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本の虫、中毒日記

読書感想文、乱発中。

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Fujisaki

Author:Fujisaki

基本はシャーロッキアン。
でも雑食の本の虫。資格からマンガまでそこに文字がある限りっ。

紙魚、コナチャタテとはちょっと違う本の虫ですので、駆除はご容赦下さい。

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【感想】櫻子さんの足下には死体が埋まっている/太田紫織
久し振りに本を読みきらずに投げ出しました。

端的に言うと昨今のムーブメントに思いっきり乗っかった後追い作品。
人間嫌いで無神経な美女、そしてそれに付き合う男が主人公です。

とりあえず女性に一癖つけないといけないだろうなという感じのキャラクター作りに無理を感じます。
主人公の少年の方についても、「そんなに嫌なのに離れないのは美人だから? それとも飯を食わせてもらえるから?」という疑問がついて回ります。
それと恐ろしいほどの無個性。女性の個性を際立たせるために男性を無個性にするというのは定番ですが、本当にビックリするほど無個性です。

ミステリーとしても特に取り上げる点は無く、あくまでも癖のある美女と少年の物語を読んでみたい人向け。
続編がたくさん出ているようですが、キャラクターのバランスの調整でもあったのでしょうか。
恐らく読むことはないと思います。


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【感想】三姉妹探偵団②キャンパス編/赤川次郎
どんな本?
三姉妹を主人公にした推理小説、第二弾です。
前作では家が燃えて大騒ぎになった三姉妹ですが、本作ではマンションの一室で安定した暮らしを取り戻しています。

本作では父親はアメリカ出張で不在です。

姉が学園祭の感じになり、コンサートに出演できる歌手を急遽手配する事になった。
刑事の国友のツテでなんとか出演交渉が出来たのは、既に旬を過ぎた歌手の神山田タカシだった。
しかしコンサートの準備を進めていく中で、死者が出て、どうやらそこには神山田タカシが過去に犯した不祥事が関係しているらしい…?

キャンパス編とある通り、長女の佐々本綾子の通う大学を舞台にした作品です。

感想
前作では火事によって、バラバラに行動する事になったので気付かなかったのですが…。
本作で感じたのが、次女の夕里子と三女の珠美が分からない。
「と夕里子が言った」、「と珠美が言った」という表現が無いと、よく判りません。

おっとりキャラの姉、しっかり者の次女、守銭奴の三女というところなのでしょうが、三女もしっかりしている上にお金の事ばかり話すわけではないので区別が苦しい。

後は出来るのか出来ないのかよく分からないトリックと、微妙に弱い殺人の動機というポイントは赤川次郎ファンなら受け入れられると思います。
堅苦しい事は言わずに1980年代の学生という雰囲気を楽しむべき作品です。




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【感想】天久鷹央の推理カルテ天久鷹央の推理カルテ①/知念実希人
どんな本?
自らも医師で、様々な医療ミステリーを手掛ける知念実希人さんの人気シリーズです。
ラノベ風というか、思い切りラノベですね。こういう本も書くのだなと軽く驚きました。

医療モノでは外科医が扱われることが多いですが、本作の主人公となる天久鷹央は内科医です。
同族経営の病院の理事長の娘で、医療に関して高い知識と記憶力を誇ります。
その能力を買われて、他の医師がら診断が下せなかった事例を解決する「統括診断部」を立ち上げ、その部長になっています。

しかし彼女の元には病気だけではなく、その推察力を頼った様々な事件がもたらされていた。

感想
作品としては怪奇現象のような事例を、医学で解決するという内容です。

一作目のプロローグは池から出てきた謎の生命体。
個人的にはちょっと苦しいかなと思う部分もありますが、きちんと説明されています。
二作目の人魂の原料はホラーエンドかと思いきや、上手くまとめた感じです。
三作目の不可視の胎児は、個人的には知念実希人さんのイメージ通りの作品です。
四作目のオーダーメイドの毒薬は医療過誤訴訟の問題点なども含めて、非常に興味深い作品です。

一巻の作品は以上です。
怪奇現象っぽく見せながら医学で解決するというスタンスなので、若干の苦しさは感じます。
専門的すぎてそうなのかどうか分からんという部分も(笑)
しかしそれを差し引いても、どの作品も上手くまとめてくるなぁと感嘆しました。

語り部役である小鳥遊など脇を固めるキャラクターも秀逸です。

続編も読んでみたいですね。


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