として育った先代(先々代?間に何代のペガサスがあったのかよく判りません)ペガサスの青銅聖闘士、天馬(LC編ではテンマ)とハーデスとして覚醒する以前の心やさしい青年だったアローン。
やがて聖闘士となった天馬とハーデスとして覚醒したアローンの二人は敵同士として立ち向かうことになっていく…。といった辺りは一緒です。

ただエピソード自体はかなり違い、テンマの師匠役は童虎だったし、アローンの覚醒の仕方も異なります。LCオリジナルのアローン(=ハーデス)の特殊能力として、描いた生命や風景が破壊されると言うものも加えられています。
後、僕はND冥王神話を一巻のみしか手にしていないので判らないのですが、先代(こちらも上記のとおりよく判らないけど)アテナのサーシャが登場し、彼女はアローンの妹という設定です。

特にイラストは少女漫画にあるような線の細いイラストで、最初に読んだ時には車田正美さんの作風との違いに、思わず同人誌か何かを手に取ったような違和感を感じました。
でも意外と戦闘シーンや聖衣の描写などが上手くて、半分も読む内に『星矢と天馬が同じ顔のNDよりも別エピソードとして読みやすい』と思ってくるので不思議です。
アテナのスタイルもこちらの方が人間的かな?
好みで別れるところでしょう、きっと。

こちらの方は進展が早いので、また暇を見つけて先の物語も読んでみようと思いますが、1~2巻で最も印象に残ったのは一角獣!!(の先代だか先々代だかの耶人:ヤト。)
ここまでの段階ではそこそこいい立ち位置にいます!!
本編みたいにレギュラー落ちするんじゃないぞ!!
邪武、君のご先祖様は偉大だった!!



3~4はコチラ


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北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜粋/コナン・ドイル
コナン・ドイルの作品の中から、心霊的な現象に傾倒していたドイルの一面が色濃く出ている『北極星号の船長』を読んでみました。

ある船が航行中に氷で立ち尽くすハメになってしまった。
食料もギリギリという状況だが、どうにか乗りきれる算段はあった。
しかしこの船では動けなくなってしまったという以上に別の問題が浮上していた。
それは幽霊騒ぎだった…。
主人公は比較的冷静にその事実を受け止めていたが、船長は精神的に不安定に陥っていった。
そして彼はだんだんと自らの死を予見するような発言を残し、船から消えてしまうのだった。


物語としてはコナン・ドイルが得意そうな美しい描写が栄える冒険物といった様子。
風景や人の心理状態の描写はドイルの得意とするところですね。
シャーロッキアンとしては怪奇を怪奇として終わらせるドイルに違和感を覚えてしまう部分もあるのですが、この物語に登場する怪奇現象の用い方はとても綺麗です。
ホームズが見ていたら何ていうか判ったもんじゃないですが。

シチュエーションホラーというか、限られた空間での描写というのは興味深いですね。
またオカルト的な要素ばかりではなく、物語序盤で見せた主人公の妻の写真へ対する船長の謎の怒りと後日談がうまく交差するあたりは思わず『あぁ、そういうことか』と唸らされ、さすがに本格派ミステリーの始祖的な存在であるドイルらしい技術でしょう。
ミステリー作品ではないという頭で見ていたので完全に読み手に回ってしまったのですが、なるほど作品中に出てくるヒントを少しずつ組み合わせてみれば、実は答えが見えてくるようになっていたんですね。



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ボンボン坂高校演劇部第12巻 最後の扉はカーテンコール/高橋ゆたか
たまには読みかえして笑ってやってください。
ボンボン坂高校演劇部の最終話の後に添えられたこんなメッセージを、今でもたまに思い出します。
昔ジャンプにとんでもない設定のギャグ漫画がありました。

□ ストーリー
高校生になった順菜正太郎は入学式の日に偶然であった学園のアイドルだった日比野真琴に恋をした。そして同じ部活動をと思い演劇部への入部を決めるのだが、部長である徳大寺ヒロミ(大女優の息子であり、将来は自身も立派な女優を目指す同性愛者)に見初められ、学園中にホモ疑惑をかけられてしまうのだった…。
正太郎はホモ疑惑をどうにか払い、真琴と結ばれる日を夢見るのだが…?


□ ラブコメとして
ホモ疑惑をかけられている割には正太郎はモテモテ。ただし個性的な面々に限る。
男と女に目をつけられ、肝心の真琴との距離を詰められない。
しかし悪いことばかりではない。真琴は極度の男性恐怖症で、男にしか興味が無いと思い込んでいる正太郎以外の男は一切受け付けずにコークスクリューパンチで殴り飛ばすという特異体質だった。
今になって考えるとこの漫画に普通のキャラクターはいなかった。
また部長であるヒロミの体は変幻自在かつ穴をあけられたりしても平気というSFX級の体。
大人になって冷静に読むと、すごいな高橋ゆたかさんの発想。


こんな物語にも最終回があるのです。それがこの12巻。
結構ギャグマンがだと唐突に最終回というケースも多いのですが、最終回5話前から徐々に終わっていくという結構いい流れになっていました。

ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


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刑事 J.B.ハロルドの事件簿 殺人倶楽部(マーダークラブ)
J.B.ハロルドシリーズの第一作となる殺人倶楽部に手を出してみました。

現在では携帯電話で新作の発表も行われていますが、そもそもはPCのゲームで今回楽しんだのはDSに移植されたものですが1980年代のPCゲームらしい雰囲気がふんだんに残されていて興味深い作品に仕上がっていました。

□ あらすじ
学校に駐車されていた車の中から青年実業家の遺体が見つかった。
若くして父親の事業を継いだ彼は強引とも言える手法で会社を成長させ続けていた。
そんな彼の背後に潜む、女性問題や金銭トラブル。
刑事J.B.ハロルドはその事件を先輩のジャド・グレゴリーから引き継いで担当することになる。
しかし事件は予想外に単純なものではなかった。
そして段々と事件に浮かんでくる20年前のある横領事件―。
時を越えて二つの事件が繋がっていく…。


□ システム
昔のアドベンチャーゲームなので総当りになります。
何も理解していなくても徹底的にグルグル回り続ければやがて解決できてしまうタイプですね。
容疑者の話を聞く→怪しいと思ったら許可を取って家宅捜索→証拠品ゲット→鑑識でチェック→逮捕→事情聴取
この繰り返しで最後まで残った容疑者が犯人です。
総当りをすればやがて解決してしまうので、よりスムーズにストレス無く事件を解決に導けるかどうかを楽しむゲームでしょう。
後、ストーリーもなかなか興味深く、疑ってかかれば全員が全員誰かを殺す要素を持っているようです。
スムーズな調査のための操作メモと事件の真相をある程度把握しかけているジャド(この事件の前任)との手紙のやり取りによるヒントの制度など、総当りゲームをよりスムーズに進めていくためのシステムも備えられています。

□ 感想
最近のゲームと比べるとやはりシンプル。
黙々と事件の調査をするのみで、最近のゲームについているような遊びの要素は少ないです。
ただ考えながら動くという意味では、とても面白い。
このゲームをすると、今の時代のアドベンチャーゲームというのはユーザーにとって優しいつくりになっていることに気づきます。この殺人倶楽部では道しるべのような要素が少なく、手に入れた証拠や情報を元に『これをあの人物にぶつけてみてはどうだろう』と考えたりしながら先へ進めます。
僕はその作業を苦には感じませんでしたが、苦手な人は途中で嫌気がさすかもしれないなぁとも思います。
良くも悪くも最近のアドベンチャーとは一味違った作品です。
後、この作品に関してはシナリオ自体も面白いですよね。
今の時代では通用しないけれど、よく出来た作品だと思いました。

ちなみにこの作品のラストで次回作とリンクします。
別にこの作品をプレイしないと次回作が楽しめないとは思いませんが、お金に余裕がある方は順番どおりに試してみてはどうでしょうか。



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Web Creators 2008年1月号
Web Creatorsの2008年1月号は最新の動きのあるWebサイトの作り方を細かく解説しています。
昔のようにFLASH全開ですっ!といったサイトは少なくなってきたものの、やはりちょこっと動きがあるとうれしいものです。
Coda-SliderやStyleswitcher.jsなど、最新の技術を使ったものの例も挙げられており、タグの記述なども掲載されているので、初めて試してみるのには丁度いいテキストになってくれると思います。

ところでこの号でもっとも注目したいのはそこではありません。
こういった情報はいたるところで手に入るので、わざわざ古い冊子を引っ張り出してくる必要はなさそうです。
この本のもうひとつの特集は『Webデザイナーのための文章表現術』です。
これ、本当に大切だと思う。
むしろWebのデザインなんて昔ながらのいわゆる『テキストサイト』でも、内容さえよければ読むのです。
老舗サイトの中には昔ながらのデザインのままで圧倒的なアクセス数を持つサイトがあります。
逆にどれだけスタイリッシュで最新技術が採用されていても、内容が読みづらかったり目をひくものでなければ見られる事はまずありません。
このコンテンツでは読みやすい表現や配置などを考えます。
これって実はWebサイトを作るうえでは一番大切でありながら、なかなか触れられる機会の少ないコンテンツなんですよね。

この号は大切に持っておきたいなぁと思います。


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聖闘士星矢 冥王神話NEXT DIMENSION 1/車田正美
本屋で見つけてしまいました。

車田正美が描く「星矢」の正統続編!!!

ついつい買っちゃいました。
なんだか高いなぁと思っていたら、表紙に凹凸がある(ロゴが浮き出している)わ、中は全頁フルカラーだわと、派手な作りになっておりました。

□ あらすじ
さて、この物語は本編星矢から遡ること240年以上前の出来事です。
そう、それはまさに前回の聖戦の時期にあたります。
物語も紫龍の師匠さんである童虎と、前教皇だったシオンが青銅聖闘士から黄金聖闘士へとランクアップしたところから始まります。
二人とも下積み時代があったんですねぇ~。
さて二人は覚醒前のハーデスの居場所をつかみ、その命を先に奪ってしまおうと旅立ちます。
しかしそれは一人の聖闘士によって邪魔をされてしまいます。自らの使命にも気づいていなかった青銅聖闘士、それは星矢以前のペガサスの聖闘士『天馬』でした。
彼は友人として後のハーデス、アローンを助けようとするものの、結局天馬はアローンを守ることは出来ず、童虎とシオンも彼の命を奪うことが出来ないままアローンはハーデスへと覚醒してしまうのです…。

□ 若い二人。
シオンと童虎の二人はそれぞれ本編にも若い頃の姿で登場しますね。
ここで発覚するのが童虎は年を重ねた為に自分のことを『わし』と呼ぶようになって言ったのではなく、若い頃から『わし』と呼んでいました。単なる方言のようなものでしょうか。
シオンは若い時点でムーに似た性格をしているようで、冷静沈着ですが、童虎はなかなか血気盛んでハーデスの居場所を知るや否や一人で襲撃に向かおうとしてしまいます。
老師にも若い頃があったんですね!
紫龍がこの本を読んだらどういうことでしょう。

□ 先代ペガサス
先代かどうかは知りませんが、ペガサスの聖闘士・天馬は星矢そのもの。
ちなみにこの第1巻で続く240数年前の物語は最終決戦の際に星矢を見て『前世で一度会ったことがある』というハーデスの回顧のような形で始まっています。
天馬とハーデスは友達同士だったんですね。
もちろん天馬は友人であるハーデス(=覚醒前はアローン)がそんな存在であるとは知らずに、パンドラに連れられていくアローンを助けようとします…。その後の関係は1巻では不明です。
ちなみに彼はマリンさんではなく杯座(クラテリス)の水鏡という白銀聖闘士の弟子で、彼はシオンや童虎の友人でした。失踪してしまっていたものの、シオンや童虎が青銅だった頃に白銀に到達していたのですから、なかなか優れた人物だった様子です。

□ 未来を見た。
ところで杯座のクロスに秘められた能力で、聖衣に水を組んで飲むと体力が回復するという物に加えて、その水面には未来が写りこむことがあるという設定があります。
そこで三者三様の未来を見るのですが、天馬はここで物語を本編とクロスさせて未来の星矢の姿を見ます。
もちろん童虎は未来の老師を見るわけですが、その反応は『ぎょっ』でした。最終決戦で元に戻れたときはホッとした事でしょう。
シオンもまた教皇となる自分の姿を見るのですが、こちらは恐れ多いといった反応。
人生色々ということですね!!

感想は、まぁ。
序章みたいなものなので、なんともいえません。
出来れば天馬より星矢が見たかったな、と。二巻以降に期待したいです。
もう僕も星矢の倍もの年齢になってしまいましたが、それでもこうして続編を手に出来るなんて、こんなにうれしいことはありません。先生、続編よろしくぅ!



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企業戦士YAMAZAKI/富沢 順
過去のオトシマエをつけるために未来はあるのです

以前、よく読んでいた漫画に起動戦士ならぬ企業戦士YAMAZAKIというものがありました。
子供向けの戦いなどの要素を持ちながらも、そのストーリーの中にサラリーマンの心の闇や、商品開発/マーケティングといった大人向けの要素を取り込んだ独特な作品でした。

□ あらすじ
主人公はある派遣会社に所属する山崎宅郎というビジネスマン。
経営やライバル企業との戦いで苦戦する企業に派遣され、商品開発やプロジェクトへ参加し、その経営を立て直していくのが彼の仕事です。
山崎宅郎はその中でも非常に高い能力を誇るエリートで、高額な報酬と引き換えに派遣されていた。
しかし彼には一つ大きな秘密があった。
山崎宅郎という人物は、その脳以外は全てサイボーグだった。生身の山崎宅郎は過労死していたのだ。
そんな彼がサイボーグになってまで働き続けるのは、残した家族へ送金をするため―。
ただし彼をはじめとするサイボーグ、企業戦士(ビジネスコマンドー)には、機械の体へ対する脳の拒絶反応から来るタイムリミットがあった。山崎宅郎はそのタイムリミットの中で少しでも家族に苦労させないために必死に働き続けていたのだ…。

□ 優秀な商品開発能力
物語の設定上、山崎宅郎は実際に色々な業種の企業に赴き商品開発を手がけます。
それは実際に実現可能そうなものも多く、中には類似商品が出ている物もあります。まさか漫画を参考にしたとは思えないのですが、それだけ著者である富沢さんに先見の明があったといえるでしょう。
マーケティングや商品開発に関して、僕は山崎宅郎に育てられたといっても過言ではないくらい勉強になりました。もちろん漫画なので『それはちょっと…』というものも含まれますが、そこはご愛嬌という事で。
途中からレギュラーになる鹿島倫子(家出中の少女、山崎宅郎の助手として同行する)のように、若い立場からの意見なども柔軟に取り入れる姿勢はとてもユニークで、彼女が登場した回に登場するテレ・トークシステム などは、現在の子供達の抱える問題にまで踏み込んだ商品でした。

□ 社会人の心の闇
物語の多くは定型で進み、山崎宅郎が派遣される~やがてプロジェクトの中心となる社員(概ね挫折していたり駄目社員だったり)との出会い~商品開発~ライバル企業の企業戦士との戦い~派遣終了という流れです。
この中で派遣先の社員との出会いについては、現在社会が抱える問題をよく表現していると思います。
この漫画を読んでいた当時の僕はまだ学生でしたが、やっぱり社会に出ると気持ちが折れそうになります。自分が頑張ろうと思っても周囲の中で浮いてしまったり、無理に何かを作ろうとして失敗するリスクを負うよりも、波風立てずに順当にやっていく方がよさそうに見えたり…。
そんな時、今でも山崎宅郎の言葉が頭をよぎるんです。

現状維持など退屈なだけ!
”生命”は危険を犯すためにある!!


生命の危険を犯すまではどうかと思いますが、現状維持なんて本当に退屈なんです。
退屈な仕事なんてやってられない。仕事は自分で面白くしていくんだって、今も信じてますよ、…山崎さん。

ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


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DORAGONBALL Z 舞空烈戦
アニメのドラゴンボールが再編集したもので復活したというニュースを聞いて以降、無性にドラゴンボールのゲームがしたくなってついつい購入してしまいました。
僕たちの世代はスト2かドラゴンボールの格闘ゲームを必ず通ってきているのです。

SFC以来なので当時と比較しながら。

□ 操作面
これはとても簡単になりました。
SFC時代、必殺技を出すのは限られた人物だけで、あまり上手くない人は十字キーの下半分をクリッと回すだけで出る必殺技(弱)のみで戦わざるを得ませんでしたが、こちらはとても簡単で、X+Aボタンで発動。体の向きが上、下、正面で出る技が変わるほか、ライフゲージが落ち込んでいる時に発動する究極技があります。
後、必殺技返し(同時に必殺技を撃っている状態)に関しても、当時はボタンの連射のみでしたが今回からは十字キーの連射も加わったので、コツさえつかめば容易にスピードを上げることが出来ます。
誰でも技などが使いやすくなったので、以前のゲームよりもタイミングや戦略が重要になったといえるのではないでしょうか。

□ 多彩なストーリーモード
SFCと比べた為に強烈に驚いたのがストーリーモードでした。キャラクターが豊富でなおかつそれぞれにエピソードが振られているという豪華版。それぞれのキャラヘif(もしも)のストーリーが設定されています。
中でも注目はギニューだといわざるを得ないでしょう。
スピンオフとして、生き残り地球へ降り立ったギニューが悟空たちから必死にドラゴンボールを奪い、ギニュー特戦隊を復活させるまでの微笑ましくも、ちょっと感動的な物語になっています。…で、ギニューが弱いんだ(笑)。
またブローリーだと。ミスターサタンとの暮らしを始めたりと、結構面白い。
王道のモード+分岐となっていて、分岐に進むためにはパーフェクトで勝利、タイムアップで勝利、特定の技で勝利…といった勝利の条件をつかまなくてはいけません。
ブローニーには制限時間の内○○秒までで勝利といった条件もあるので、時にゲームの難易度やダメージの強弱を変更しながらになります。
ちなみにストーリーモードは悟空、悟飯、クリリン、ピッコロ、ベジータ、トランクス、ゴテンクス、ギニュー、フリーザ、Dr.ゲロ、人造人間18号、セル、魔人ブー、クーラ、ブローニーが設定。(他にもあるのかな?まだコンプリートしていないので追加があれば書きます)

□ MAXIMUM!!
コンピューターとの勝ち抜き戦の最高峰として用意されているのがこのモード。
その中でもマニアランクはとにかく敵が異常です。
ありえない。ラストはエネルギー消費せずにかめはめ波打ちまくるあの人です。
もういい年なので、ちょっと苦しいです。
やりこみ要素は充分ですね、きっと。

□ 感想
ゲームとしては面白かったです、やっぱり。
ただ操作面でも書いたとおり、技が簡単になったのが微妙でした。
あの頃って出せる喜び、失敗する悔しさがあったんですよね。
だから今よりずっとシンプルでも、ずっと遊べた。
でもこうも簡単だと、意外と戦いに飽きるんですよね…。
でも使えるキャラクターも豊富だし、いい感じです。ギニューが使えるのが個人的にはツボで、ストーリーモードも楽しみました。ただ弱いんだ、あいつ(笑)。MAXIMUMも彼とがんばりました!!

※特記というわけではないのですが、ネット上で見かけた評判を一つ。
 このゲーム、クリアーしたデータの削除が出来ないそうです。その為、中古で購入するとストーリーモードの進展に伴う技の追加などが出来ません。(既に会得した状態を戻せないため)
 データを記録する際にカセットを抜き取るとデータが消える事があるということを逆手に取った方法もあるようですが、予期せぬ故障を引き起こすリスクもあるので余りお勧め出来ません。自己責任でお願いします。
 尚、一番手軽なデータ記録のタイミングはオプションの変更時だそうです。



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