本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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十津川警部二つの「金印」の謎/西村京太郎
僕には読みたい本の波があります。
…その波が一番大きいのが、西村京太郎さんです。
今は西村京太郎さんの波が来ていて、色々と読み漁ってますヽ(*>∇<)ノ
と言う事で、タイトルで選んでみた本を読んでみました。

□ あらすじ
この本はタイトルからも伝わってくるように、トラベルミステリーではありません。
かといって、一般的な推理小説ともちょっと違う作品です。

住む場所の異なる三人の男女が首を切断された状態で発見された。
彼らの共通点としては、日本史の研究をしている事と、現場に残されている「正義之国王」を名乗る人物の犯行声明が残されているという共通点があった。
そしてその声明文には国宝の『漢委奴国王』の金印が押されているのだが、その一つは存在すると考えられながらも見つかっていなかった『親魏倭王』の印であることが判明した。
そして、時を同じくしてアドベンチャー・ジャパンという研究団体がその金印を発見した事を発表し、そして幹部の一人がその金印を盗み出し、現在殺人を繰り返している犯人であると断定してみせたのだった…。


□ 内容
日本史の内容が多く出てくるので、日本史もミステリーも好き!という方には良さそうですね。
西村京太郎先生も、きっとお好きなのでしょう。
日本史の説明の部分になると、いきなり改行が殆ど無いまま文字が並ぶ、それこそ古文書のようなページがあるので、日本史が苦手な人はある程度忍耐しながら読む必要があるかもしれません。
また、同時に歴史上における重大な発見とされているものに対して、それは絶対に確実とはいえないものだ…とも取れるようなメッセージが含まれているのも興味深いですね。

ネタバレ等は続き以降で。
続きを読む…
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一千万人誘拐計画/西村京太郎
西村京太郎さんの作品はたまに奇抜なタイトルのものがあります。
気にはなるのですが、なんとなく妥当なタイトルを選んでしまう僕は保守派なのかもしれませんね♪
今回は思い切って、『一千万人誘拐計画』を読んでみました。
短編集です。
各収録作品については以下で。

□ 受験地獄
主人公は受験に遅れそうになった際に、ある方法で試験の開始時刻を遅らせました。
しかし、それはある人物に見つかっていたのです。
彼は強請られてしまうのですが・・・?
推理小説というには、少し社会派の色合いが強すぎる一作です。
でも、これも西村京太郎さんらしさですね。

□ 第二の標的
十津川警部モノです。
電車内の殺人事件を扱ったものですが、相棒が亀井さんじゃないのがちょっと新鮮かも。
目撃者だったかもしれない女性を巡っての第二の殺人事件を解決する作品です。
意外性のある展開は、短編ならではの勢いが楽しめます。

□ 一千万人誘拐計画
表題作で、こちらも十津川警部モノです。
都民全員を人質にしたという壮大な作品です。
事件そのものよりも、いつもとは違うキャラクターのように、飄々と描かれている十津川さんが印象的です。

□ 白い殉教者
女優の蝋人形がまるで殺されたように放置されていたところから始まる作品です。
徳大寺京介がという人物が探偵役です。
蝋人形の作りから犯人を推理してみせます。

□ 天国に近い死体
同じく徳大寺京介が探偵役で登場する作品です。
山頂付近で見つかった死体は、なんとパジャマ姿だった。
彼は誰に殺され、どうしてパジャマだったのだろうか…。
警察では普段着で殺され、身元を隠す為にパジャマに着替えさせたのだと推理したが、徳大事京介はパジャマである事を違和感を解消する為に、突飛なトリックを考案して見せます。
話が壮大ですが、なかなか読み応えのある作品です。

□ 感想
最近の作品から西村京太郎さんを知った方は、ちょっと雰囲気の違いに驚いてしまいそうな作品が集められた短編集だと思います。
短いからといって堅実な内容にするのではなく、寧ろ大きなトリックを持ってくる辺り、やっぱり上手だなぁと思いました。後、これまで十津川警部シリーズばかり読んでいたので、今回初めて徳大寺京介という探偵役を見たのですが、他の作品でも活躍されているようであれば読んでみたいと思ったのですが、今のところ今回登場した短編二つでしか活躍していないようですね。
西村京太郎先生はまだまだたくさんの新作を出されていますし、是非続編を出していただきたいですね♪




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イレブン殺人事件/西村京太郎
西村京太郎さんの古い作品を読んでみました。

西村京太郎さんと言えば、トラベルミステリーの大家といったイメージが強いですが、トラベルミステリーに移行する前の時期には、本格派(作品中にトリックに関する情報が全て提示され、読む側も推理する事が可能な作品)や、社会派(トリックだけではなく、犯人が事件を起こすに至った背後関係なども描かれた作品)を手がける作家さんとしても人気を博していました。

このイレブン殺人事件は社会派に属する短編集です。
今でも十津川警部は凄く社会派の視点で事件に取り組むキャラクターですし、全く社会派のイメージがなくなったとは思いませんが、この時期はまさに社会派の作品です。
収録作品は以下。

「ホテルの鍵は死への鍵」
「歌を忘れたカナリヤは」
「ピンクカード」
「仮面の欲望」
「優しい悪魔たち」
「裸のアリバイ」
「危険なサイドビジネス」
「水の上の殺人」
「危険な道づれ」
「モーツァルトの罠」
「死体の値段」


上記の全11作品が収録されているので、イレブンです。
てっきりサッカーチームが誘拐されるとかそういった作品かと思って読んだので、ちょっと落胆しました。
でもamazonを見たら一緒の感想を抱いている人がいて、ちょっと安心しました(笑)。

犯人側の目線から描かれる作品集で、短編という事もあって社会派の作品を楽しみたい!という方には少し物足りない部分も有るかもしれません。
逆に社会派っていうのはこういう作品ですよーという点を楽しむのなら、とてもいい入門になると思います。
勿論、量的に物足りないかなと思う部分はあっても、一つ一つの作品は社会派としての面でも、トリックなどの面でも充分に楽しめます。
この頃の西村京太郎さんの作品って、本当にいいんですよねー。
後期の多産期になると、どこかで見たようなトリックが出てきたりする事もあるので(笑)。

上記の作品では凄く身近にありそうな仮面の欲望や、女性の怖さはやっぱり社会派の華でしょう!といった裸のアリバイがお勧めです♪




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