FC2ブログ

本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

About Me

Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

最新入荷記事

本棚

カレンダー


10月 | 2020年11月 | 12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -


お勧め。


ポストで買取,eBook Off

年代別ブログ図鑑

皆様の感想文

トラックバック

ベストセラー

にほんブログ村 小説ブログ ミステリー・推理小説へ

【感想】扉は閉ざされたまま/石持浅海
久しぶりに推理小説を読んでみました。

石持浅海さんの碓氷優佳シリーズ第一作、扉は閉ざされたままです。
このシリーズの特徴は碓氷優佳というメインの登場人物が、主人公ではない点が挙げられます。

主人公は犯人です。
物語は主人公が殺人を犯すシーンから始まる、いわゆる倒叙ミステリーです。

■ あらすじ
主人公たちは大学のサークルの友人と、そのメンバーの1人の妹。
社会に出て久しぶりの同窓会を、メンバーの一人の兄が営むペンションで行うことにした。
犯人はここで殺人を犯し、それを事故としてやり過ごすための方策を練る。

その中に参加していた碓氷優佳は、1つの疑問点から徐々に事件の真相へ迫っていく。

■ 読みどころ
前述の通り物語の冒頭で殺害犯と、そのトリックについては一通り明かされています。
彼が施したトリックは大きく2つです。

・事故死に見える殺人
・開かない扉

前者は考えるまでもなく、自分が罪に問われないための方策です。
しかし扉が開かない理由とは?

実はその点について犯人は目的は語っているものの、理由を語っていません。
これは殺害動機についても同様です。
読者は目的達成の為にメンバーをミスリードしようとする犯人、そして真相に近付いていく碓氷優佳の2人の駆け引きを見ながら、段々と「理由」について理解していくことになります。

物語最後の大ドンデン返しも含めて、普段は倒叙は読まないよ、先に犯人が分かっているなんて面白くないよ!という方でも、十分に楽しめる内容だと思います。

ネタバレ等は続き以降で。

続きを読む…


もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
書く事が思いつかない人のための文章教室/近藤勝重
この本のタイトルについて補足するであれば、
「各テーマは決まっているのに、書く事が思いつかない人のための文章教室」
…そんな感じの本です。

文章の基本とテーマの膨らませ方、装飾の仕方についてが色々と記されています。
課題であったりスピーチであったり、一定の文字数が必要な場合があります。
まずはその文字数に合わせるような膨らませ方、そして内容を飾っていく…そんな感じです。

しかし著者の言う通り作文の書き方というのは、小学校では余り習った記憶がありません。
書き方について真面目に考えるようになったのは、就職活動での自己PRについて就職課の講習を受けた辺りからでしょうか。
それまでは確かに知りませんでした。

物凄く基礎的なところで、こんな文章はどうでしょう。

今日はいい天気でした。
公園に散歩に行きました。
久し振りにカメラを持っていきました。
まだ秋だというのに汗ばんでしまいました。
楽しかったです。


子供の日記にありそうな文章ですが、「ました」が続き過ぎている事や、行一つ一つが淡白すぎるという欠点があります。
これを著者の紹介する方法で少し変えてみます。

今日は小春日和に誘われて、近所の公園に行ってきました
久し振りにカメラを持って行ったので色々と撮影しながら歩いていると、いつの間にか汗ばんでしまう程でした。
とても充実した一日でした。

概ね、このような感じで字面としても読み易く、情景が思い浮かびやすいような文章を作るコツが得られます。

自分の文章が味気ないと思っていたり、なかなか必要な文字数やボリュームが得られないと悩んでいる方にお勧めの一冊です。



もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。
「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法/大嶋信頼
心の病の専門家による著作です。
「いつも誰かに振り回される」というのは、周りの人自分の心がにとらわれてしまっている状態を指します。

例えば誰かが機嫌が悪そうなのは自分のせいではないか?
そんな気持ちに陥ってしまうことが誰しもあるでしょう。
これこそが誰かに振り回されている状況なのです。

そういう風に考えると、この本は心の病と呼べるほど弱っていなくても、意外と幅広い人を対象にしているのかもしれません。

しかし個人的に気になったのは著者の不安定さです。
この人、大丈夫か!?…と、そんな気持ちになります。

こういう本のセオリーとして、机上の知識として「〇〇は××と言われています」というよりも、「私もこういう経験をしたので、〇〇は××です」と、自分の経験談を織り交ぜながら話す方がより伝わります。
著者がそれをきちんと実施しているのでしょうが、もしも内容全てが誇張無く著者自身の経験だとすれば、かなり精神的に脆い人なんだなと思います。
そして読んでいてヒヤヒヤします。

こういう本を読んだ物の、実は私はかなりアイアンハートの持ち主だったりします。
タイトルにある「誰かに振り回される」というフレーズが気になって読んだのですが、始終著者の心配をしながらの読書になってしまいました。

それだけに今心が弱っている、疲れているという方には、とても著者が身近に感じられるのではないでしょうか。



もしお役に立てましたら、クリックして下さい。喜びます、きっと。

ブログ内検索

amazonで探す

本の虫を管理する!

copyright 2007 本の虫、中毒日記 all rights reserved. powered by FC2ブログ.