本の虫、中毒日記

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

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死せる神の島(下)/下村家恵子
上巻に引き続き、下巻も読んでみました。

この作品はコンピューターゲーム(SFC版とPC版もあるそうです)版のソードワールドの原作、小説版というものです。
上巻はルールや世界観の説明も兼ねたような『単発シナリオ』を主体とした作品でしたが、下巻は『キャンペーンシナリオ』そのものです。
ミルリーフとの最終決戦ですね。

敵味方入り混じっての最終決戦はソードワールドから離れて見ても面白い。
最近少なくなってきた、正統派のファンタジー小説です。

ミルリーフの呪縛から解かれたリザン。
その後を知りたいなーと思って調べていたら、ネット上で『ふたりのラビリンス―ソード・ワールド短編集』という短編集の中にある、同じ著者の『緑の都市』という作品が続編に当たるようです。

ちょっと読んでみたいなー。



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死せる神の島(上)/下村家恵子
ソードワールドがDS版で出ていると聞いて、思わず懐かしい!と思ってしまいました。

…で、ゲームは買ってないのですが、SFC版ソードワールドの原作に位置する『死せる神の島』を読んでみました。
まずは上巻から。

この作品は長編の上下巻からなるのですが、上巻の方はソードワールドをよく知らない人向けの導入部も兼ねています。
幾つかの冒険をこなしながら、やがて本編へと接続していきます。
ソードワールド関連の本を始めて読む時にも、ルールブックを除いては入門編として最適でしょう♪

□ あらすじ
パーティはバート、リザン、シラルム、プラムの四人で始まる。
(バートとリザンは、兄弟のようにして育った人間で、シラルム、プラムはそれぞれエルフとグラスランナーと言う種族。)
彼らは冒険の中で手に入れた『神像の武器』を『奇跡の店』(あぁ、定番だなぁ…)へ売りにいった事をきっかけに、バラバラになっていた神像の武器を集めることを依頼され、諸国へと冒険へ出ることになる。
その途中、リザンは敵のつけていたペンダントへ魅了され、自分でも判らない何かを探し始めるのだった…。


□ ゲーム版との比較
SFC版のソードワールドは遊んだことがあるのですが、確かに原作です。
酒場へ行っては与えられるタスクをこなしていくゲーム版に対して、キャラクターに個性が付与されている為、ゲームの輪郭を感じながらも、既読のような退屈さは感じませんでした。
この本を読んだからゲームが退屈になることも、ゲームをしたことがあるから、この本を読み飛ばせるという事も無いでしょう。

□ 感想
SFC版でも感じたのですが、この作品は導入部から本編へと繋がっていく感じが本当にスムーズです。
流れるように巻き込まれていく感じでしょうか。
急に正義に目覚めるとか、最初から使命感を持っているとか…。
ソードワールドにおける冒険者って、そういうヒーローであって欲しいとは思わないんです。
お金の為じゃ寂しすぎますが、もっと庶民感覚の…ね?
大きな事件へと繋がってく、死せる神の島ですが、大きくなっていくまでの流れが、冒険者らしさを失わないままと言うのが、とても良いと思っています。





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ロードス島戦記2炎の魔神/水野 良
ロードスという名の島がある。

ロードス島戦記の続編となる2巻を読んでみました。

□ あらすじ
パーンが村を出て、魔女・カーラを打ち負かして2年の月日が経っていた。
カーラのサークレットを奪ったウッド・チャックを追いかけるために、彼はヴァリスの聖騎士という立場を捨て、エルフのディードリットと旅へ出ていた。
カーラに関連しそうなこと、そしてウッド・チャックの目撃情報を求めての旅だった。
そんな彼らが辿り着いたのは、ヴァリスでの戦いの際にパーン一行に目を掛けてくれていた傭兵王・カシューの治める国であるフレイムだった。
かつてから争っていた二つの民族だったが、事態は大きく動こうとしていた。
炎の民族が過去の盟約によってエフリートの力を得、カシューたちを追い詰めようとしていたのだった…。


□ 成長
前作から経過した時間は2年。
先の戦いからの生き残りで、ウッド・チャックとエト以外の主要登場人物は再登場しますが、それぞれに成長を遂げています。
やはり成長目覚しいのはパーンで、スイレンからは大局的な見地から一国の王のようであるとさえ言われています。
戦士としての能力も随分と高くなっているようで、前作のゴブリンとの戦いの頃とは見違えるような成長を遂げています。
カシューのパーンへ対する気に入り方も、どんどん強くなっていきます(^^;)
ディードリットは元々長く生きている筈なので、多少人間との生活に馴染んだと言うことでしょうか。
そしていつの間にか二人は良い関係になりつつあるようですね。
彼女は2年間というよりは、本作で大きな成長を遂げるので、そこは読んでからのお楽しみです♪
そしてスイレン。
二人は良い仲に…なーんて書いているのを横目に、前作でカーラに操られていたレイリアと結婚しています。
スイレンは前作の最後で、彼女を送り届けていました。
いわゆる、送り狼ですね。

□ 感想
前作の感想と重なりますが、本当に王道のファンタジーです。
世界の作りこみがきちんとされているのは、さすがグループSNEといったところでしょうか。
部族同士の戦いへ、上手く入り込む上位精霊たちの存在は、ファンタジーという世界観を失っても、きっと面白い作品に仕上がっていたことでしょう。
前作のカーラも、自身では世界を悪い方向へ導きたいと思っているわけではなく、方法論の違いからパーン達と対峙する事になりましたが、本作でも敵側として登場するナルディアという相手部族の長も、憎みきれない魅力的なキャラクターとして登場しています。
それぞれの考え方による対立という描き方は、勧善懲悪に傾きがちなファンタジー小説として、非常に読み応えがありました。
今後の展開にも期待していきたいですね。



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