本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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森で暮らそう/木下 威
アウトドアなんて言葉がはやったのはいつのことでしょう。
もうすっかり定着して、室内にいることを『インドア』なんて呼ぶことも日常茶飯事です。

しかし自然体験なんていいながら、その中身はどうなんだろう?って思ったことはありませんか。
著者の言葉を借りるなら『スーパーに買出しにでも行けばいいやと、考えているのではないか』ということになるのでしょう。自宅からたっぷりの食材とコンロを持ってキャンプ場へやってくる。
カレーなりバーベキューなりを食べて楽しんで帰っていく…。

自然体験とは言いつつも、結局それって自宅の庭でやっても同じくらいの自然体験が出来るんじゃないのといった内容の方も多いのではないでしょうか。
それは自然への憧れ程度でしかなく、実際に自然の中で暮らすというものではないのでしょう。

この本はそれを否定しようとするのではなく、そういった憧れを持つ人に対してもっと本格的な自然の中での暮らしのあり方を伝えようというものです。
生きるために必要な水だって自宅からミネラルウォーターを何本か持ってきておこうというわけにはいきません。水は引いてこなくちゃいけないし、火だってライターでつければ言いやというのでは、自然の中で生きるのとは少し違うように思います。
もっと踏み込めば山菜を食べることや、野生の動物を捕まえる事だって本当に自然の中で暮らすためには必要なことなのです。
そういった森での暮らし方を教えてくれる、興味深い一冊。

ただアウトドアというものに対する考え方はひとそれぞれで良いと思います。
キッチンを屋外に持ち出して、星空を眺めながら風の音を聞いて眠る。
それは木下さんの思う『森で暮らす』ということとは大きく違うのかもしれないけど、それくらいで少しだけ日常から抜け出してみるというのも、悪くないと思うんです。
本好きだって自宅の(人によっては自慢の?)書斎で本を読む時もあれば、気分を変えて図書館やカフェ、公園などへ読みにいく人もいるのですから。

ただアウトドアに求めるものが、今よりももっと自然に近いもので、物足りなさを感じている人には、とてもお勧めです。著者の木下さんはどちらかといえば僕たちに近い感覚で、その暮らしを教えてくれるのだから。

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サックスアンドテロリスト/土居 豊
電子書籍で手ごろなサイズの本が読みたいなと思った時の為にダウンロードしていた短目の作品です。

□ あらすじ
幼い頃、自分にサックスの魅力を与えた少年。
そして少女はプロとして自分の道を歩み始め、少年は異国の地へと消えたままだった。

そんな二人の運命が再び交差する時…。
しかしそれはもう二度と交差することの無い分かれ道の始まりだった。

□ 感想
…こんな感じかなぁ。
短い作品なので、タイトルに興味があれば読むのが一番、かな?
ストーリーや展開を楽しむというよりは情景を楽しむ本のような気がします。
正直、テーマは判りにくいけど登場人物の心理描写やジャズの雰囲気はとても気持ちいい作品でした。
短いだけにもどかしい気持ちもありつつ、でもここまでで終わらせるから想像する余地もあって面白いのかもしれない。結末は、それぞれの創作で。

※この作品は電子書籍にて美味しくいただきました。


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聖闘士星矢-聖域編/車田正美
久しぶりに小宇宙(コスモ)を燃焼させてみました。
燃えあがれ、俺のコスモっっ。

僕らの世代は毎週土曜日にはコスモを燃焼させていたのです。
それが大人気だったアニメ、聖闘士星矢でした。
まずは一番印象的だった聖域編を読み返してみました。

□ あらすじ
城戸光政率いるグラード財団は、孤児たちを集めて全世界へと修行の旅へ出させた。
その目的は聖闘士(セイント)を育成することだった。
聖闘士とはこの世に邪悪がはびこる時、アテナに仕え、自らのこぶしで大地を割り、空を裂き戦うという伝説の闘士で、彼らは88の星座を守護星とする聖衣(クロス)を身にまとって戦うという。
城戸光政は少年たちに聖衣を持って帰るように指示を出したのだ。
そして聖闘士として残った少年たちにより銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)という、聖闘士同士の戦いを催し、それに勝ち抜いた者に自らがひょんな事から手に入れた聖衣の中でも最上位に位置する黄金聖衣(ゴールドクロス)を与えようとした。
しかし彼は急逝してしまい、孫娘である沙織がその意思を引き継ぐのだった…。
天馬星座の星矢、白鳥星座の氷河、龍星座の紫龍、アンドロメダ星座の瞬、鳳凰星座の一輝の他、計10名が無事に生き残り、この戦いへ参戦することになる。
だがこの戦いは聖闘士を統括する聖域(サンクチュアリ)を刺激してしまう。聖闘士としての本分であるアテナの為だけに戦うというおきてを破った彼らを抹殺しようとしていた。
この戦いの中で徐々に明らかになっていく聖域のトップである教皇への疑惑、そしてアテナとして目覚め始める城戸沙織…。グラード財団が育てた聖闘士たちは聖域との全面戦争を決意するのだった。

□ 漫画とアニメ
星矢シリーズは漫画とアニメでかなり設定が違います。
これはアニメ化が早かった為に原作とペースを合わせる為に間に挟まれていたそうです。
ドラゴンボールで睨み合いばかりの回がよくあったのと同じ理由ですね。
その最たる存在が星矢のオリジナルストーリーは結構インパクト抜群で、いきなり派手に登場してCMに入る際には星矢を差し置いていたグラード財団開発の近代的な聖闘士『スチールセイント』。
ここまで強引にいいポジションを掻っ攫っていった原作に登場しないキャラクターはいないでしょう。城戸光政が近代技術を採用して沙織の親衛隊として開発した聖闘士という設定でした。
ただ途中から急に消えます。子供心に『ありゃぁなんだったんだ』と思ったものです。
原作と干渉しないように気を使ったのか、守護星を持たない聖衣をまとう聖闘士(…なのか?○○セイントという名称だった)も数多く登場していますが、氷河の師匠という困った設定を与えられた『水晶聖闘士(クリスタルセイント、これって名前なのか…?)』や、教皇と摩り替わるという思い切りまずい設定を与えられた『アーレス』のような存在もいます。
アーレスは矛盾を強引に振り切り、氷河は『クリスタルセイントの師ならわが師も同然』と無理な理屈で、殆ど面識が無かった癖に師弟対決に挑みます。感動的な二人の戦いが台無しです。カミュの涙はなぁ、直接の師弟だからこそ栄えるんだぁぁ!!
また一輝も修行中に心がすれたという設定に加えて誰かに操られているという設定で、それを監視するドクラテスという存在も出てきますが、ドクラテス程度まではよかったのになぁ…という感じでしょうか。
後、何気に十二宮での最後も少し違います。これは両方とも見比べてみてください。
個人的には原作派ですが、アテナに仕える黄金聖闘士の姿が見れるアニメも興味深いのです。
後、十二宮編までは青銅聖衣のデザインも違い、星矢達がそれぞれの守護星を象ったヘルメットをかぶっていました。なーぜー。

□ 少年漫画は傷と死だ!!
とにかくよく人が死に掛ける作品です。
序盤では紫龍が死にまくり、後半では一輝や氷河もそれに参戦します。
でも実際に死ぬのは星矢側はカシオスのみ。
紫龍が失明と回復を繰り返すようになる最初も聖域編。
今になって冷静に見ると、結構そういうシーンが目立ちますね、どの漫画も。
ダイの大冒険でもそうでしたし。

□ 邪武
序盤を読んでいてハッと思い出す序盤限定の主役級キャラクターがいます。
当初、星矢のライバル的な存在として颯爽と登場し、あっという間に消えていった邪武。
ユニコーンという格好よさそうな守護星、そしてそこそこ二枚目の顔。
でも結局負け続け、銀河戦争後は里帰りしていたそうで十二宮戦には参戦せず、沙織さんのボディガードをしていました。
最終的には青銅聖闘士二軍のトップという役回りに落ち着いてしまいました。いつだったか彼がフィギュアとして発売されたときには衝撃的だったものです。
なんちゅうか、ここまで派手に没落していくキャラクターも珍しいと思う。なんだったんだ、こいつ。
ユニコーンとしてよりも馬としての印象が強い方です。(沙織への忠誠心が最初から厚く、子供の頃に沙織の馬遊びの相手を志願したエピソードを持つ)
追記
さっきwikipediaを見てみたら『気の強さや熱血漢といった性格が星矢と共通するため、結局レギュラーから外れた』という恐るべき記述が…!


□ 無理のある年齢設定
そういえば年齢設定も結構すごいものがあります。
星矢たち青銅聖闘士の年齢設定は15~13歳。ガキです。
彼らの上位となる白銀聖闘士(シルバーセイント)は16~19歳。ティーンエイジャーです。
そして最上位の黄金聖闘士でも、教皇や老師といった無理のある特殊な例を除くと、サガの28歳から次は23歳、20歳のオンパレード。
サガは教皇に成りすまして失踪していたわけだから、実質的に黄金聖闘士は20代前半。大学生~新社会人でしょうか。
要するに小学校卒業くらいで青銅聖闘士になった彼らは高校進学までに白銀聖闘士を目指し、大学生活の内に黄金聖闘士になるのが一般的なのだろうか。
でこの年齢から予測すると20代前半で引退するのか!?結構激動の人生です。
まぁ少年漫画なので読者と年齢を余りはなれたものにしないのでしょう。
サガに殺されそうになったアテナを守ったアイオロスは14歳。そして星矢と戦った際のシュラは23歳。
彼は13年前にアイオロスに致命傷を与えた人物なので、要するにアイオロスは10歳のガキンチョにしてやられたわけですね。…うぉ。
あのセクシーなドレスを身にまとい、偉そうな神々しい姿勢でいるアテナでさえも13歳、中学生1年生です。 

ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


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SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語
最近、携帯アプリで騎士ガンダム物語がリメイクされていると聞き、思わずダウンロードしてしまいました。
僕の携帯電話はソフトバンクなので500円で売り切り、ちょっとお得な感じでしょうか。

最近は宇宙世紀に代表される人が搭乗して操るガンダムが人気を博しているようですが、僕らの世代では少し様子が違い、人が搭乗するガンダムのほかにガンダムが自我を持って自ら動くシリーズが人気を博していました。

その人気の双璧を担っていたのが武者ガンダムと、今回紹介する騎士ガンダムでした。

騎士ガンダムはDQの世界へガンダムを当てはめたようなもので、人間、魔物に加えてMS族と呼ばれるモビルスーツを生物とした種類が加えられます。
魔物もスライムアッザムなど、既存のジオン軍MSなどを魔物に模したものが搭乗します。
武器はもちろん剣などのファンタジー世界そのもので、その中からガンタンクのような魔法使いと呼ばれる職業に就いたものがビームサーベル、ガン、ファンネルなどを使いこなすのです。

そもそも当時の子供たちの間で高い人気を誇ったカードダス20と呼ばれるカードゲームのシリーズ『SDガンダム外伝 ジークジオン編』というものがあり、それを漫画やアニメで展開していた一環としてゲームが登場しました。
今は無きコミックボンボン(2007年休刊)、カードダス、BB戦士、そしてゲーム。
宇宙世紀とは全く違う方向性のガンダムを生きてきた世代だったんだなと自分を振り返ります。

□ あらすじ
スダドアカ・ワールドをMS族で制覇しようとたくらむサタンガンダムが現れます。
それに抗うためにラクロア王国でフラウ姫を助けて以降勇者として知られる記憶をなくしたガンダム族の勇者、騎士ガンダムが立ち上がります。
騎士ガンダムは数々の苦難を乗り越えながら、三種の神器と呼ばれる武具を手に入れ、それらを装着してサタンガンダムとの決戦へ挑みます。
ゲーム、騎士ガンダム物語ではこの後に伝説の巨人が現れ、そしてサタンガンダムを背後で操っていたジークジオンと呼ばれる存在の影に気づき騎士ガンダムが旅立つところまでが描かれます。



□ 感想
今、やり直してみるとゲームとしては非常にシンプルで攻略も容易です。
結構無理やりな設定も多く、物語を一定まで進めない限り味方のジムスナイパーに止められて次のエリアに勝手に進むことが出来ない、海流に阻まれて島へ到達できないように作られています。
ただ稚拙なばかりではなく、攻撃システムが面白いものになっていました。
まず普通のオート先頭に値する『ぶんさん(分散)』があり、更に防御力が強い敵、HPが多い敵に対抗するための『しゅうちゅう(集中)』、そして魔物に狙われやすくなる代わりに背後から攻撃することが出来る『まわりこむ』、パーティに参加していないキャラクターが戦闘へ参加する助っ人制度などもあり、全体的にメンバーを育てるほど戦闘が楽になるような仕組みになっていました。
後、特筆すべきはカードダス20の再現があります。
これは本当にカードダスを購入し、集めて楽しんだり、実際の戦闘としてカード同士を戦わせたりすることが出来ます。実はこのバトル、カードを勝敗に関係なく失ってしまう代わりに経験値やお金を実際に稼ぐことが出来る不思議なシステムになっていました。
これは本当によくはまりました。
ゲーム攻略後もずっとやっていたもので、当時はやりこみ要素なんて言葉は無かったように思いますが価格以上に楽しんだゲームだったといえるでしょう。


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ドラゴンクエスト ダイの大冒険/三条 陸、稲田浩司
目次ページです。

ドラゴンクエストの派生作品として登場したダイの大冒険。
長く続いた連載の中で生まれた戦士の技や魔法剣といった技はやがて原作でもあるコンピューターゲームにも大きな影響を及ぼすに至りました。

謎の力を秘めたダイが自分の力と向き合っていく姿。
ごく普通の町民でしかなかったポップが必死に自分を奮い立たせて悪へ向かっていく姿。
若いながらも国王として、そして世界の指導者の一人として立ち上がるレオナ。
その助けとなる勇者アバンの弟子たちや、一度は魔王軍についていた者たち…。
そして彼らと向き合っていく内に武人としての誇りに目覚めていくかつての魔王ハドラー。

この本に登場する人物たちは常に成長を続けていきます。味方も、敵も。

そんな中から印象的な印象的だった巻を拾い読みしてみました。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険2 対決!!ハドラー対アバンの巻

ドラゴンクエスト ダイの大冒険5 正義の稲妻剣!!!
ドラゴンクエスト ダイの大冒険12 地上最大の攻防!!
ドラゴンクエスト ダイの大冒険22 大魔宮出現!!!
ドラゴンクエスト ダイの大冒険26涙の敵陣突入!!!
ドラゴンクエスト ダイの大冒険28復活!!!大勇者
ドラゴンクエスト ダイの大冒険31第2の覚醒!!!
読みきりの頃の作品
ドラゴンクエスト ダイの大冒険1 勇者の家庭教師!!


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銀じいのたわごと~世間の常識実用書~仕事編/燻屋銀次郎
こんな思いは、小さな親切大きなお世話なのかなあ。だったら、やってられねえぞ

電子書籍で社会人の常識に関する、ちょっと個性的な本を見つけたので紹介します。

この本では銀じいさんと名乗る男性を通して社会の常識を勉強します。
燻屋銀次郎―37年間同じ会社を勤め上げ、定年退職した隠居で、地域の知恵袋兼お目付け役なのだそう。
銀じいさんの軽い口調で諭すように話しかけられると、普通のマナーの本などではなかなか身につかなかったことも自然と受け入れられていくので、人って面白いものですね。

出てくるのは本当に基礎の基礎。
挨拶の大切さや朝食、辛抱やホウレンソウなど。
判っているつもり、だけど出来てない。
基礎的なことって、そんな感じなんですよね。
報告が大切なのは判ってる。だけど、こんな事まで報告してたら上司も鬱陶しいんじゃないか…。その繰り返しで大抵緩んでいくんです。
貯金に加え、関係の貯人を心がければ、有益でさびしくならない財産を作れるってわけ』なんて諭されると、ちょっと緩んでた自分をオッと思わせてくれますね。

…しかし、まぁ。
こんな本出てくること自体、さびしいことなんですよね。
出来ない若者が悪いのか、それともそれを刷り込めずにいる上司が悪いのか。

理想は銀じいさんに安心して引退してもらう世の中、でしょうか。

※この本は電子書籍でおいしくいただきました。


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Linux標準教科書/LPI-Japan
LPI-Japanさんが無償で公開しているLinux標準教科書。
これは学校などで基礎からLinuxの学習をするためのテキストです。
無償とは言えどかなり充実の内容で、続編となる『Linuxサーバー構築標準教科書』に対して、こちらは本当に入門編としてCUIでのコマンド入力からスタートしています。

コマンド入力に関しては、この教材はとても秀逸です。
さぁLinuxを始めよう!というときに一番引っかかりやすく、だけど意外と初心者向けの情報が転がっていないというシチュエーションにぶち当たっていた人も多いはずです。僕もその内の一人です。
Vineで入れたいと思ったソフトの導入だけで何度徹夜を強いられた事か、何度本屋に足を運ぶ憂き目に遭わされた事か!
その時にこれさえあれば、この教材さえあれば!!と、悔しい気持ちになったものです。
これはリナックスに限らず、本当の初心者が必要としている基礎的な知識がなかなか見つからないという事は往々にしてあるものです。そういえば昔カメラの三脚を買うときでも、雲台の規格がどうなっているのかよく判らずに苦悩したものです…。
まぁ恥を恐れずに言うと、意味をよく理解しないままに使っていた部分も非常に多く、『あぁ、こういう意味だったのか!』と思った次第です。~とかcdとか、結構機械的に覚えていたので…恥ずかしいです。

コマンドの意味、実際の入力例、そして教材らしく演習、章末テストへ続くという形式を取っているので判りやすさは抜群です。まさに教科書です。
出来れば理解している人がこの教科書を持って教えてくれるのが一番理想でしょうが、こいつを片手に勉強するのでも充分にいけそうです。
リナックスの入り口としては充分すぎるくらいの内容です。
ただリナックスでもGUIが普及してきた今、CUIでの操作は続編の『Linuxサーバー構築標準教科書』まで踏み込まないとなかなか活躍する場面が少なくなってきているのが現状なのかもしれません。

でも個人的には、GUIで処理できるとしてもCUIをいじり倒す事こそがリナックスのうま味のような気がするのですが、どうでしょうか。

OS同様フリーなので興味がある人は実際に開いてみてはどうでしょう。
目次は以下

1章 Linuxとは
2章 基本的なコマンド
3章 正規表現とパイプ
4章 基本的なコマンド2
5章 エディタの使い方
6章 管理者の仕事
7章 ユーザ権限とアクセス権
8章 シェルスクリプト
9章 ネットワークの設定と管理
10章 ネットワークサービス
11章 X Window System
12章 ハードウエア
13章 ファイル管理



6~10章に関しては、まだまだこれからも何度も読み直して勉強しなくちゃと思っています。
早く次の教材に進めるようになりたいです!!

ちなみに一つ注意点はファイルが結構大きいです。
2.2MB、表紙や前書き等を含めると250ページくらいになるのかな。
間違えても『じゃぁ出力しておいてあげるよ』とか安請け合いしないように気をつけましょう。

リンク
Linux標準教科書


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リード氏食卓にのる/エド・デュモント(美食ミステリー傑作選)
ミステリーで食品というのは様々な役割を果たします。
時には浅見光彦シリーズのように物語を通して観光気分を楽しむ要素だったり、山村美紗さんの作品のようにトリックや殺人者の気持ちを込めたものであったり、非常に大きなポイントになることもままあります。
そんな料理へ特化した作品集が小鷹信光さんの『美食ミステリー傑作選』です。
作品中では料理に関する注釈ばかりがつくという異例の作品集に仕上がっています。

今回は第三作目、『リード氏食卓にのる』を紹介します。
お次の美食はロースト・ビーフです。

この作品もかなりメチャクチャな設定で成り立っているのですが、曲がりなりにも推理をするシーンなどが含まれているため、ほかの作品に比べるとなんだか普通の推理小説に感じられてくるから不思議です。
きっと感覚が麻痺しているんです。この次に山村美紗さんの作品を読む予定にしていますが、頭がついてきてくれるか非常に不安です

ある家で週末に集められた客たち。
しかし彼らの平穏なディナーはリード氏の死によって終幕を迎える…筈だったのですが、なぜかこの本の登場人物たちは全く動揺することなくすごしています。
なんたって最初の発言が『まだお食事前だっていうのに
という驚愕の発言ですから。ちなみにこの発言の主はその後もディナーを円滑に進めることにこだわり続けています。
さて、家への交通が遮断されているために警察の到着が遅れると知った彼らは、週末をのんびり過ごすために誰か尤もらしい犯人を仕立て上げ、その人物へ尋問させておこうと話を決めます。
何かがおかしい事さえ麻痺してきます、この作品。
普通の作品ならこの中に犯人が!?と疑心暗鬼になりながら、誰かが中心となって犯人探しをする(あぁ、かまいたちの夜やなぁ…)といった展開になるのですが、やっぱり微妙に食い違います。

でもなんだかんだでほかの作品よりはずいぶんと推理小説らしく仕上がっていると思います。
ただちょっとだけずれているんです。



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真花のPalm生活総集編/井上真花
悪魔のような母親だと、知人は私をののしった(Clie T600を手に入れた際の著者に対して、知人からの発言より)

井上真花さんがメールマガジンとして自らのPalmとの生活を配信していた『真花のPalm生活』が総集編として電子書籍化されました。

僕の愛機はZAURUSですが、同じPDAのユーザーとして他のユーザーさんの使い方はとても気になるところ。中でもPalmのヘビーユーザーとして名高い井上真花さんの使い道となれば興味津々。
皮肉にも同様のサービスがあることからMI-E1(ZAURUSのMIシリーズの機種で、カラー液晶+スライドによって現れるキーボード、MP3やMPEG-4などのマルチメディアに対応していた)を購入するのをPalmで代用できるからと諦めるきっかけになった電子書籍、ザウルス文庫で購入しました。
ちなみに井上さんは上記の件からかなり後にMI-E21を購入しています。

□ 使い方に関して
Palmに関して井上さんは結構なユーザーで外国バージョンを日本語化したものから純正の日本のものまで色々と使っておられますが、基本的な使い回しはZAURUSもそう変わらずといった感じです。
ただ導入できるソフトに関してはやはり大きく異なり、時にはZAURUSも負けてないやと思う(ZAURUSの方がいいじゃんと思う事さえあるのは贔屓目かなぁ…)事もあれば、Actioneerというソフトのように、『ZAURUSに欲しいぃ!』と思うソフトもあります。
このActioneer、メモ帳ツールとして使えると同時に日付や時刻を入力するとそのまま予定表に追加されていくという優れものです。ソフトの豊富さではPalmはさすがにすばらしく、色々なソフトのレビューを見る事が出来ます。
ちなみにPalmとZAURU(MI-E21)の使い勝手を比べた際にも、データ転送のソフトのバリエーションでPalmに一勝を与えています。(ちなみに入力対決はZAURUS、PIMはPalm。まぁPIMは人それぞれの好みがあるので長くPalmを使ってきた方は絶対にPalmでしょう。)
PalmとZAURUSの比較では筋金入りのZAURUSユーザーだった「も」さんが井上さんの紹介でPalmを手にした際の質問メールとあわせて読んでみると、PalmユーザーとZAURUSユーザーの違いが見えて面白いです。

□ 工夫
PDAはベースの機能よりも工夫が命だと思います。
人によって様々な工夫をする事で、新しい使い方を見出す事が出来ます。
たとえば真花さんの場合、GPSのソフトや地図ソフトを導入するのではなく、PCで目的の地図を画像として保存。それをPalmへ転送して持ち歩くという事で余計な出費やソフトの導入をする事無く目的を達成しています。
井上さんほど気の利いた使い方はしていませんが、僕の工夫では住所録で一工夫をしています。従業員名簿や普段それほど使わないアドレスなど、標準にアドレスソフトに登録するのを躊躇うような内容に関して、まずPCでエクセルデータを作ります。
ZAURUSにはエクセルと互換性のあるHancomSheetが搭載されているので、作ったエクセルファイルを転送すれば完成。後はHancomSheetの検索機能で目的の連絡先に辿り着けます。

□ PDAの遷移
このメールマガジンが2001年ごろからのものなのもPDAの歴史的には興味深いところです。
モノクロからカラーへ、手帳からマルチメディア対応の何でも出来るミニPCとしてのPDAへ、更にはLinux搭載のZAURUS(通称:リナザウ)登場、薄型の流行などの一方で、Handspringのpalmによる買収、携帯電話の性能向上など少しずつ業界に陰りが見え始める時期なんですね。
時代も常時接続へと変わり、PDAのネット接続もP-in Conp@ctだったものが2001年の秋にはAri H゛が登場しています。
また2002年に井上さんもついにZAURUSの購入をするのですが、この時のレビューでキーボードの有無がPDAの方向性を決めるんだなぁと言う事がなんとなく判りました。
それ以前、Palmでの文字入力は(外付けのキーボードを使わない限り)Graffitiと呼ばれる文字認識ソフトによる入力なのですが、このPalm…というよりはPDAの方向性はPCのデータを呼び込む媒体であり、自前で入力できるというのはその補助的な色合いが強いんですね。
それがしっかりとしたキーボードを備える機種の登場はPDA自体で一通りをこなせる方向性を目指していく事なんですね。こうしたPDAにとって、PCとの同期は前者ほどの重要性を持っていない、井上さん風に言えば『同期をとりたい人は、どうぞお取りください。でも、同期しなくても普通に使えるよ』という事なのでしょう。
今、PDAの状況を見ていると何だかこの辺りで方向性を詠み誤ったのか!?と思ってしまいますが、僕はこの時期のPDAユーザーなので違和感はありません。(僕のPDA入り口はMI-E1のビジネスモデルのMI-L1でした。液晶のバックライトが無くて暗いけれど、オリジナルOS搭載で動作は驚くほど軽快で使い勝手のいい機種です。)
この電子書籍では2005年までが記されているのですが、後半に行くにつれてPDAの業界をどうするのかなどという問題も出てきています。ZAURUSはSLシリーズでパソコン化の道を選びますし、CLIEは動画などマルチメディアに特化した方向性を模索していました。
この時期に井上さんはPDAという名称は消えるだろうと予測していました。時代は斜陽に差し掛かっていたんですね。

□ 感想
他人のPDAの使い方を…と思って手にとったこの本なのですが、実際にはPalmの機種比較とソフト紹介などが大半だったかな?という感じです。僕にとってはまさにPDAと出会った時代だったり、それ以前の時代だったりとなかなか興味深かったのですが、当初の目的とは少し離れちゃいました。
でもやっぱりPDAはPalmにしてもZAURUSにしても使い続けることなんですね。
実は一時期、PDAから離れていた時期があります。
MI-E1からSL-C700を購入した時期です。
井上さんもSL-C700の遅さに辟易して旦那さんに譲ってしまいますが、ほかのPDAを知っている人にとってSL-C700は非常に遅い機種でした。
僕は旧型のMI系には戻りたくない、でもC700の重たさはPDAに求めるものと違うと、PDAそのものから離れていました。
無ければ無いで困らないんです。紙の手帳に書き込めばいい。充電器に差し込んだりシンクさせる時間で清書したり整理したりすればいい。
井上さんも度々おっしゃられていますが、PDAを使っていると何故か無性に紙の手帳の温かみを感じるというのもあって、そこそこ長期間僕はPDAを手放していました。
まぁいろいろとあって今はSL-C860のヘビーユーザーの一人だと思いますが、やはり使い続けることがPDAの能力を最大に引き出すコツだと思います。使えば使うほど紙の手帳より便利になっていく。だけど使わなければ使わないほど紙の手帳より劣るのがPDA。
それは明確な言葉ではないけれど、井上さんのPalmのある生活をみていると、感じられます。

Clieが消え、ZAURUSが消え。
PDAという言葉は確かに消えつつあります。

だけどi phoneのヒット、スマートフォンの人気、そしてミニPC。
僕らにはまだまだ欲求を満たし、自分たちの毎日を管理してくれる頼もしい相棒が待っていてくれるようです。

あぁ、そしてSHARPさん!
ZAURUSの名を関した新しい商品、心待ちにしております。

※この本は電子書籍にておいしくいただきました。
SHAPR:SPACETOWNブックス(ZAURUS対応!!!!)


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あなたの24時間が変わる 整理・収納の法則/飯田久恵
タイトルそのまま、整理や収納に関する一冊です。

僕はこの本を仕事場での整理のために購入したのですが、冒頭から結構いい言葉を見つけました。
「書類探し」というロスタイム
これ、本当にそうなんです。
書類探しを言われるときなんて、上司から急に「あれってどうだったっけ」と尋ねられるケースも多くて、とにかく時間の無駄です。
まずあまり使わない書類は置き場所が頭にない、また頭にある書類でもほかの書類の山にまぎれていてなかなか行き着かない。
この二点が当事者である僕には判っているはずなのに、今まで対処できずにいました。
まず捨てること
いらないものを溜め込むことをやめれば書類は減ってくるので、この作業だけでもロスタイムは減らしていくことができるはずです。
その上でこの本の四章で紹介されているような収納方法を実施すればいいのです。
要らない物が少なくなれば『定時に帰る仕事術』でも紹介されていたような、立てる収納も可能になり、そこから見出しをつけるなどの管理ができます。
今まで要らない書類が多すぎて積み重ねていくような収納がほとんどだったのですが、立てる収納の大切さを何冊かの本で見て実践して、その便利さに驚かされます。
まず第一に立てていればダイレクトにその書類を取り出せる。積み重ねる収納では、たとえ上から何番目に書類があるといったことがわかっていても上の書類を押しのけたりと余計な作業があります。
また見出しをつけることができるので、覚えるという行為自体が不要です。
また入れておくフォルダの色などの工夫で仕事の分類(至急、処理済など)を進めることもできます。
初めてそれほど経たないというのに、僕には立てる収納なしの職場はもう考えられなくなっています。

…と、こんな風に仕事場以外にも普段の生活なども含めて様々な整理・収納の技術が紹介されていますが、この本で特筆すべきなのはその必要性に関して心理面から説いていることです。
納得できなければ上手くできないし、形だけできてもいい結果につながらない。
願わくば収納の方法だけではない項目にも目を通していただきたい一冊です。



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思わず自慢したくなる写真が撮れる本/浜村多恵、泉 幸彦
タイトルにあるように、初心者向けのカメラの本です。

僕、こういう本がもっと増えてもいいと思うんです。
写真撮影に関する本を読めば、やれ開放絞りだISOだ…と専門用語が舞い踊る本が多くて、ちょっと撮影してみたいと思っているときに適した本が少ないようで、結局初期は説明書を見ながら…という方も多いはず。

この本ではテクニックよりも、もっと単純な撮影方法を考えます。
たとえば背景の色であったり、人を撮影する角度であったり…。
カメラに関する知識なしで実践できる撮影方法って、とてもお手軽じゃないですか。
撮影法というよりは、工夫。
でもこういった工夫からしか初心者は入っていけないし、そういうところからじっくり育てるからこそ、もっと本格的にカメラを勉強してみようという人も増えてくるのではないでしょうか。
そういった需要に、この本はとても最適。
使われているカメラもコンパクトカメラが中心。それだけでも初心者にはほっとするはずです。
本当に気楽に入門できる一冊です。

ただし難点はこの本、銀塩なんですね。
多少使い勝手が違う部分がありますが、それでもデジタルでも銀塩でもあまり問題がないような技術が中心になっているのは、この本の長所だといえるのではないでしょうか。



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世界の変なおじさん/白石あづさ
著者が世界中で見かけたちょっと変わった男性を一冊にまとめた本です。
そんな本を作ろうと思った白石さんもちょっと変わった人だと思います

さて、色々な人が紹介されれていて、本当に変な人もいれば民族性の違いだったり、勘違いだったりと、変なおじさんと呼んでしまうのには申し訳ない雰囲気の方もおられるのですが、正直どこの国にもいるんだなぁというのが正直な感想でしょう。

変なおじさんはもちろんの事ながら、著者がそれぞれの地域の人、そして変なおじさん本人とよくコミュニケーションをとっているためか、本題から外れてそれぞれの地域の庶民の暮らしぶりを垣間見るのにはちょうど良い内容です。
ちなみに章は幾つかに分かれていて

『おじさんの品格』
『萌えるおじさん』
『偽装のおじさん』
『おじさんの逆襲』


以上のカテゴリーからお好みのおじさんを選ぶ事ができます。

個人的には『おじさんの品格』に登場していたタトゥーおじさんがツボでした。
ヘビメタ専門誌Burrn!でも色々なタトゥを見てきましたが、変人のインパクトは強いですね。
トム・アラヤさんの『荒矢』とか、色々とありましたねぇ~。

※この作品は電子書籍で美味しく頂きました。


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少女地獄/夢野久作
目次ページです。
夢野久作さんが人の人生に影響を与え、そして自らも転落していく…そんな少女のあり方を描いた短編集、三作から構成されています。
それぞれの感想文へのリンクは以下。

何んでも無い

自らを偽る為に嘘を重ねてきた少女の一生を描いた作品です。
誰にでもある虚栄心が強調されているのが興味深いです。

殺人リレー

相手がこれまで付き合ってきた女性を殺し続けた事を知り、最初は相手の尻尾を掴むつもりで付き合い始めた少女が、だんだんと本心から相手に惹かれ、殺されても良い…そんな感情に陥っていくまでを描いた作品。

火星の女

思春期に誰もが持つ自分へのコンプレックス…。
それをいくつも抱えた少女の純愛と復讐を描いたミステリー作品です。


以上、三作。
全て夢野久作さんらしい作風に仕上げられています。



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火星の女(少女地獄)/夢野久作
夢野久作さんが少女を主人公に据えて描いた三部作、少女地獄から『火星の女』を読んでみました。

ある女子学校でかつて作法教室に使っていたものを物置として残していた建物が炎上し、そこから女性の遺体が発見された。
その謎の遺体はミス黒焦と称され、センセーショナルに報道されていた。

しかし事件はそれだけに留まらなかった。
学校の校長が発狂、同校の教師が自殺、そして書記がお金を持ち逃げ…。
更には何かを知っているとされた少女が遺体の身元を告げた後に謎の失踪をしてしまいます。

謎だらけの事件ですが、夢野久作さんらしく仕上げています。

物語自体は結構ストレートなんですね。
描く著者によっては2時間ドラマなどでありそうな感じです。
ただそこへ色々なオプションが付くのが夢野久作さんというか、魅力なのかもしれません。
並外れた身長と身体能力から火星の女と呼ばれていた少女。
彼女が始めて知った愛という感情、そして垣間見てしまった大人の黒い世界。

彼女が全ての答えを出すために『ミス黒焦』となってまで下した制裁とは?


校長が発狂するきっかけとなった女からの手紙、それはミス黒焦が自分の死後に届くように手はずを整えていたものだった。その内容から全てが明らかになります。
結論が先に来ているので、後から読み返してみると、なるほど緻密に作られている事に驚かされます。少女地獄収録の他二編と比べると設定の奇怪さはやや控えめながら、夢野久作さんが描くという事の面白さがにじみ出てくる作品です。
ただミス黒焦、火星の女というのは非常に多彩な人間の苦悩を見せてくれます。
それはたとえば火星の女と呼ばれるようになった自分の容姿に対する苦悩であったり、両親さえも愛してくれなかった事への苦悩であったり、また何か運動の時にだけ周囲が自分をチヤホヤして、それが終わると知らん顔するという人間へ対する不信感であったり、そして同じような寂しさを抱える人間に対する同情にも似た愛情だったり…。

でもそれは思春期には誰もが多かれ少なかれ抱く感情のように思うのです。
成長していく中で、自分は他人と違うのではないか、自分は普通ではないのではないか、自分だけ周囲の成長から取り残されているのではないか…。それを全て抱えたのが『火星の女』だったのかな、と。

もしかすると、様々な面からミス黒焦の自殺に同情できる人もおられるのかもしれません。



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定時に帰る仕事術 有能なのにズボラなあなたへ/ローラ・スタック、古川 奈々子
自分の人生をちょっと変えてみたいと思って手に取った一冊です。
そして、事実この本との出会いは僕の生活を変えてくれました。

仕事に追われている僕にとって『もっと速く、もっと熱心に働いても、あなたは決して勝てません』というフレーズは刺激的なものでした。
どのくらい働くのかではなく、どのように働くのか…。

大切なものを見失ってしまっている人は多いような気がします。
今だから言えるのですが、以前の僕は仕事を終えて帰宅している際に、他社が既に消灯しているのを見て何だかしてやったりのような気持ちに浸っていたものです。
だけどそれは本当に凄い事なのでしょうか?
もし仕事の段取りの仕方次第で他社よりも早く、もしかして定時で帰ることが出来るのであれば、それこそが最も誇るべき事なのではないでしょうか

この本はそんな提案をしてくれます。

この本で面白いのはPQテストというアンケートに答える事で、自分の仕事の中におけるウィークポイントを見つける事が出来るという点です。
そして一冊を丸ごと読む必要は決してなく、その弱いポイントについて記載されている章を読めばいいのです。
内容は非常に具体的で目標などを記入する書式や整理整頓に関するイラストなども豊富に紹介されているので参考になるところは必ず何項目かあるはずです。

サラリーマンである僕達は与えられるもので何とか対処しようとしますが、そこに創意工夫を持ち込む事の大切さも感じます。
たとえば『第9章 活力―自分の体をいたわる』の項目で紹介されている、オフィスの雑音を適切なレベルに維持しているの項目では、周囲の雑談や机の位置から来る役割(来客の案内)に手がいっぱいになってしまった女性がコーヒーマシーンとコピー機の間という予想外の場所へデスクを移動させ、仕事の効率を向上させたという例も紹介されています。

読めば読むほどありがちな計画を阻害するものへ対する対処がつづられている事に気づかされます。
その阻害するものは、時には自分の内側にあり、そして時には自分の外側にあります。

僕はこの手の本を読むときに一つ心がけている事があります。
それは『反論をしない』ことです。
この手の本ではとにかく吸収する側に徹する事。その上で自分の環境にあったものを最大限取り込み、どうしても実践できないもののみを除外していくという作業に入ります。そうすれば、きっとこの本もあなたの仕事上の良いパートナーとなってくれることでしょう。

ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


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19(ナインティーン)/宇都宮美穂
宇都宮美穂さんが様々なアーティストへ、あるテーマに基づいてインタビューをした作品です。
そしてそのテーマは、タイトルにもあるとおり『19歳』です。
世間で言えば高校を卒業して、もう子供じゃないような、かといって成人でもなく、世間から与えられている権利は『子供』だった頃のまま―。

まさに過渡期なんですね…。

僕はその頃、街角によく座り込んで道を行く人を眺めていました。
同じ年頃の学生、通勤のサラリーマン、夕飯の買い物に走る主婦…。
色々な人生があることをぼんやりと眺めていました。僕の19歳という年齢はまだ自分の行く先を決められずにいました。だから他人の行く先ばかり気にしていたのでしょう。
だけど不思議と今でも僕の中でそんな毎日を無駄だと思ったことはありませんでした。
19歳というのはとても不思議な年齢だったと今でも思います。

さて、この本では18人のアーティストが自らの19歳を振り返っています。
たとえば一番最初に登場するカールスモーキー石井さんは芸大の受験に失敗して、後の米米クラブのメンバーと出会う事となる文化学院へ進学した年頃です。
そんな彼の19歳を象徴するような台詞が一つ有ります。自分の描く絵についてのコメントですが『俺はまだスタイルはないです』と答えていたそうです。

その一方で本木雅弘さんはシブガキ隊の一員として人気絶頂の中で、紅白歌合戦においてコンドームを破裂させて牛乳を浴びるという驚くべきパフォーマンスをやってのけていますし、藤井尚之さんもチェッカーズとして既に人気を博していました。
また奥居 香さんは既に自分の道を見つけて、紆余曲折の末にデビューしたプリンセスプリンセスでブレイクのきっかけとなったといっても過言ではないアルバム、Here we areのレコーディングをしていました。
一方で奥田民生さんはReady!というバンドを組みながらも、プロでビューのきっかけとなるようなコンテスト出演やデモテープ作成といった作業をするわけでもなく、パチンコに没頭していたといいます。

色々な19歳があるんだなぁと思います。

多くの人にとって19歳はスタートラインへつこうかどうか悩んでいるような時期だと思います。
でも上記に登場した一部の人にとっては夢を通り過ぎた位置になっています。

さてそんな色々な人生の中で、一人まさに19歳だった方もおられます。
愛してるなんて言葉より』などのヒット曲や俳優としての活躍で知られる藤重政孝さんです。
彼はこのインタビューを受けている時、まさに19歳だったのです。

彼は自分の年齢についてこんな風に述べています。

でも、たとえば40歳の人に比べれば、失敗を重ねられますよね?



色々な19歳を知る事が出来ました。
でも全員に共通するのはどんな生き方を選んでいても、やっぱり19歳の時に未来に繋がる色々な事を吸収してきている事でしょうか。それが藤重さんの言葉なのかなぁと。
若い内に失敗をたくさんしておく事だって、きっと大切なんです。

福山雅治さんは19歳を『恥ずかしくなるけどね、未来を信じてたんだよ』と言い切ります。
そう、19歳には未来がある。
もう10年近く前の事になったけど、確かに今の僕は19歳ほど失敗が許されない。
30になるまでにはいくらか職歴も欲しいし、頭がまだ動く内に覚えておきたい事はたくさんある。
こっち行って駄目なら、あっちかな?という具合にはいかなくなってきました。
結婚もしたから、僕一人の問題では片付けられない。

もしこのブログの記事やこの本を手にする方の中に19歳の方がおられたら覚えておいて欲しい。
今は失敗をしてもいいし、その失敗さえも未来への糧になる事を。
そして誰もがそうやって20歳を迎えていくんだという事を―。



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ドラゴンクエスト ダイの大冒険1 勇者の家庭教師!!/三条 陸、稲田浩司
ドラゴンクエストから派生した漫画でありながら、本家ドラゴンクエストに魔法剣や魔法などで様々な影響を残したダイの大冒険、一通り読み終わったところで第一巻に戻って、物語の最初を読み返してみました。
解説は本家でもお馴染み、本作には監修という立場で参加しておられる堀井雄二さんがされておられ、本編とはまったく関係の無いストーリーが作られた背景として、既に発売されている1~3の焼き増しでもおもしろくないし、かといって(当時)発売前の4の物語を先に出してしまうのもよくないという判断がなされた事が紹介されています。
連載の始まりは、少し本編からずれた短編形式で描かれていました。

□ デルパ!イルイル!
全二回です。
本編でもちょこちょこと登場する事となる偽勇者にゴメちゃんが捕まってしまい、それを奪還しようという物語で、色々な初期設定が見られます。
まずダイの故郷であるデルムリン島ですが、これは魔王の邪悪な意志から開放されたモンスターが人間の迷惑にならないところで生活を営むために選んだ場所でした。
ダイは赤ちゃんの頃に漂流してきた島で唯一の人間。
後にバランとの親子関係が明らかになり、ディーノと名付けた名札のDの部分だけが辛うじて読むことが出来た為にDの文字を含むダイという名前になったという設定ですが、この時はその辺に関する記述は皆無。
ちなみにブラスはダイを、勇者の役に立つ為の魔法使いに育てようとしていました。
時代背景なのか、回想シーンに登場する勇者も、そして偽勇者一行も外観はDQ3そのものでした。


後々には忘れ去られる存在ですが、偽勇者は意外と強いです。
強盗紛いの宝探しや悪の意志から開放されて好戦的ではなくなったモンスターを痛めつけているとはいえ、デルムリン島のモンスターをあっさり駆除して見せたり、イオラまで放っています。

作品中で一番最初に登場する国はロモスでした。
ここで後にダイの剣の原材料となる覇者の冠を貰います。

□ ダイ爆発!!!
全三話。
この物語でようやくレオナ姫が登場します。
イラストのせいなのかもしれませんが、身長差が目立ちます。最初のうちはレオナが『チビくん』と呼びかけるシーンもあり、両方共まだ幼さが残ります。
きっと冒険のうちに成長期を向かえたのでしょう。
レオナがデルムリン島を訪れたのは14歳になった際に行われる国の洗礼の儀式の為でした。
パプニカは神に使える国だったそうで、物語の最後までダイが使うこととなる由緒正しいナイフもこの際にレオナから寄贈されています。
この作品はレオナの洗礼に乗じて事故死に見せかけて亡き者として、後継者無きパプニカを自分の思うがままにしようとの企みにダイが立ち向かうと言う物語で、毒に倒れたレオナ姫を助けようとした際にシリーズ中始めて竜の騎士の紋章が登場します。
…ゴメちゃんの時に出ないのは、やはりダイも男の子と言う事でしょう。
ちなみにダイが初めて使った魔法は落とされた洞窟を突き破るためのライデインでした。
尚、この物語でダイを紹介したのは前作登場のロモス国王です。

□ 本編
上記二つの短編後、第一巻で早々とアバンも登場します。
何やら邪悪な意志がはびこり、モンスターたちが再び凶暴化し始めていた。その影響はデルムリン島にも及んでおり、何とか理性を保っていたブラスはダイを島の外へ逃そうとしていた。
そんな時、不意に登場したアバンが『マホカトール』という結界を張る魔法によって島の危機を救うのです。
ポップも一緒に来ており、ダイに対してライバル心を抱きつつある事をアバンは喜んでいました。
ちなみにアバンにダイを紹介したのはパプニカ
第一巻は人と人の繋がりがやけに目立つ内容でした…。
アバンが提示したスケジュールは一週間で勇者になれる特別ハードコースで、今まで誰もやり通した事が無いというコースだそうで、ポップは追い越される事を懸念すると同時に過酷な過大に立ち向かうことになるダイの事を気遣っていました。
…まぁ、ただ。
物語を見る限り幼かったヒュンケルとマァム以外は誰もコースを卒業している人はいなかったような気がするのですが、もっと軽めの傭兵育成コースとかあったのでしょうか…。

何にせよ記念すべき1作目。
著者も含めて登場人物が一通り幼い事が興味深い一冊です。


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ドリフト7
カーアクションシリーズでは老舗に数えられるようになってきたドリフトから、杉浦太陽さんが主演を務められたドリフト7を見てみました。
ドリフトシリーズでは前作?前々作?で水着に鼻の下を伸ばしたが為に痛い目に遭ってしまったのですが、今回は主演が杉浦太陽さん、脇を固める役者さんには木村一八さんとの事で、色々と安心して手に取りました。

□ あらすじ
杉浦太雄演じる主人公は全国を渡り歩きながら強い走り屋との戦いを続けている青年だった。
走りの途中でタイヤをダメにしてしまった彼は、たまたま通りすがったパーツショップで格安のタイヤを手に入れる。
しかしその夜、バトルをしてトイレに行っている間にタイヤを奪い去られてしまうのだった。
そんな時、たまたま出会った地元の青年から、走り屋をターゲットにした窃盗団の存在を知らされる。
そして彼はリベンジの為に窃盗団の正体であるといわれる例のパーツショップへ乗り込むのだった…。

□ 車。
登場車種は少な目で、主人公7がR32型GT-R、そして敵方が180SXとFD型RX-7。
ドリフト6でフェアレディZのS130とポルシェの996が出てくるなど、『微妙にずらしてきたか…』というバトルが展開されたのと比べると幾分か現実的なラインナップになっています。2008年の作品でこういう車になるというのは時代を物語っていますねぇ…。
GT-RはNISSAN GT-Rとして生まれ変わっていますが、スカイラインGT-R、180SX、RX-7!
見事に絶版車友の会といった面子になってしまいました。

□ レース、物語
物語よりもレース主体なので、しっかりと走っている様子が見れます。
ただしドリフトというタイトルの割りに、特にGT-Rはしっかりとグリップ走行をしており、ドリフトシーンもそれほど派手なものはなく、堅実にこなしている感じです。個人的にはそれでも構わないのですが、タイトルから連想するものを求めている場合は注意が必要です。
後、レースシーンは夜のレースというシチュエーションですが昼間にライトを点灯して走行したものを夜に走行しているようにうっすら暗くした物が使用されています。
概ね気にならないのですが、日陰→日向→日陰…という道になると異常に気づきます
後、窃盗団が窃盗を行う理由というのも個人的には『んな無茶な…』という気がしますが、良い意味でストーリーが余り重視されていないのが功を奏しているのか、サラッと流されます。

□ 登場人物
杉浦太陽さんはにこやかでふざけながら、しかも勝つ走り屋という設定。
さわやかなイメージと走り屋という設定に違和感を感じていたのですが、実際には意外と違和感は少なく、杉浦さんらしい走り屋を演じています。ストイックな感じというよりは車が、走るのが大好き!といった雰囲気です。
ヒロイン役には秦 みずほさん。この人も180SXに乗って一試合しています。
そしてボス?で木村一八さん。
その存在だけでパッケージを思わず見直してしまいそうな雰囲気の方ですが、FDを乗りこなす有名な走り屋という役割で登場しています。この作品中では車のパーツによって優劣が決まってしまう事を憂う無骨なパーツショップの経営者という役回りです。
その他、もしかして違うのかも…なので自信がないのですが、杉浦太陽さんの弟の杉浦太雄さんもバトルに参戦します。

□ 感想
概ねネット上の評価はイマイチといった具合ですが、個人的にはそれなりに楽しめました。
今まで幾つか同じようなタイプの映画を見てきたのですが、杉浦太陽さんのさわやかな走り屋像というのは斬新でしたし、個人的にはグリップも重視した運転はアリだと思いますし…。
ただもう少し見た目に派手なドリフトもサービスしてくれればなぁと思う部分があったのもホンネですが、これはこれでいいのかな、と。
走りのシーンが模造の夜ですが、それも考え方を変えれば車がよく見えていいじゃないと(笑)。
僕はNA8に乗っていたので珍しくはないのですが、この作品ならリトラのライトもじっくり見えますし!ね?




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秋本 治傑作集 下/秋本 治
秋本 治さんの傑作集というタイトルですが、実際には短いシリーズの二本が中心で、他単発では二作品が収録されるに留まってています。

こち亀のイメージが強い著者ですが、それぞれに個性的なキャラクターを操っているのはさすがです。
収録作品は以下。

□ 東京深川三代目
女子高生の女の子が祖父の仕事である昔気質の大工を継ごうと決意するまでを描いたシリーズです。
こち亀と同じく東京の下町が舞台に選ばれている為、作品の雰囲気はよく似ています。
両さんの感動物が好きな方にはうってつけの作品でしょう。
主人公である今時の女子高生を通して、義理や人情の大切さを感じる事が出来る良作です。
素材の大切さや人と人の繋がりの大切さ。
合理的なものばかり手に入れて暖かいものを失っていく現代へのアンチテーゼとなるでしょう。
ちなみにこの作品には両さんがゲスト出演し、更に特別編として二つの物語のキャラクターが絡み合う『両さんの大工入門』も収録されています。
ちなみに秋本さん自身もお気に入りのシリーズと言う事で、最終話で続編への布石が打たれています。

□ ライブ
こちらは読み切り一作のみです。
同じ島から出てきた夢追い人の二人が出会う物語です。
一人は島から出てきたばかりの歌手を志す青年、そしてもう一人はボクサーを志して東京へ出てきたものの思うような成果を残せずにいた少し年長の男性。
成果を残すことよりも続けること。
継続の大切さに対するメッセージが込められた作品で、著者に対するイメージが少し変わってくるような作品でした。ただし主人公の一人、力は両さんそのもの。
…こうやってストーリーとのバランスを取っているのだろうかと邪推してみたりします。

□ 花田留吉七転八倒
ヤクザとして生きている花田留吉が様々な職業に感動し、影響されてその都度ヤクザ稼業から足を洗ってその道へ飛び込んでみるというちょっと変わったコメディです。
こち亀でもよく出てくるシチュエーションですが、主人公が底抜けに心優しい、だけど紛れもないヤクザという設定が相まって少し違った感じに仕上がっています。
ちなみにシリーズ化する以前の『こちら人情民生課』も収録されており、こちらはヤクザから市役所の職員へ転身するという設定になっています。

以上の作品と、それに対する著者からのメッセージがついています。
それぞれの作品に対する愛情の深さにはただただ感嘆します。
キャラクターを生み出す人というのは、こんなにもそれぞれのキャラクターに思い入れをすることが出きるんだなぁと思います。
こち亀以外の作品にも触れてみたいという方にはおすすめです。



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ドラゴンクエスト ダイの大冒険37 さらば!!!愛する地上よ/三条 陸、稲田浩司
ダイの大冒険、最終巻です。

ダイが太陽になる作品です。

……。


以上。


ダイの竜魔人化、そしてバーンとの決着が描かれています。
最終決戦は35巻~になるので、興味がある人はその辺りからどうぞ。

ところで36巻で登場し、37巻でダイが復唱した名台詞があります。


残りの人生が50年だって5分だって同じ事だっ!!!
一瞬…!!!だけど…閃光のように…!!!
まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!!



これはポップの名台詞としてシリーズ中でも屈指の知名度と人気を誇る台詞ですが、僕はその前振りだったポップの母親の台詞が好きでした。

人間は誰でもいつかは死ぬ…
だから…みんな一生懸命生きるのよ



ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…


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