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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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本の虫、中毒日記
読書感想文、乱発中。
うまくやってる人のクルマの秘密雑学
ドリキンの異名を取る土屋圭市さん。
そのドライブテクニックの高さはカーレース愛好家のみならずとも知るところで、彼の名前を冠したレースゲームを楽しんだ人も居るのではないでしょうか。

さて、そんな彼ですがドリフトのみならず車の色々な事に詳しいのも当然。
プロのレーサーが監修役として伝える車のメンテナンスから燃費運転、安全運転といった、実生活で役立つ運転術、そして車の選び方に至るまでの知識は非常に役に立ちます。

まず第一章では運転について。
車を傷めない運転方法、そして土屋圭市さんにどうしても期待してしまうスムーズな運転方法等が判りやすく掲載されています。
実践されている人の言葉だけに、わかりやすく説得力も抜群。
アイドリングの時にはDで待つほうがいい理由、そしてコーナリングの極意『出来るだけステアリングを切らないこと』…。
結構、思っていた事を覆される場面も多いと思います。

二章はメンテナンス。
した方がいい事、しない方がいい事…どちらとも、きちんと車に同いう事が起こるからそうした方がいいのかまでに言及。

三章は経済的な観点からの車の雑学。
燃費走行から、購入時の注意点まで詳しく書いてあります。
ここら辺はレーサーだけに、こだわりが感じられます。
この章の後半に進むに連れて、レーサーから離れて物知りなおっちゃんのようになっていきます。意外な一面でしょうか。

四章はトラブル対策。
特にスピードの事に関しては、一流レーサーの言葉だけに重みがたっぷり。
対処の仕方についても、これならどうにか出来るかな?と思わせる書き方をするのは、様々なトラブルと戦ってきたレーサーだからこそ?

五~七章は余り土屋圭市さんだからこそというものではなく、雑学です。
車好きなら読んでいて楽しめそうな内容です。

ちょっと慣れて自信過剰気味に知らず知らずになってしまっているかも?と思う人には、この一冊で気を引き締める事をお勧めです。



テーマ:ブックレビュー - ジャンル:本・雑誌


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推理クイズ 名所旧跡殺人事件の謎
作品集というと、短編を集めた物がすぐに思い浮かびますが、推理クイズも立派な作品集です。

事件解決の為に必要なヒントが散りばめられた、数ページだけの小説。
その続きは自分の頭で考えなければなりません。
次の答えのページをめくった時、事件は解決?それとも迷宮入り?

推理クイズの醍醐味、そして手軽さを生かしたのが今回の『推理クイズ名所旧跡殺人事件の謎』です。
文字通り、日本各地の名所旧跡といった観光地を舞台にした殺人事件による推理クイズなのです。

セクションは大きく以下の五つ。
トリックを看破せよ!
アリバイの壁をくずせ!
密室のカラクリを解け!
死者のメッセージを解読せよ!
現場に隠された「謎」に挑戦!

地域を活かした作品の数々を描くのは、推理作家の若手で作る点心会の面々です。
若桜木 虔、矢島 誠、新津きよみ、牧南恭子、庄村敦子、創田 仁、奈加村知子、夏野百合といった個性的なメンバー。この作品以外は知らなかったのですが、調べてみるとこういった面々で推理クイズの作品を幾つか出しているそうです。

各地の観光スポットを舞台に選んでいるので、観光本を読むくらいの気持ちで読める一冊です。
…まぁ全ての場所で事件が起こるけど。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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歴史人物おもしろ裁判所/大渕憲一
桃太郎の行為は、本当に正しいのか?

小学校の頃に、討論の授業で出た課題です。
これは余りにも幼稚な話題ですが、その延長線を真剣に考えたのが大学教授・大渕憲一さんの『歴史人物おもしろ裁判所』です。

歴史上の人物の行動を現在の法律(日本)で裁いて、当時との比較をするというもので、当時の行いを現在の法律で解釈し、その量刑を考えます。

裁かれるメンバーには、鼠小僧石川五右衛門清水次郎長といった映像化作品でも有名なメンバーのほかに、単に裁判というだけではなく、徳川綱吉の生類憐みの令と現在の動物保護法との比較なども行われています。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


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ドラマ シャーロック・ホームズ オリジナル・サウンドトラック
シャーロック・ホームズとの出会いは人それぞれだと思います。
世界的に有名な探偵ゆえに、児童文庫化されていたり、現在で言えば愛弟子や孫が活躍するシリーズ、三毛猫からホームズを知ったという人もいるでしょう。

その中で、映像化された作品から知ったという人も多いと思います。
ジェレミー・ブレット主演のホームズのドラマは、日本ではNHKで放送されており、現在に至るまで幾度も再放送がされる人気シリーズになっています。

その冒頭で流れるバイオリンの旋律に胸を躍らせた人もいらっしゃるでしょう。
実はこのドラマ内で流れる音楽はサントラとして発売されています。
パトリック・ゴワーズ作曲による楽曲の数々は、作品の名前を冠され、どれも非常に美しいものになっています。
聞き覚えがある人も、無い人も。
ベーカー街の雰囲気に浸るには外せない一枚です。
 (←視聴あり。)

テーマ:雑記 - ジャンル:本・雑誌


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四つの署名/コナン・ドイル The Sign of Four
シャーロック・ホームズシリーズ第二弾、The sign of fourです。
ホームズとワトソンの信頼関係もしっかり築かれ、設定の面でもワトソンの怪我の位置が脚に移動するなど、その後に続くホームズシリーズの土台が出来上がった感じです。
そして作品の冒頭からいきなり、ホームズの悪癖も披露されます。

インドへ行ったまま戻らない父親。
毎年送られてくる真珠。
そして失踪から十年後に娘へ送られてくる手紙。
手紙に呼び出され、手紙で許可されていた同伴としてホームズとワトソンの二人が出向く…。


コナン・ドイルの歴史小説家としての能力も充分に発揮されたミステリアスな雰囲気のある作品です。
そしてこの作品の中でワトソンの果たす役割は、単なる書記役を超える

また殆ど売れずに終わったホームズシリーズに短編の依頼が飛び込んできたのも、この作品の発表後。その短編たちが後のシャーロック・ホームズの冒険として大ヒットする事になるので、まさにホームズシリーズにおいて起死回生となった物語です。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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【モノの起源】がわかる本
商品やサービス、習慣やスポーツまで。
ありとあらゆる物事の起源を辿る本です。

身近で考えた事も無いような事の起源が出てくるので、驚いたり、妙に納得させられたり。
ただ知ったからと言って、別にどうって事もない。

まさに雑学

国会答弁で原稿の棒読みは規則違反なのに、行われているのは何故?とか、少し起源から離れて以前流行ったトリビア的な要素も含んでいる項目もあり、退屈はしない内容です。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学


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三毛猫ホームズの推理
シャーロック・ホームズ派生の作品の中でも、余りパスティーシュとして語られないのが、三毛猫のホームズを主人公とした異例の推理小説、三毛猫ホームズシリーズです。
ホームズ役が猫、ワトソン役が人間の刑事という移植の組み合わせで人気を博しています。
その第一作目がこの『三毛猫ホームズの推理』です。
久し振りに読んでみました。

しかし後の作品で知った人には残念な事に、第一作目の時点では後に続くシリーズの面影は余りありません。
内容自体も、登場人物が同じものの雰囲気が少し異なります。
ユーモラスで和やかな雰囲気を持つ後の作品に比して、この作品は全体的に陰鬱な空気とシリアスな展開が主体です。
三毛猫ホームズシリーズでも、ジャンルとしての『本格』の名作と言われるのはこの一作だけではないでしょうか。
本格の名作といわれるだけあり、作品中にヒントはちりばめられているのですが、最後にたどり着く結論に愕然とする事請け合い。
本格派としての赤川次郎さんの本領発揮の作品です。

この作品で三毛猫ホームズとも出会い、最終的には片山刑事が彼女の飼い主となります。
実は当初はホームズは事件に関係する人の飼い猫で、途中で宿無しになってしまったホームズを引き取ったのが、二人(一人と一匹)が一緒に暮らすようになるきっかけでした。
ホ庶民的な片山家とは異なるームズの意外なグルメな一面なども、この頃の名残なのです。

よく言われるのが、この『三毛猫ホームズの推理』は後々のシリーズ化を念頭においていなかったのではないかという事ですが、僕もその意見に賛成です。
シリーズ化する事になったので、第一作目の雰囲気から大きく路線変更をして明るく設定しなおされたのではないか、と。

実際のところは判りませんが、個人的には三毛猫ホームズとの出会いが描かれているという以外では、主要な登場人物の設定を同じくする、別作品として読んでしまってもいいと思っていますし、後のシリーズを読んでから一作目に手をつけたという人の好みに合わなかったとしても、それは充分にありえることだと思います。

ちなみにこの作品では片山晴美嬢の恋人を自称する石津刑事はまだ出てきません。
その代わりに『自称』ではない、片山晴美の恋人が登場するのです。

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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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鉄道ミステリー・パズル Part1
推理クイズの本ですが、普通の推理クイズの本は事件の概要を書いて、事件のトリック等を暴いて正解かどうか…というものですよね?
この本は鉄道ミステリーパズルの名に相応しく、電車の歴史、名前に始まって、仕舞いには駅弁の問題まで出る始末。

まさに鉄道に特化されたクイズなのです。

で、僕が持っているのは光文社文庫なのですが、パッと本の背を見ると飛び込んでくるのが鉄道ミステリーの大御所、日本が誇るアリバイの達人・西村京太郎の名前。
パッと見ると、西村京太郎さんの手による推理クイズの本!?と思い、西村京太郎サスペンスの美味しいところだけがこの一冊に凝縮されているのか…!と興奮してしまいそうになります。
しかし、慌てずに良く見てみましょう。

西村京太郎 監修

…監修。
微妙にニュアンスが違うような…。
でも、西村京太郎さんが監修を勤めて作り上げられただけに中身は先述の通り電車マニアから、サスペンスマニアまでを納得させる充実の一作。
鉄道サスペンスが好きなら、手に取らないわけにはいかないっ。

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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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The Original Illustrated "Strand" Sherlock Holmes
名探偵シャーロック・ホームズの作品、四つの長編、そして五十六の短編…その全てを、オリジナルそのままで読めるというもの。
イラストも原作当時のまま。
Sidney Pagetのイラストによって、その後のホームズがイメージ付けられた事を考えると、ファンとしてはぜひとも手にとって起きたい一冊。

そしてページ数が1,000を軽く超える。
そして…前編英語です。
これ、輸入物ですもんね。
ちなみにストランドと入っていても、それ以前の二作も収録。

同様に作品を一冊へまとめて掲載しているものは幾つか出ています。
その中で日本語訳されているシャーロック・ホームズ大全なら、日本語訳されていて、そしてイラストもシドニー・パジェット、更に翻訳が鮎川信夫さんと非常に贅沢な一冊になってます。
ただしこちらは鮎川信夫さんの逝去によって、彼の手で翻訳されなかった作品が省かれています。

しかし今回紹介する作品の方が作品数、そして雑誌へ連載されていた当時の雰囲気をそのまま伝えているという点でも優れています。
辞書片手に挑戦するもよし、もちろんイラストを楽しむもよし。
なんなら枕にするもよし。

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テーマ:オススメ本!! - ジャンル:本・雑誌


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敬語スラスラブック
よくある敬語の使い方の本です。
少し前に日本語練習帳の大流行もありましたが、こういう本を読むといざという時にスラッと言葉が出てきます。
用法がどうとか、文法が…という事もありますが、日本語の表現が確実に増えます。

この敬語スラスラブックは敬語の文例集。
ありがちなシチュエーションを挙げ、その場で答えるべき正しい敬語を掲載、そして答えてしまいそうになる悪い返答(正しくない敬語の用法等)との対比を行い、悪い返答の敬語の使い方のどこに問題があるのかを抜き出して解説します。

よくあるのが、仕事の電話では上司に敬語を使わないというシチュエーション。
例えば名前は苗字を呼び捨て、後は敬語を使わずに『席を外しております』という感じ。
ここまでは社会人なら判るはず
たまに相手の敬語につられて『○○(名前)は出かけられてらっしゃるようです』とかなんとか、呼び捨ての割りに敬語を使ってみたり、妙な日本語を使ってしまう人もいるようですが。

では、このシチュエーションを少し変えてみて…
電話の相手が上司の家族だった場合は?
実は、敬語が正解。
そんな細かいシチュエーションにも対応しているのが特徴。
途中、少しだけ礼儀作法などのコーナーがある以外は、ずっと一冊分をそういった文例に用いているので、一通り読むと非常に勉強になります。

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シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険
この作品が世界で最も有名な贋作ホームズの一つです。
映画化もされ、世界中の贋作ホームズの金字塔とも言える本作。
ニコラス・メイヤーがこの作品へつけた原題はThe Seven Percent Solution…約すると7%の溶液です。
これが意味するところは、四つの署名の中でシャーロック・ホームズが使用したコカインの濃度。
邦題からでは作品の内容を伺う事は出来ませんが、この作品の核となるのはシャーロック・ホームズのコカイン使用癖に関するものです。

重症のコカイン中毒…。
その治療に応じようとしないホームズに治療を受けさせるための方策を練るワトソン。
そしてウィーンの地で出会うジクムント・フロイト。
養生の為に出向いた地で事件に巻き込まれていくホームズ達。

奇抜なストーリー展開の中にも、チラホラとシャーロッキアンとしてのニコラス・メイヤーのニヤリとさせられるフレーズや設定の数々が混ぜ込まれているのも読みどころです。

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テーマ:オススメ本 - ジャンル:小説・文学


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シャーロック・ホームズの履歴書
世界的に有名な探偵、シャーロック・ホームズ。
その実在を信じて疑わない人々は世界中にいます。
そうした人の為に、聖典(シャーロック・ホームズシリーズの愛好家の間での呼称)の数を大きく上回る、研究書が世に出されています。

このシャーロック・ホームズの履歴書です。
ロンドン・シャーロック・ホームズ協会の会員でもあり、経済の出版物でも知られる著者によるもので、多くのシャーロック・ホームズ研究物が、非常に深く細かい研究や、聖典から想像しうる限りの推測なども交えた物が多い中で、この作品は当時の時代背景や、出てくる組織、施設などの解説に基礎をおくことで、時代背景やお国柄などを良く知らない日本人の読者にも、よりホームズシリーズを理解しながら読む事が出来るように書かれています。
他、作品の大体のあらすじを追った後の、シャーロック・ホームズの前に現れた女性などという興味深げな表題部も気になるところでした。

特にスコットランド・ヤードの解説部分や、その後の裁かれ方についての部分は一度目を通しておいた方が、シャーロッキアンとしてはいいかな?と思いました。

後、貴重な写真や挿絵も多数掲載されています。
当時の町並みや、スコットランド・ヤードや再現されたホームズとワトソンの部屋など、聖典を読むだけでは意外と判らなかった全容が見えます。
他、変わった部分だと現在ホームズへ依頼の手紙などを送った場合に返信されてくる手紙の内容も公開されています。

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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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もっとよくわかる世界の三大宗教
ここ最近本屋さんに行くと、沢山の宗教の本が並んでいるのを見かけます。
宗教の本自体は大抵どこの本屋でもコーナーがあって、そこへ沢山並んでいるのですが、そういうところの本というのは、なんちゅうか、深い世界への入り口が開けているような、凄く専門的な…タイトルを見ているだけで、満腹感が漂う本が多いように思います。
最近良く目にするのは、雑学の一種としての宗教の本。
ライトなタイトルから、本によっては表紙も漫画調…もちろん、漫画の作品まで多種多様。

そこで一冊を手にとって見ました。
それがこのもっとよくわかる世界の三大宗教 かなり素朴な疑問・篇です。

宗教の決まりや習慣、歴史などについて雑学形式で書かれています。
表紙に書かれている単純な疑問には旧約聖書と新約聖書の違いや、同じ事柄(結婚、性行為、命等)に関する宗教ごとの考えの違いなど…。
どちらかというと気になっていた事というよりは、普段なんとも思っていないけれど、言われてみると確かに…という感じの内容が多かったです。
仏教の事に関しては、意外と一般常識としての教養などとして、興味深い部分がありました。読み終わってみても、結局そういう本が増えている事情というのはよく判らなかったのですが、宗教紛争も絶えない時代。
基礎知識として、頭に入れておくのもいいかもしれませんね。

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テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌


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名探偵の挑戦状/赤川次郎、内田康夫、栗本 薫、森村誠一
赤川次郎の三毛猫ホームズ、内田康夫の浅見光彦、栗本 薫の伊集院大介、森村誠一の牛尾刑事の四人をピックアップ
現代の名探偵を集めたアンソロジーで、四人とも大体五十ページ程度の短を収録、それぞれに持ち味を活かした判りやすい作品が並んでいます。

こういうアンソロジーは大好きです。
作品の情報を得る機会が無いと、どうしても好きなシリーズだけ読み続けてしまうのですが、こうして手軽に手に取る機会があれば、色々な作品を読むことが出来る。

僕はこの本だと伊集院大介シリーズを読んだ事が無かったです。
ホームズシリーズ直系の作風が好きで、ここから読み始めました。

ちなみに、タイトルの割には普通の作品集です。何か趣旨があった上で作品を集めているという風ではありませんでした。
解説や前文もないので、特にコンセプト等は不明。
裏表紙には『名探偵が難事件に挑戦!』という一文が。
名探偵からの挑戦状とは逆の意味になってますが、何か。

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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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世界の名探偵コレクション10/シャーロック・ホームズ
世界の名探偵コレクション10は集英社文庫から出ている、有名推理小説をピックアップしたシリーズで、多数の名探偵と呼ばれる中から十名を選出、短編集の形にまとめて文庫化したものです。
そのシリーズの第一弾がシャーロック・ホームズ。

当然でしょう。

あ、いや。冗談ですよ。
他の探偵も遜色ない推理小説の世界を代表する名探偵ばかりです。

1997年に出ているだけあって、文庫としてのイメージも新しい。

↑のように、ホームズのイメージを象徴する三つのアイテムを描いた表紙もさることながら、個人的には日暮雅通さんの訳が凄くよかったです。
全て呼んだ事のある作品群でしたが、訳者が変わるだけで随分と作品や登場人物に対するイメージも変わるものです。
日暮雅通さんの訳だと、ホームズもワトソンも少し若く感じられます。

収録作品は順番に、マスグレーヴ家の儀式、青いガーネット、技師の親指、名馬シルヴァー・ブレイズ、緑柱石の宝冠、海軍条約事件の六作品に、訳者の日暮雅通さんの解説、そして林 望さんによる名馬シルヴァーブレイズの後日談(創作)と続きます。

最初にマスグレーヴ家の儀式を据えたのは、恐らく冒頭でのホームズの人柄についての説明が多いからだと思います。

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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学


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第174回「わたしの選ぶクリスマスソング」
トラックバックテーマより。

僕らの世代だと広瀬香美さんが思い浮かびますよね。
夏のTUBEと、冬の広瀬香美。最近の世代だと違ってくるのかもしれないけど、大体中高生くらいの頃は、この二人で二つの季節を牛耳っていたようなイメージさえあります。

結構、今よりもダイレクトなクリスマスソングが多かった?
『クリスマスキャロルの頃には』とかの定番もあったし、ちょっと変わったところだと、黒夢のMerry Christmas,I love youなんかも人気があったりして。

TM-RのBURNIN' CHRISTMASとかもありましたっけ。
過激でした。

僕が一番イメージとしてクリスマスソングとして残っているのは、ユニコーンの『雪が降る町』です。
クリスマスの歌ではなく、年末の歌なんですけどね。
素朴な、年末にありがちな風景を歌ったものです。
後にシングルでMORE BELL MIXのバージョンが出た印象が強いのでしょうか。

久し振りに活動を再開した井上陽水奥田民生のユニットですが、この二人が知り合ったきっかけも、井上陽水さんが雪が降る町の歌詞に共感したというものだそうです。

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽


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汽車旅は地球の果てへ/宮脇俊三
今、読んでいるのが宮脇俊三さんの『汽車旅は地球の果てへ』です。ついに国外にまで行っちゃった。

鉄道の紀行文で有名な宮脇俊三さんの軽快で素朴な読み易い文章は、僕にとって紀行文を読み始めるきっかけでした。
大学時代、通学の電車の中で電車による紀行文を読んでいたのも、いまや懐かしい思い出です。残念ながらお亡くなりになられてしまいましたが、僕の読書生活の中ではまだまだ読み足りない存在であり、新たな作品との出会いを切り開いてくださった存在です。

本書で出かけるのは、宮脇俊三さんいわく登山家にとってのエベレストのような存在であるペルーの中央鉄道
アンデス山脈へ向かうと最高地点で4,783メートルの高さまで通っていく高山鉄道です。

ネタバレ等は続き以降で。
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テーマ:オススメ本 - ジャンル:小説・文学


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シュロック・ホームズの冒険/ロバート・L・フィッシュ
シャーロック・ホームズには沢山のパロディがあります。
その中でも名作の誉れが高く、かつ奇抜な作品の一つがロバート・L・フィッシュが手がけた『シュロック・ホームズ』のシリーズです。

著者はジャック・ロンドンの未完成作だった『殺人株式会社』の続きをかき上げた事でも知られる人物です。
こちらの作品でも、どこからがジャック・ロンドンから書き手が代わったのか判らないという定評がありますが、書き手の表現などを上手く模倣する才能は、ここでも遺憾なく発揮され、原作の雰囲気を引き継ぎながらユーモアたっぷりな贋作ホームズを書き上げています。

勿論表紙もホームズそのもの。
僕が最初に手に取ったホームズシリーズがこれです。
間違えてですけど
びっくりしました。人気、実力共に世界最高峰の名探偵の作品にしては…あれ?と思ったものです。

そう思うのも当然。
色々な贋作ホームズがある中で、シュロック・ホームズシリーズの最大の特徴は言葉遊びによるミスリード
同音異義語により、事件を奇想天外かつ誤った方向へ導き、そして物語の最後で読む朝刊の記事の中に、事件の真実がそっと添えられているという、なんとも推理小説にあるまじき展開です。
言葉の横にふってあるルビの英語を注意深く読んでいると、更に面白さが倍増します。

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テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学


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緋色の研究/A Study in Scarlet
シャーロック・ホームズシリーズの記念すべき第一弾です。
今後、自分が読んだ本の感想を纏めておこうとブログを立ち上げたのですが、思い入れのあるこの作品から読んでみました。

物語の始まりはアフガニスタンの戦争で負傷して帰国したワトソンの自堕落な生活から描かれます。
後には個性豊かなシャーロック・ホームズの影に隠れて、なんとなく生真面目そうな性質に描かれているワトソンですが、最初の設定では結構生活が乱れていたりしていたんですね。
もちろん、それを改善しなければ!という決意をする辺りは、その後も変わらない生真面目な性格ゆえなのでしょう。

そう思ってとりあえず定住する部屋を求めていたところへ、共同生活の相手として出会ったのがシャーロック・ホームズでした。
全く接点の無かった二人ですが、共通の知り合いがおり、ワトソンもホームズも一人で暮らすには家賃が多少ネックだと思っていたところから引き合わされる事になりました。
初対面の瞬間、その後のホームズの定番となり多くの依頼者を驚かせてきた初対面の人物の来歴等々を読み取る観察力を披露してみせています。

そして、二人のベーカー街221Bでの生活が始まります。

共同生活の中で二人で挑んだ最初の事件が、この緋色の研究なのです。
この時には既にグレグスンレストレイドの両警察関係者も登場、後のホームズシリーズの主な登場人物も出揃い、毒殺事件を解決へと導いていきます。

ホームズはまだ経験が少なく名前も知られていなかった為に、ワトソンも含めて周囲の人々からホームズの推理力に疑惑の目が向けられているのが特徴的です。
第一部で事件の解決、そして第二部では小説家としてのドイルの本領発揮、事件に至るまでの犯人の心理を描写するという二部構成の作品です。

四つの署名での大ブレイクまで、なかなか日の目を見る事の無かったと言われる本作。
後のホームズシリーズとの設定の差異も幾つか目立ち、ワトソンの傷の位置、その後登場することの無かったワトソンのペットの存在、そしてワトソンによるホームズの人物評といった設定が見られます。
そういう細かい事を見つけるのも、シャーロッキアンの喜びだったりします。
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