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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
忠臣蔵のことが面白いほどわかる本/山本博文
表紙には『確かな史料に基づいた、最も事実に近い本当の忠臣蔵!』とのキャッチコピーが記してあるので、さぞかし小難しい内容の本だろうと思って手に取った忠臣蔵の史実集です。

…で、開いて最初に出てくるのがウサギ
表紙だけすりかえられてるのかと思った。

この本、忠臣蔵について勉強しようとしているウサギ(モコちゃん)と、講師の一対一による会話スタイルで忠臣蔵について勉強する内容。
最も事実に近いはずの本が、これまでに読んだ忠臣蔵についての史料の中で最もフランクな雰囲気の本だった…!
しかも、ウサギ。

ただ、この本は意外に侮れない。
史料の選び方も、『後の時代に成立したものは、いくら面白くても信頼できないんだ』とバッサリ。
その上で信頼できる史料を日記や手紙、同時代の人が書いた覚書であると切り捨てる。
するとウサギも『やっぱり一番事実に近い話が聞きたいもん』とのたまう。
このウサギ、なかなか侮れない。

内容は忠臣蔵の出来事についての解説+その時代の背後関係など。
意外と忠臣蔵以外の部分に対する言及、冒頭部で言えば武士の身分の上下関係や吉良の名前が実は地位を指すモノである事といったような事も説明したり、後半では切腹の手順を説明したり、当時の武士の生活を知るための歴史の教科書としても興味深い内容です。

史料重視の姿勢で、ズバズバと諸説を一蹴したり、本の雰囲気と比べると不釣合いなほど本格的な内容です。

ただウサギをどう捕らえるか…。微妙に気持ちの高ぶりをそがれるような機会も多々。
吉良邸討ち入りでは『なんか僕、じ――んときちゃった』との感想…こいつ、オスだったのか。

イラストも多く、地図や写真、年表に四十七士が討ち入りの際に装着していた黒の小袖や武器、松明などもイラストつきなので、読んでいて想像しやすいです。

ちなみに堀部安兵衛の正しい読み方はほりえやすびょうえ…だそうです。
妙なところで厳しいんだ、このウサギと講師。

ちなみにウサギのイラストを描いている八木泉美(イラストはウサギ、本人はヤギ。)さんと著者の山本博文さんは実際に大学の先生と生徒さんだったそうです。



テーマ:**本の紹介** - ジャンル:本・雑誌


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黄色い顔/シャーロック・ホームズの回想 The Yellow Face
ワトソンが記録した事件の中で、ホームズの推理が失敗したのに事件が上手く解決してしまったという事件の一例として紹介されたのがこの『黄色い顔』事件です。

春浅いある日…ホームズは珍しくワトソンと一緒に散歩へ出ていた。
ワトソンは新緑を愛でながら、『気持ちの通じ合う同士に良く見られるように、殆ど黙ったままで二時間ばかりブラブラと歩い』ていたという。
色々と突っ込みを入れたくなる一文である。
恐らく当時のロンドンでの散歩というのは、現在の我々の想像をはるかに超越して楽しいものだったのだろうという事が推測されます。

しかし良い気分で親友との清々しい時間を過ごしたワトソンを悲劇が襲う。
自宅へ戻ってみると、依頼人が訪れていたものの、あまりに長い散歩に待ちきれずに一旦席を外してしまっていたのである。
ホームズはとがめるように私を見て言った。
この時点で既におかしい。
気持ちの通じ合うものによくあるように、殆ど会話もせずに歩いていたはずの二人ですが、某医者が思うほどは気持ちが通じ合っていなかったのかもしれません。
そしてホームズは次のような衝撃発言をします。
『これだから午後の散歩は困るんだ!』
…八つ当たりですか。

依頼の内容は家庭内の出来事に関するものだった。
アメリカ帰りで暮らすのに充分な遺産を持つ未亡人とホップ商の夫婦は幸せな生活を送っていた…が、ある日突然妻が結婚に際して全て夫の名義にしていた前夫の遺産から100ポンドを渡して欲しいと告げた。
…その理由は答えずに。

そして時期を同じくして近くに空き住宅に住み始めた謎の隣人…窓から覗くその顔は死人のように黄色で無表情だった。そして、その家へ彼の妻が隠れて出入りしている事が判った。
依頼人がこっそりとその住宅へ忍び込むと、そこには彼の妻の写真が飾ってあるではないか…。そして、そこへ訪れた彼の妻。
動転してしまった依頼人は妻の制止を振り切ってベーカー街を訪れたのだった。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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音楽が終わった夜に/辻 仁成
辻 仁成さんのエコーズ時代を中核に据えたエッセーです。
主に初期、アマチュア~メジャーデビュー前後の話が収録されています。

いまや作家として大成して、人によっては作家『ツジ ヒトナリ』は知っていても、ミュージシャン『ツジ ジンセイ』は知らない…仲にはCDを出した事がある、音楽でデビューしたということさえも知らない人も多いようです。

このエッセーの中にあるのは、よくあるバンドの一場面です。
ライブの最中に起こった出来事、タイバン、そして日常は、今のスマートな文学者といったイメージからはかけ離れた辻さんが見れます。貧しくても幸せそうなのは、若さや大好きな音楽を続けていくためだったのかもしれません。
音楽と共に過ごした時間と、出会った人々とのエピソードでは、後のエコーズメンバーや、名前を連ねる事もなく去ったメンバーが登場します。色々なメンバーの入れ替わりやバンドとの係わり合いというのは、距離をおいてみてみると実に面白いものです。
こんな音楽が鳴り止まない日々のエピソードをつづるのに、タイトルへ『音楽が終わった夜に』と名付けたのも、また興味深いです。

バンド時代にメンバーチェンジで参加したメンバーが、辻 仁成さんに対して、辻さんのボーカルばかりではお客様も飽きるでしょうと進言してツインボーカルになった時期があった事なんて、相当コアなファンしか知らないような事実も含まれています。
また逆境に強かったバンドはメンバーの怪我や、急な脱退でも逆にいい結果を残して見せた…。骨折をしたギタリストのままでこなしたライブの話なんて、読みながらニヤニヤしてしまいます。まるで友達のバンド活動の話を聞かされるような軽妙なエッセイは辻さんのイメージを変えてくれるのではないでしょうか。

多彩な音楽シーンの中で『どんなに音楽が進化しても、ここに帰ってくるとホッとする』と語った、シンプルなスリーコード。そういえば辻さんの楽曲はひねりが聞いたものも多い反面、とてもシンプルに作られた楽曲も多く見受けられます。

J-POPと呼ばれる大衆音楽シーンから身を退いた理由を、『大量消費型のシステムにうんざりした』と言いながらも、『あのコンサートが始まる直前の昂ぶりが好きだった』と語り、『僕はまた音楽と向かい合うことになる予感がする』と続ける。

そして2000年、この本の中で音楽の中に居たメンバー達は武道館にて一夜限りの再結成ライブを行います。

呼び戻される事が嬉しくて仕方なかった』。

客席からのアンコールについてそう綴った辻 仁成さん。
彼の耳には聞こえているだろうか。
未だに叫び続ける、エコーズへのアンコールの声が。


テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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謎と不思議の旅
TBS系列で放送されていた『新世界紀行』を単行本にしたもので、その中から謎と不思議の旅のシリーズをピックアップしたのが今作です。

この本で最も印象的だったのは、冒頭の『はじめに』。
悪い意味ではなく、一つの大きな仕事をやり遂げた人間の言葉の重みが込められた一冊だったように思います。
『ものの見方は一つではない』と語るのは番組のプロデューサーだった山田 護さん。
五年間という間に制作された番組一本に要した期間は三ヶ月…。
全てのシリーズの制作期間の合計はなんと47年9ヶ月分の期間にも及びます。
そうした壮大な番組のプロデューサーを務めた山田 護さんは『変わらぬ精神で、また、いつか復活させたいと思っています。』と締める。
彼自身の言葉で言うなら、『自然が好き、人間が好き』…そんな純粋な気持ちを持つ人だからこその言葉だと思います。

内容の概略は以下の通り。
オーパーツ・失われた記憶
その時代の技術では造りえなかったような存在。
太古に作られた完全な球体、ストーンボールや恐竜を知らないはずの人々が作った恐竜の土偶…。
神秘の『なぜ?』へ迫る章。
奇跡のルルド・世紀末の予言
世界各地で『マリア』が引き起こす奇跡。
時には病気を癒し、人々の命を救い、時には人の手で作られたマリア像から流れる涙であったり…。
マリアが現在に起こした奇跡の数々を追う章。
空白の古代史・卑弥呼は殺された!?
卑弥呼殺人事件!?
謎に包まれる古代史の女王、卑弥呼の正体を追う。
謎は解かれた。卑弥呼は比売大神だった…この章で下される結末とは?
暴かれた真実・古代地中海伝説
旧約聖書に出てくるモーゼやトロイといった神話を追う。
神話と史実…その狭間に埋もれる真実を追う章。
奇想天外・ナミブ砂漠のすぐれ者たち
砂漠に生きる生き物達。
過酷な大地に生きる命たちは、温暖な国に暮らす私達とは違う知恵や生態で生き抜いていく。
科学でさえ追いつけないような、その生命の神秘に迫る章。
悲劇の魔女・メデュウサの叫び
今でも魔女の代表格として知られるメデュウサ。
現在でも続く進行、そして焼き討ちにされたメデュウサの復讐とは…!?
閉ざされた楽園 ダニ族・一万年の時の狭間
現在でも私達が原始時代と呼ぶ時代と同じように暮らすダニ族。
文明から閉ざされた彼らが暮らす楽園には、歴史の教科書に載っていたような生活が息衝いていた。
しかし一方で流れ込み始めた文明は、彼らの生活を休息に変化させ始めていた。そんなダニ族のこれまでとこれからに焦点を当てた章。
命の記憶・魂に触れる手
手をかざす事で病気を治癒してしまう人が居る…。
科学を超越した力、そしてイメージによって眠れる治癒力を引き出す『イメージ療法』。
私達が持つ真の力とは…?



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環境保護運動はどこが間違っているのか?/槌田 敦
(笑)

環境問題に対し、市民レベルで行われているボランティアなどの環境保護運動をズバリと否定する内容の本です。

読んでいると内容は結構過激で、『牛乳パックはゴミ焼却場で燃やそう!』や『自然食だけでは偏食の害でからだを壊す!』など、一般的には良いものとされる事へNOを突きつけます。

対談形式で綴られるこの本では、現行の活動に対して否定的な著者と、肯定的な第三者(専門家ではない立場)の会話から内容が成立しています。

たとえば学校などボランティア単位で行う牛乳パックの回収を著者は否定します。その理由は次のようなものです。
牛乳パックや廃油の民間での回収は、ボランティアで行われていた為に業者としての回収業を追いやってしまい、最終的にはボランティアではカバーしきれない部分は回収できないままという事態を引き起こしてしまう。
中途半端に回収するのであれば、本来のやり方を崩してしまう結果にしかならない。


過激な内容が多いこの本ですが、中途半端になるならやらない方がいい場合もあるという点はとても勉強になりました。
意識の向上として、やらないよりは…と思いがちですが、そうとばかりは限らない。たとえそれが善意であったとしても徹底的でなければ意味が無い。それも確かに事実なのでしょう。

ただ、槌田さんの理論は過激です。

兄と妹の通う学校で牛乳パックの回収が行われてた時の事についての例には以下のようなコメントを寄せています。
学校で牛乳パックの収集を呼びかけられたので、まず兄に牛乳パックを持たせると、妹が学校へ持って行く分がなくなってしまう。
それでは良くないだろうという事で牛乳を余分に購入して飲んで妹に持っていかせる分を作る。
槌田 敦さんはこういう事態を想定して『パック入りの牛乳を買う運動になってしまっているわけです(笑)』と語る。
この研究家、(笑)まで使います。

他、クリーンエネルギーの施設が、施設の維持分もエネルギーを産み出せていないケースなど、見た目だけではダメなのだという事を、たまに(笑)を交えながら、からかうように、しかし真剣に語ります。

文章に対する反発心を抑えられれば、実にいい本だと思います。

こういう事に関しては色々な意見もあれば、温和な態度で挑む方、テロとまで評されるような過激な活動をする集団など様々です。なので自分の意見と合う活動家の方や、共感できる方の意見を手にする事もアリなんじゃないかと思うのですが、割り切った上で、槌田さんのようなはっきりとしたNO!を読んでみるのも面白いように思います。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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マルチメディアと著作権/中山信弘
1996年。
突然現れたように世間を巻き込んで急成長したインターネット。
そしてWIN95と共に登場した様々なマルチメディアのソフト…。
新たなジャンルの頭角と共に、著作権の変化を考えます。

変革の時代に警笛を鳴らすように著作財産法の研究科である中山信弘さんが送り出したのが、この本です。
時代柄が古いので、例えばYOUTUBEのようなサイトの存在や、アップローダーで行われている著作物の交換など、最新の問題に関してはタッチしていない本ですが、冒頭部での『著作権とは』の項目で説明する著作権、知的財産権というものの基礎についての記述は、今でも多くの人々にとって役立つ情報であり、多くの人々が知っていないといけない情報である事に変わりなく、その点について、この一冊は今でも重要な一冊です。

気をつけよう。



テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌


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天使と悪魔のわけまえ
世の中には信じられない偶然が存在します。
例えば、海難事故最大の悲劇といわれるタイタニック号の沈没事故と詳細まで似通った『タイタン号』の沈没を小説で描いていたモーガン・ロバートソン。(邦題:『愚行』)
フレミングが休暇の為に放置していた培養プレートから生まれたペニシリン…。
意図しない行動が意図しない結果や未来へつながる事が世の中には稀にあります。

ちょっとした偶然が産む奇跡と悲劇。
これらを『天使と悪魔のわけまえ』として、紹介していく本です。

有名なものが生まれるきっかけや、信じられないような偶然の一致。
ところどころ出来すぎでこじ付けじゃない?とうがった見方をしてしまう部分もあるものの、その大半は否定しようのない裏付けのある事実なのです。

紹介されている中から僕が一番驚いたエピソードを一つ紹介します。
ケネディとリンカーン…アメリカでも指折りの名大統領として知られ、同時にその最期を暗殺という形で閉じた二人という共通項を持ちますが、実はこの二人に共通するのはそれだけではなかったのです。
ケネディの秘書にはリンカーンという人物がおり、リンカーンの秘書にはケネディという人物がいた。
ケネディはフォード劇場で暗殺され、リンカーンはフォードの車に乗っているところを暗殺され、両名とも後任の大統領のファミリーネームはジョンソンだった…。
偶然というには出来すぎなほどの共通項です。

世の中、色々な偶然があるものです。
読めば読むほど驚きばかりが募る奇妙な一冊です。


テーマ:**本の紹介** - ジャンル:本・雑誌


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名馬シルヴァー・ブレイズ(白銀号事件)/シャーロック・ホームズの回想 Silver Blaze
競走馬の失踪事件です。
そういえばシュロック・ホームズでは名豚の失踪事件として描かれていたなぁ…とか、そんな思い出がある作品です。

競馬で連戦連勝の名馬がレースを直前に控えて失踪した…。
後に残されたのは調教師の死体。
片手には手術用に使うようなナイフ、そして事件直前に情報を求めて厩舎を訪ねた予想屋のネクタイ―。
警察は予想屋を容疑者として逮捕したが、依然として名馬の行方は掴めないままだった。
そしてホームズの元へ調査協力が求められたのだった。

事件としては結構ちょっとした情報が後で「へぇ~」と効いてくる感じの内容で面白かったです。
印象的だったのは事件の概要を話し合っているときにワトソンがホームズへ対して行った質問に対して、ホームズが『すばらしいぞ、ワトソン。すばらしい質問だ』と答えた事でした。
ほめているのか小ばかにしているのかよく判りません
でも前作の冒険途中からワトソンも成長しているというのがホームズシリーズの読みどころではないでしょうか。

ちなみにホームズが列車の速度を言い当てたのは通過算という数式。
さすが名探偵、同じように列車の窓からの景色を眺めても詩的な表現をする何処かの医者とは見るところが違います。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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わがモノたち/原田宗典
原田宗典さんによるエッセーです。
過去に所有していたモノについて振り返っているもので、憧れて買ったもの、原田さん的に表現すると『泡沫グッズ』…一時期のブームだけで消えていった商品、そして子供の頃に遊んだモノがエピソード月で紹介されたエッセー集です。

拾った腕時計をいとおしく思い警察へ届け出るかどうか思い悩んだ記憶(子供の頃って腕時計は一財産でしたよね)、そして人生の中で一度だけ空腹時に思わずかじってしまったフルーツ消しゴム(たまにジュースとか飲むとフルーツ消しゴムのことを思い出します)ハエかと思った。と友人に評されたサングラス(子供の頃ってサングラスは憧れたなぁ~。似合いもしないのに等々。
様々なモノに秘めた暖かいエピソードたち。

面白く、懐かしく、そして切ない。
誰でも似たような経験をしてきたんだなぁ…。
旧友と重手話をするかのような一冊です。

エコだとか、物を大事にしましょうだとか言われるより、こっちの方がずっとモノへ対する愛着が湧きます。しかも面白い。


テーマ:この本買いました - ジャンル:本・雑誌


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サザエさんの悲劇/世田谷サザエさん研究会
東京サザエさん学会が出した『磯野家の謎』に便乗して出た謎本の中で、本家の批判という路線を含んだ事で人気を集めた『サザエさんの秘密』の続編、『サザエさんの悲劇』は、磯野家の謎の内容に対する行き過ぎとも言える批判で、逆にバッシングを受ける結果となってしまった一冊です。

前作で、感動的な内容の後に磯野家の謎に対する批判があった為に興ざめしたという意見があったことから、前半部をその内容に割いた…という事で、前半部に磯野家の謎の内容に対する反論や間違いの指摘を集中させています。

…いや、その読者の方が言いたかったのは、そういう意味じゃない気がするのですが。

確かに磯野家の謎にも行き過ぎた表現があり、それが悪く言われる部分もあり、このサザエさんの悲劇の前作にあたる『サザエさんの秘密』は『謎』に対するいいフォローになっていたという意見もあったようですが、『ここで『東京サザエさん学会』の嘘や暴言をこっぱ微塵に暴く手筈になっている。』(サザエさんの悲劇、『はじめに』より)等、この作品自体に大人気ない雰囲気があります。

タラちゃんの生年月日を他のキャラクターを逆算することではじき出すと矛盾が生じる…という部分を、東京サザエさん学会が本物のタラちゃんは神隠しになってしまった!?と書けば、こちらでは著者である長谷川町子さんの仕事の都合を持ち出して否定する…。

漫画の矛盾から神隠しという言葉を持ち出すのも、漫画の矛盾に著者の実生活を持ち出すのも、どっちもどっちという言葉がこれほど判り易い例はないと思う。
そしてせっかく日本を代表する庶民を描いたアニメとして知られるサザエさんにとって、このような言い争いが展開されてしまったこと事態が、奇しくもこの本のタイトルどおり『悲劇』だったような気がしてなりません。


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探偵神宮寺三郎/夢の終わりに
ファミコン時代から続く最長寿の推理アドベンチャーシリーズとなった神宮寺三郎のPSにハードを移しての第二弾となったのが、この『夢の終わりに』です。
未完のルポが漫画タッチだったのに対し、今回はイラストもリアル、少し大人っぽい雰囲気の漂う感じに仕上げられ、以後に続く新世代の神宮寺三郎シリーズらしさを増した一作です。



□ ストーリー
ある朝、神宮寺三郎は悪夢から必死の形相で目覚める。
ようやく仕事の切れた朝、ゆっくり過ごそうと思っているところに電話が鳴る。助手の御苑洋子が電話を取ると、彼女の知り合いらしく、事件の依頼を申し込まれているようだった。
ストーカー調査の依頼から依頼人と知り合った神宮寺三郎。
彼の尾行により、彼女を悩ませていたストーカーを取り押さえ、事件は首尾よく終了した。しかし、依頼人は煮え切らないような表情を浮かべていた…。
そして数日後、依頼人は行方不明になった。

残されたキーワードは『PCD』。

自らの調査が甘かった事を痛感する神宮寺三郎、親友を救いたいと願う御苑洋子、そして姉の安否を気にかける依頼人の妹…。
そして連続する失踪事件を調査する熊野と、新たな相棒として紹介された野田…。

それぞれの思いの中、事件は意外な方向へ進みだす。
そして、明らかにされる神宮寺三郎と御苑洋子の出会い。

□ リアルなグラフィックでも変わらない神宮寺らしさ
このゲームで一番最初に出てくるシーンが神宮寺三郎が夢から慌てて目覚めるシーンです。目覚めたばかりなのに髪型はしっかり神宮寺してます。
サイヤ人か、お前は。

神宮寺三郎シリーズはアドベンチャーゲームとしてはシリアスな路線にあるものの、ファミコン時代から続いているせいか、ファミコンの頃のゲームでよく見られたシニカルなコメントがよく出てきて、意外と面白いです。
例えば、最初の私室で目覚めて依頼の電話をドア越しに聴いた神宮寺三郎で移動をキャンセルすると『昨日の俺はよく頑張った』との台詞が…。
疲れてます、名探偵。

他、調査中に縫ぐるみを何度も調べていると、『俺はこいつを気に入ってしまったのか? 』と、自問自答をし始めます。
こういうシニカルな感じって、大好きでした。さすが長寿シリーズ。昔のゲームはグラフィックなどは劣るものの、こういう遊び心がしっかりあったなぁと懐かしく思い返します。

□ 怖くなった御苑洋子
容量に余裕ができたせいなのか、PS以降のシリーズでは相棒役との関係もこなれてきた印象が強いです。
事務所へ出て、考えふけるためのコマンド、煙草を吸うを選択すると、いきなりじゅうたんが焦げていた と御苑洋子に叱られます。
また依頼人との会話で報酬は低くする事を確約する際に、余り取ると御苑洋子に怒られると伝えた後での依頼人との会話。
依頼人『洋子ってそんなに怖いんですか?』
神宮寺『そりゃあもう
こんな風に二人の関係を楽しむのもよし。

微妙に神宮寺三郎のキャラクターの変遷を感じたところで。
ネタバレ等は続き以降で。
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シャーロック・ホームズ傑作選/ドイル
シャーロック・ホームズの作品を集めた作品集です。
収録はボヘミア王家のスキャンダル、赤毛連盟、花婿の正体、五つぶのオレンジの種、ゆがんだ唇の男、まだらの紐の六つ。
これじゃ、ホームズの作品集というよりは、シャーロック・ホームズの冒険の傑作選という感じが…。よく見ると表紙のイラストの傍に“the ADVENTURES OF SHERLOCK HOIMES”の文字。
やられた。そういうことか…。

気になる日本語訳は中田耕治さん。
中田さんの翻訳は初めてでした。
まず第一印象は若々しい感じでしょうか。
どちらかというとハキハキ喋っているような雰囲気。
雰囲気的には児童文学向けのホームズシリーズに近いような感じです。
その点では今までに読んだ作品と比べるとちょっと雰囲気が違っていて面白かったです。

解説のほかに、コナン・ドイルの年表もついてます。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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ヤマケイポケットガイド/ 熱帯魚・水草
各種様々に揃ったポケットサイズの辞典をそろえるヤマケイポケットガイドの第22弾は熱帯魚と水草です。

このシリーズ、ポケットと冠している物の、シリーズのどれ一つとして決してポケットサイズではないという矛盾を抱えている物の、内容は非常に充実しています。

この『熱帯魚・水草』も小さいながらも内容はびっしり。
一つの魚に一頁を割き、分布域・生息域・大きさ・生活型・食べ物・水温・水質・繁殖・類似種・備考の項目と、それぞれの項目に対して特筆すべき内容を文章で記しています。
情報量は限られていても、熱帯魚の場合は生息域と生活型と水質で水槽のレイアウトを決めて、水温をあわせればきちんと飼育できるので、限られているというよりは厳選された情報でしょうか。
ただ、索引を見て安易に購入するのはよくないです。
意外と一つのページのメインの奴に近い種類で『こんなのもいます。』くらいの内容だったりします。

水草は代表的なものを幾つか並べている程度ですが、魚については代表的なところから、少しマイナーかな?というところまでを網羅しているので、よほどマイナー趣味の人でない限りは問題はないと思います。
これから始める人なら、コレを持参してペットショップへ向かうのも良いかもしれません…が、ポケットに入れて持参するとポケットが異常に膨張してあらぬ疑惑をかけられる危険性があるので気をつけてください。


テーマ:熱帯魚 - ジャンル:ペット


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17歳のポケット
山田かまちさんの作品を年代別に分けた『10歳のポケット』、『15歳のポケット』と同じシリーズで、山田かまちさんの高校時代、そして死に至る最後までの作品を収めた一冊です。
出版順に言えば、シリーズの中ではこの作品が一番最初に出ていたようで、表紙には、山田かまちさんの肖像に良く使われる見慣れた少し髪を伸ばし大人びた表情を浮かべる写真が飾られています。

作風は『15歳のポケット』の頃の作風をより尖らせた感じで、より抽象的に、より感情的に、より鮮明に…。
詩の内容はより迷い、混沌とした雰囲気です。
一浪を経ての高校入学は山田かまちさんの中に様々な変化をもたらしたのかもしれません。

色使い一つを見ても、既成概念から解放されたかのような独特の彩色で写実的というよりは抽象的に表現しており、素人目に見ると絵の具を塗りたくっているだけに見えるような、その奥から人間の姿が浮かび上がってきたり、思春期の青年の心情をそのまま絵にしたような、混沌とした複雑さです。

哲学者と表現したくなるような深遠さを醸しつつ、一方では年齢相応の純粋な恋愛感情で好きな女の子への思いを吐露したり、山田かまちさんの体の中には幾つもの人格が備わっていたのか、それとも思春期という時期にはその幾つもの人格を誰もが抱え、山田かまちさんはその全てを表現する事に長けていたのか…。

17歳、高校一年生。
既に貫禄さえ感じさせる圧倒的な存在感でした。
1977年8月10日、『明日の計画を考えなきゃならない』と綴ったその命が尽きるまでの記録でした。

解説は辻 仁成さん。
歌手としての作風が山田かまちさんに近い物があった為の人選のようですが、この解説の仕事がきっかけで初めて山田かまちさんの作品へ触れたそうです。
『十代の頃の僕自身ではないか』と綴り、『有難う』の言葉で占める解説でした。


テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌


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森が消えれば海も死ぬ-陸と海を結ぶ生態学-/松永勝彦
タイトルを読んで「え?」と思う人も多いはず。
僕もその一人でした。

様々な環境問題が叫ばれ、その中で森林伐採も問題になれば海洋汚染も問題になっています。
しかし、森林の減退と海への影響というと、余り聞かない内容です。
森は森で植樹をするし、海は海で汚れを垂れ流さないように気をつける、それはまったく別の作業だと思っている方が大半なのではないでしょうか。

著者の松永勝彦さんは、森~川~海という一つの繋がりから、環境問題について考えます。
森で育まれた栄養分が循環してやがて海の生物が生きていく糧になる…という視線から、『森と海をよみがえらせるには』という問題に取り組んでいます。
本のコンセプトからか、その方法は森と川を復活させていくことで、海も回復する…といった感じでしょうか。
環境というのは一つ一つが繋がり合って作り上げられているものなんだという認識を持たなければいけないのですね。
こういった問題を調べれば調べるほど、地球というのは非常によく出来たバランスによって成り立っている事を痛感します。何か一つでも不足していれば、他に何かも揃わない…この本で言えば、森が成立する事で、今のように海の生物が生きていける。
逆に関係ないと思って伐採してしまった事が、様々に環境に影響し、そのツケ払いをさせられているのが今の状況なのではないでしょうか。

魚を殖やすための植樹。
聞きなれない言葉が、僕らの知らないところで実を結んでいるのかもしれない。


テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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スヌーピーのずっこけ英会話学校
『本当に この本買うの?』が第一ページ目の、ピーナッツの漫画を英語学習の題材とした本です。
知識ではなく英語との付き合い方を―、そう問いかける本です。

内容は前述の通り。
見開きのページにピーナッツの四コマ漫画が一つ。
その漫画の中の会話を日本語訳し、文法について解説を加えるというもので、解説もフランクな表現に始終しています。
レベルは中学校レベルくらいです。

ところどころ、和訳だけでは伝わらない登場人物たちの台詞の表現について、こういう表現だったんだなぁと感じる部分もあり、なかなか面白かったです。

最後に英語の音辞典というコーナーがあり、効果音についての説明があり、様々な英語の効果音の表現方法が書いてあります。

勉強という感じではないけれど、なかなか面白い一冊です。

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母なる凪と父なる時化/辻 仁成
主人公は東京で同級生によるリンチ事件以来、学校へ行く事をやめてしまった高校生です。
そのまま大検を受けて大学から学業へ復帰する予定だったが、父親の函館への転勤を機に、地元の高校へ編入する事になった。
そこで自分そっくりの『レイジ』という少年と出会う。
そっくりな風貌を持ちながらも、中身は自分とは正反対の問題学生、レイジ。
二人はお互いにそっくりな容姿から言葉を交わし、やがて友人となる。

見知らぬ土地での密漁に飲酒、様々な不良行為や異性交遊、そして喧嘩。
新天地で、全く正反対の自分そっくりの人間を通して、新しい自分と出会う少年の青春を描いた小説です。

ネタバレ等は続き以降で。
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大江戸番付事情/石川英輔
江戸時代の生活…と言っても、その実情はなかなかわかりません。

教科書を読んで判ったような気がしても、石川英輔さんなどの江戸時代の研究家はそれは違う!と言う。
生き証人も居ないような過去の出来事…それを如実に物語るのが『番付』です。

今の時代で言う人気ランキング。
当時も人気のあった相撲の番付に倣って順位をつけます。
しかもその内容はオリコンでさえ舌を巻くほど多岐に渡ります。
王道の食事、日用雑貨はもちろん、人気の山から橋、お色気ネタまで色々な番付が行われ、まさに当時の庶民の声そのものです。

内容もさることながら行司の名前に至るまで非常に凝ったつくりです。
番付を作ること自体が江戸の人々にとっての娯楽だったそうです。

この本では沢山の番付の内容はもちろん、実際に配られた番付の写真も豊富に掲載されているので見所沢山です。


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シャーロック・ホームズの冒険/アーサー・コナン・ドイル
各レビューへの目次の記事です。
シャーロック・ホームズシリーズの人気を確立した短編集を集めた、シャーロック・ホームズの冒険。
時期的には四つの署名~ワトソンの結婚に伴う同居の解消前後の時期の事件で、無名の探偵がイギリスの誇る名探偵としての名を上げていく、そんな時期です。

短編個々のレビューへのリンクは以下。

・ ボヘミア国王の醜聞
・ 赤毛連盟
・ 消えた花婿
・ ボスコム渓谷の謎
・ 五つのオレンジの種
・ 唇のねじれた男
・ 青いガーネット
・ まだらの紐
・ 技師の親指
・ 未婚の貴族
・ 緑柱石の宝冠
・ ぶな屋敷

尚、今回読むに当たって選んだのはハヤカワ・ミステリ文庫の大久保康雄さんの訳した1986年の物です。
但し、赤毛組合のみは赤毛組合他からなる独自編集の短編集のレビューを兼ねています。


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爆笑問題の「文学のススメ」
爆笑問題+眞鍋かをりさんという組み合わせで深夜に放送していた番組、「文学のススメ」の本です。
毎回、色々な作家さんを呼び、一つのキーワードから作家さんの作品のスタイルや、素顔に迫っていく内容で、普段はテレビに出演しないような作家さんも出演していたので、本好きとしてはいつも楽しみにしていた面白い番組でした。

書籍化にあたっては、テレビで未放送分の会話+児玉 清さんとの対談という内容がプラスされています。

児玉 清さんとの対談は主に爆笑問題の太田 光さんと田中裕二さんの読書についてです。
田中裕二さんはそれほど好きそうではないですが、やはり太田 光さんは凄く読書家なのが伝わってきました。
太宰 治辺りは僕も好きなので、思わず頷きつつ読みました。

テレビの放送のゲストは以下。
1.『一匹狼のススメ』:花村萬月さん
自分のルールをしっかり持っているから世間に興味がない。
どうでもいい知識から自分を断つ事などなど。
笑顔でもこの人は迫力があると思う。

2.『COOLのススメ』:平野啓一郎
ブームに対して、熱くなるなよという客観的な視線。
長い歴史を顧みれば、これも一時的なことかもじゃん。
良い男だからこそ通じる部分はあると思う。

3.『怖い話のススメ』:岩井志麻子
よくテレビにも出てくる人。
普通の人が一番怖い…という話を切々と。
でもやっぱりこの人自身も相当怖い。

4.『勝ち負けのススメ』:松尾スズキ普段、何気ないことで勝敗を決めて、勝利を貯金しておく。
そうすると些細な事で腹が立たない!との弁。
…それって卑屈じゃない?とか思ったりして。

5.『ダメ恋愛克服のススメ』:倉田真由美
だめんずうぉ~か~の作者さん。
ダメ恋愛を客観的に振り返ってのお話。
でもやっぱりこの人自身も立派な現役うぉ~か~だと思う。

6.『ナンパのススメ』:藤田宜永
奥さんが先に直木賞をとっちゃった人。
ナンパする理由は優しさが欲しいから。
…浮気の理由にはいいかもしれない。

7.『快楽のススメ』:江川達也
快楽ポイントを少しずらして考えてみたり。
作風を変える理由には妙に納得。
たるるーとによく似てる思う。

8.『欲望のススメ』:中村うさぎ
コンプレックスからくる『欲望』について語る。
話題になった整形やブランド品漁りから自分の本質を探す。
…でもなぁ、と思いつつ。

9.『ロマンのススメ』:団 鬼六、加藤 鷹
官能系の人二人が来て色々話してた。

作家さんそれぞれに面白いですね。
やっぱりそれぞれにこだわりがあって、でも過度に変な人ではなくて。
この番組を通して読んでみようと思った作家さんもいました。
もう放送終了しましたが、実に惜しい番組でした。


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